本コマンドは、ユーザが実行した処理の結果を資源配付に通知するためのコマンドです。
機能説明
ユーザ資源データの適用が完了したことをサーバに通知します。本コマンドは、ユーザ資源をdrmsapyコマンドで手動適用した後、サーバに適用結果を通知したい場合に使用します。
記述形式
drmscmp | -a rsc -g 資源グループ名 [-v バージョン・レベル] |
オプション
本コマンドの機能を定義します。本オプションは「rsc」と指定します。
適用を通知するユーザ資源の所属する資源グループ名を指定します。
資源グループ名は、ASCII(12文字以内)の英数字または「#」で指定します。
適用結果を通知する資源グループのバージョン・レベルを指定します。
バージョン・レベルは、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。省略した場合は、空白のバージョン・レベルが指定されたものとみなします。
復帰値
適用完了通知が正常に終了しました。
通信エラーが発生しました。処理ができません。
オプションの指定に誤りがあります。処理ができません。
システムにエラーが発生しました。適用完了通知ができません。
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin |
UNIX | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
DistributionOperation権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
【UNIX】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
使用例
資源グループを「TEXTDATA」、バージョン・レベルを「V11L10」、と指定します。
drmscmp -a rsc -g TEXTDATA -v V11L10
実行結果/出力形式
復帰値を参照してください。
機能説明
【Windows版】
資源配付に対して、バッチプログラムの実行結果を通知します。
【UNIX版】
資源配付に対して、シェル・スクリプトの実行結果を通知します。
記述形式
drmscmp | -a script [-u ユーザ情報] -c 結果コード |
オプション
本コマンドの機能を定義します。本オプションは「script」と指定します。
ユーザ情報を12バイト以内の半角文字列で指定します。
実行コードを0~255の数値で指定します。
復帰値として0が通知された場合は、資源配付はバッチプログラム/シェル・スクリプトの実行が正常に完了したものとして扱います。
1~255については、すべて異常として扱います。
復帰値
通知処理が正常に終了しました。
オプションの指定に誤りがあります。通知処理ができません。
システムにエラーが発生しました。通知処理ができません。
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin |
UNIX | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
DistributionOperation権限が必要です。
サーバ用バッチプログラムの専用コマンドです。
【UNIX】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
サーバ用シェル・スクリプトの専用コマンドです。
注意事項
本コマンドを同一のバッチプログラム/シェル・スクリプトから複数回実行した場合、最後に通知された情報が有効になります。
使用例1
実行コードを「0」と指定します。
drmscmp -a script -c 0
使用例2
実行コードを「1」、ユーザ情報を「"error"」と指定します。
drmscmp -a script -c 1 -u "error"
実行結果/出力形式
復帰値を参照してください。