ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.53 drmsapy(自システムへの資源適用コマンド)

本コマンドは、サーバで受信した資源を自システムへ手動で適用するコマンドです。

1.2.53.1 メンテナンス版数の適用

機能説明

メンテナンス版数を適用します。

記述形式

drmsapy

-a rms [-v メンテナンス版数名] -e メンテナンス版数の世代

オプション

-a rms:

本コマンドの機能を定義します。本オプションは「rms」と指定します。

-v メンテナンス版数名:

適用するメンテナンス版数名を指定します。メンテナンス版数名は、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。本オプションを指定した場合は個別メンテナンス版数とみなし、本オプションを省略した場合は共通メンテナンス版数とみなします。ワイルドカード指定および複数指定はできません。

-e メンテナンス版数の世代:

適用するメンテナンス版数の世代を指定します。メンテナンス版数の世代は、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。

復帰値

0:成功

適用処理が正常に終了しました。

適用したメンテナンス版数中に、当サーバで適用する資源グループがありました。

1:成功

適用処理が正常に終了しました。適用したメンテナンス版数中に、当サーバで適用する資源グループはありませんでした。

3:処理継続不可能な使用者エラー

指定したメンテナンス版数がありません。適用処理ができません。

オプションの指定に誤りがあります。適用処理ができません。

4:プログラム・エラー

システムにエラーが発生しました。適用処理ができません。

エラーメッセージの内容に従って対処してください。

参照

資源配付/インントリ管理用コマンド(サーバ用)

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin

UNIX

/opt/systemwalker/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

使用例1

共通メンテナンス版数の世代を「RMS001」とします。

drmsapy -a rms -e RMS001

使用例2

個別メンテナンス版数名を「Contents」、世代を「RMS00000」とします。

drmsapy -a rms -v Contents -e RMS00000

実行結果/出力形式

復帰値を参照してください。

1.2.53.2 ユーザ資源の適用

機能説明

本コマンドは、ユーザ資源の適用を自動化できない場合に、手動で適用を行うためのものです。受信したユーザ資源を、資源グループ単位で適用します。

記述形式

drmsapy

-a rsc -g 資源グループ名 [-v バージョン・レベル] [-e 世代識別名]

オプション

-a rsc:

本コマンドの機能を定義します。本オプションは「rsc」と指定します。

-g 資源グループ名:

適用するユーザ資源の所属する資源グループ名を指定します。

資源グループ名は、ASCII(12文字以内)の英数字または「#」で指定します。

-v バージョン・レベル:

適用するユーザ資源の所属する資源グループのバージョン・レベルを指定します。バージョン・レベルはASCII(8文字以内)の英数字で指定します。本オプションを省略した場合は、空白のバージョン・レベルを指定したものとみなします。

-e 世代識別名:

適用する資源グループの世代識別名を指定します。適用は指定された世代まで行われます。世代識別名は、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。本オプションを省略すると、資源グループに属している未適用の世代をすべて適用します。

復帰値

0:成功

適用処理が正常に終了しました。

3:処理継続不可能な使用者エラー

指定した資源グループ名がありません。適用処理ができません。

識別名で指定された世代がありません。適用処理ができません。

オプションの指定に誤りがあります。適用処理ができません。

4:プログラム・エラー

システムにエラーが発生しました。適用処理ができません。

参照

資源配付/イントリ管理用コマンド(サーバ用)

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin

UNIX

/opt/systemwalker/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

注意事項

【Windows版】

使用例

資源グループ名を「TEXTDATA」、バージョン・レベルを「V11L10」、世代識別名を「E010」とします。

drmsapy -a rsc -g TEXTDATA -v V11L10 -e E010

実行結果/出力形式

復帰値を参照してください。