ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition1.2.194 MpFwSetDup(運用管理サーバ二重化設定コマンド)

機能説明

本コマンドは、オプション指定により、運用管理サーバ二重化(連携型)環境の設定/解除、被監視運用管理サーバの追加/削除などを行います。

記述形式

MpFwSetDup

-f 機能名 [-a -c 接続方法 -h ホスト名 -s サブネットアドレス -m サブネットマスク/プレフィックス長 -o ホスト名]

オプション

-f 機能名:

本コマンドが実行する機能を以下から指定します。

prm:

運用管理サーバ二重化(連携型)の主系サーバの設定をする場合に指定します。

sec:

運用管理サーバ二重化(連携型)の従系サーバの設定をする場合に指定します。

rem:

運用管理サーバ二重化(連携型)の主系サーバ/従系サーバの設定を解除する場合と、連携する運用管理サーバ二重化(連携型)の従系サーバを削除する場合に指定します。

add:

連携する運用管理サーバ二重化(連携型)の従系サーバを追加する場合に指定します。

chg:

運用管理サーバ二重化(連携型)の主系サーバを変更する場合に指定します。

mod:

本コマンドにより設定した情報を変更する場合に指定します。

inf:

本コマンドにより設定した情報を表示する場合に指定します。

-a:

-fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。

rem:

運用管理サーバ二重化(連携型)の主系サーバ/従系サーバの設定を解除する場合に指定します。

-c 接続方法:

接続方法を指定します。

0:

常時接続

1:

必要時接続

-fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。

sec:

運用管理サーバ二重化(連携型)の主系サーバとの接続方法を指定します。省略された場合は必要時接続として設定します。

add:

追加する運用管理サーバ二重化(連携型)の従系サーバとの接続方法を指定します。省略された場合は必要時接続として設定します。

chg:

変更後の運用管理サーバ二重化(連携型)の主系サーバとの接続方法を指定します。

mod:

連携する運用管理サーバとの接続方法を変更する場合に、変更後の接続方法を指定します。

-h ホスト名:

-fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。

sec:

運用管理サーバ二重化(連携型)の主系サーバのホスト名を指定します。

rem:

削除する運用管理サーバ二重化(連携型)の従系サーバのホスト名を指定します。

add:

追加する運用管理サーバ二重化(連携型)の従系サーバのホスト名を指定します。

chg:

変更後の運用管理サーバ二重化(連携型)の主系サーバのホスト名を指定します。

mod:

変更対象となるサーバのホスト名を指定します。

-s サブネットアドレス:

-fオプションで次の機能が指定され、主系サーバで実行された場合に有効となります。

add:

運用管理サーバ二重化(連携型)の従系サーバのサブネットアドレスを指定します。

-m サブネットマスク/プレフィックス長:

-fオプションで次の機能が指定され、主系サーバで実行された場合に有効となります。

add:

運用管理サーバ二重化(連携型)の従系サーバのサブネットマスク/プレフィックス長を指定します。

-o ホスト名:

-fオプションで次の機能が指定された場合に有効となります。

mod:

変更後のホスト名を指定します。

復帰値

0

正常終了。

-1~-3:

異常終了。オプション指定が誤っているか、内部処理でエラーを検出しました。

参照

運用理サーバ二重化設定用コマンド

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin

Solaris
Linux

/opt/systemwalker/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】

注意事項

同時に実行できるコマンドのインスタンスは1とします。

使用例1

運用管理サーバ二重化(連携型)の主系サーバの設定を実施します。

MpFwSetDup -f prm

使用例2

運用管理サーバ二重化(連携型)の従系サーバの設定を実施します。なお、運用管理サーバ二重化(連携型)の主系サーバのホスト名は「hosta」、接続方法は「必要時接続」とします。

MpFwSetDup -f sec -h hosta 

使用例3

運用管理サーバ二重化(連携型)の従系サーバで、運用管理サーバ二重化(連携型)の従系サーバの追加を実施します。なお、追加する運用管理サーバ二重化(連携型)の従系サーバのホスト名は「hostb」、接続方法は「常時接続」とします。

MpFwSetDup -f add -h hostb -c 0

使用例4

運用管理サーバ二重化(連携型)の主系サーバで、運用管理サーバ二重化(連携型)の従系サーバの追加を実施します。なお、追加する運用管理サーバ二重化(連携型)の従系サーバのホスト名は「hostb」、サブネットアドレスは「10.10.10.0」、サブネットマスク/プレフィックス長は「255.255.255.0」、接続方法は「常時接続」とします。

MpFwSetDup -f add -h hostb -s 10.10.10.0 -m 255.255.255.0 -c 0

使用例5

運用管理サーバ二重化(連携型)の主系サーバ上で、連携する運用管理サーバ二重化(連携型)の従系サーバの削除を実施します。なお、削除する運用管理サーバ二重化(連携型)の従系サーバのホスト名は「hostc」とします。

MpFwSetDup -f rem -h hostc

使用例6

運用管理サーバ二重化(連携型)の主系サーバの設定解除を実施します。

MpFwSetDup -f rem -a

実行結果/出力形式