機能説明
運用管理サーバの利用するObjectDirectorのネーミング設定を変更します。
本コマンドは、運用管理サーバのホスト名を変更した場合に使用します。
記述形式
MpFwNmchg | - R |
MpFwNmchg | - I |
オプション
運用管理サーバが使用するObjectDirectorのネーミング設定を削除します。
環境構築済みの環境で利用できます。
Systemwalker Centric Managerのサービス/デーモンが停止している状態で実行してください。
本オプションでコマンドを実行すると、Systemwalker Centric Managerのサービス/デーモンの起動は抑止されます。また、Systemwalker Operation Manager V11.0L10/11.0以降と共存している環境の場合は、Systemwalker Operation Managerのサービス/デーモンの起動も抑止されます。
運用管理サーバが使用するObjectDirectorのネーミング設定を登録します。
-Rオプションにより削除を行った環境で利用します。
本オプションでコマンドを実行すると、Systemwalker Centric Managerのサービス/デーモンの起動抑止が解除され、サービス/デーモンが起動します。また、Systemwalker Operation Manager V11.0L10/11.0以降と共存している環境の場合は、Systemwalker Operation Managerのサービス/デーモンの起動抑止も解除され、サービス/デーモンが起動します。
復帰値
正常終了
異常終了
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.dm\MpFwbs\bin |
Solaris | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows版】
Administrator権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
非クラスタ環境でのみ実行可能です。
【UNIX版】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
非クラスタ環境でのみ実行可能です。
注意事項
必ず、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“運用管理サーバのIPアドレス、ホスト名を変更する”に記載されている手順に従って利用してください。
使用例
【Windows版】
ネーミング設定を削除する
C:\Systemwalker\MPWALKER.DM\MpFwbs\bin\MpFwNmChg -R
ネーミング設定を登録する
C:\Systemwalker\MPWALKER.DM\MpFwbs\bin\MpFwNmChg -I
【UNIX版】
ネーミング設定を削除する
/opt/systemwalker/bin/MpFwNmChg -R
ネーミング設定を登録する
/opt/systemwalker/bin/MpFwNmChg -I
実行結果/出力形式
以下のメッセージを出力します。
Completed successfully.
エラーメッセージを出力します。