資源の世代単位の配付/適用状況を確認します。
機能説明
指定された資源グループが、指定されたサーバまたはクライアントに未送信か、または未適用かを確認します。
記述形式
drmschk | -a rsc [-c 確認種別] [-g 資源グループ名] [-v バージョン・レベル] [-e 世代識別名] [-s システム名] [-k システム種別] [-l non | all | normal | abnormal] [-H own | other | all] |
オプション
本コマンドの機能を定義します。本オプションでは「rsc」と指定します。
運用状況を確認する種別を指定します。本オプションを省略した場合は、「send」が指定されたものとみなします。
未送信か否かを確認します。
未適用か否かを確認します。
確認するユーザ資源が所属する資源グループ名を指定します。資源グループ名は、ASCII(12文字以内)で、先頭が英字の英数字で指定します。本オプションを省略した場合は、登録されているすべての資源グループが対象となります。
確認する資源グループのバージョン・レベルを指定します。バージョン・レベルは、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。本オプションを省略した場合は、空白のバージョン・レベルを指定したものとみなします。
確認するユーザ資源が所属する資源グループの世代識別名を指定します。世代識別名は、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。本オプションを省略した場合は、登録されている該当資源グループの登録済最新世代が指定されたものとみなします。
確認するシステム(どのシステムの情報を出力するのか)のあて先システム名を指定します。あて先システム名は、ASCII(16文字以内)、またはシフトJIS(8文字以内)で指定します。あて先システム名には、ワイルド・カードを指定できます。この場合、あて先システム名全体を「"」(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。ワイルド・カードとして指定できるものは以下のとおりです。
*:任意個の任意の文字列
?:任意の1文字に対する文字
本オプションを省略した場合、すべてのシステムを対象とします。
確認するシステムの種別を指定します。本オプションを省略した場合、「serv」が指定されたものとみなします。
サーバのシステムへの送信/適用状況を確認する場合
クライアントのシステムへの送信/適用状況を確認する場合
確認した結果の出力形式を指定します。本オプションを省略した場合、「abnormal」が指定されたものとみなします。
確認結果は出力しません。
確認結果をすべて出力します。
確認結果のうち、正常となった情報だけを出力します。
確認結果のうち、エラーとなった情報だけを出力します。
確認するシステムが、運用管理サーバ配下のサーバ(以降、隣接サーバと呼びます)なのか、サーバ配下のサーバ(以降、非隣接サーバと呼びます)なのかを指定します。本オプションは、-kオプションが省略された場合、または「serv」を指定した場合に有効となります。本オプションを省略した場合、「own」が指定されたものとみなします。
隣接サーバのシステムに対して確認します。
非隣接サーバのシステムに対して確認します。
隣接サーバ/非隣接サーバのシステムに対して確認します。
復帰値
指定された資源は、すべて送信済または適用済です。
指定された資源が送信未または適用未のシステムが存在します。
オプションの指定に誤りがあります。確認処理ができません。
システムにエラーが発生しました。確認処理ができません。
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\drmssv |
UNIX | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
DistributionReference権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
【UNIX】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
サーバ用コマンドです。
注意事項
出力結果をもとに何らかの作業を行う場合は、リスト形式で説明した確認結果の帳票を、標準出力に出力しています。リダイレクション機能を使用して結果内容をファイルに出力し、そのファイルを解析してください。
2階層運用で、クライアントのメンテナンス版数を確認する場合は、資源グループ名に「SYSLEVEL」を指定して確認してください。
使用例1
資源グループ名を「TEXTDATA」、バージョン・レベルを「V11L10」、世代識別名が登録済最新世代の場合の送信状況を確認します。
drmschk -a rsc -g TEXTDATA -v V11L10
使用例2
メンテナンス版数「MENTE000」のクライアント適用状況を確認します。
drmschk -a rsc -g SYSLEVEL -v MENTE000 -k cl -c apply
実行結果/出力形式
以下に確認した結果の出力形式について示します。
2 (1) TEXTDATA V11L10 E001 SEND-CHECK (2) (3) (4) (5) 2 (6) SERV1 serv OK (7) (8) (9) SERV2 serv NG (7) (8) (9) BINDATA * E001 SEND-CHECK (2) (3) (4) (5) 2 (6) SERV1 serv OK (7) (8) (9) SERV2 serv NG (7) (8) (9)
(1)資源グループ数
(2)資源グループ名
(3)バージョン・レベル
(4)世代識別名
(5)確認種別
(6)システム数
(7)システム名
(8)システム種別
(9)確認結果
備考1)
確認種別は、以下のとおりです。
送信状況の確認
適用状況の確認
備考2)
確認結果は、以下のとおりです。
送信済/適用済
送信未/適用未
機能説明
指定されたメンテナンス版数が、指定されたサーバに送信済か否か、または適用済か否かを確認します。
記述形式
drmschk | -a rms [-c 確認種別] [-e 世代識別名] [-s システム名] [-l non | all | normal | abnormal] [-H own | other | all] [-v メンテナンス版数名] |
オプション
本コマンドの機能を定義します。本オプションでは「rms」と指定します。
運用状況を確認する種別を指定します。本オプションを省略した場合は、「send」が指定されたものとみなします。
送信済か否かを確認します。
適用済か否かを確認します。適用済か否かの判断は、以下の条件で行います。
サーバへの適用が正常で、全クライアントが適用済の状態。
サーバへの適用が正常で、一部のクライアントが未適用の状態。
サーバへの適用が正常で、一部のクライアントで適用異常がある状態。
サーバへの適用が異常、または適用されていない状態。
確認するメンテナンス版数を指定します。メンテナンス版数は、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。本オプションを省略した場合は、登録されているメンテナンス版数の登録済最新世代が指定されたものとみなします。
確認するシステム(どのシステムの情報を出力するのか)のあて先システム名を指定します。あて先システム名は、ASCII(16文字以内)、またはシフトJIS(8文字以内)で指定します。あて先システム名にはワイルド・カードを指定できます。この場合、あて先システム名全体を「"」(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。ワイルド・カードとして指定できるものは以下のとおりです。
*:任意個の任意の文字列
?:任意の1文字に対する文字
本オプションが省略された場合、すべてのシステムを対象とします。
確認した結果の出力形式を指定します。本オプションが省略された場合、「abnormal」が指定されたものとみなします。
確認結果を出力しません。
確認結果をすべて出力します。
確認結果のうち、正常となった情報だけを出力します。
確認結果のうち、エラーとなった情報だけを出力します。
確認するシステムが、運用管理サーバ配下のサーバ(以降、隣接サーバと呼びます)なのか、サーバ配下のサーバ(以降、非隣接サーバと呼びます)なのかを指定します。本オプションが省略された場合、「own」が指定されたものとみなします。
隣接サーバのシステムに対して確認します。
非隣接サーバのシステムに対して確認します。
隣接サーバ/非隣接サーバのシステムに対して確認します。
情報を参照するメンテナンス版数名を指定します。メンテナンス版数名は、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。本オプションを指定した場合は、個別メンテナンス版数とみなし、本オプションを省略した場合は、共通メンテナンス版数とみなします。
復帰値
指定された資源は、すべて送信済または適用済です。
指定された資源が送信未または適用未のシステムが存在します。
オプションの指定に誤りがあります。確認処理ができません。
システムにエラーが発生しました。確認処理ができません。
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\drmscl |
UNIX | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
DistributionReference権限が必要です。
サーバ用コマンドです
【UNIX】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
サーバ用コマンドです
注意事項
出力結果をもとに何らかの作業を行う場合は、リスト形式で説明した確認結果の帳票を、標準出力に出力しています。リダイレクション機能を使用して、結果内容をファイルに出力し、そのファイルを解析してください。
2階層運用のクライアントの運用状況は、“個別ユーザ資源の運用状況確認”で確認してください。
使用例
メンテナンス版数「E0001」の送信状況を確認します。
drmschk -a rms -e E0001
実行結果/出力形式
以下に確認した結果の出力形式について示します。
1 RMSLEVEL E001 SEND-CHECK (1) (2) 2 (3) SERV1 serv OK (4) (5) (6) SERV2 serv NG (4) (5) (6)
(1)メンテナンス版数
(2)確認種別
(3)システム数
(4)システム名
(5)システム種別
(6)確認結果
備考1)
確認種別は、以下のとおりです。
送信状況の確認
適用状況の確認
備考2)
確認結果は、以下のとおりです。
送信済/適用済
送信未/適用未