機能説明
本コマンドは、インターネット標準プロトコルを使用したマルチサイト型の全体監視運用で、ポリシー配付する場合に必要となるメールサーバ情報の設定を対話形式で行います。また、運用管理サーバがメールサーバ(SMTPサーバ)に接続する際、POP認証を行う指定ができます。
記述形式
MpFwSetMail | [-d] |
オプション
本コマンドが設定した情報を削除する場合に指定します。
復帰値
正常終了。
異常終了。オプション指定が誤っているか、内部処理でエラーを検出しました。
異常終了。メールサーバ情報の設定時に、以下の項目に何も入力しないで[Enter]キーを押下したため、処理が中止されました。
SMTPサーバ名
メールアドレス
POP3サーバ名
POP3サーバのユーザ名
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin |
Solaris | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
システム管理者(Administratorユーザ)でのみ実行可能です。
運用管理サーバで実行可能です。
【Solaris/Linux】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
注意事項
同時に実行できるコマンドのインスタンスは1とします。
使用例1
メールサーバ情報の設定、または変更を実施します。
MpFwSetMail
使用例2
本コマンドで設定したメールサーバ情報の削除を実施します。
MpFwSetMail -d
出力形式1
メールサーバ情報の設定を実施します。何も入力しないで[Enter]キーを押下した場合、処理は中止されます。パスワードの入力はエコーされません。
MpFwSetMail Enter SMTP server name : mail.aa.aaa.aa.jp Enter mail address : sw@aa.aaa.aa.jp Enter POP3 server name : mail.aa.aaa.aa.jp Enter POP3 user name : popuser Enter password: Re-enter password: Enter POP authentication (default: on) [on, off] :on MpFwSetMail successfully setuped.
出力形式2
本コマンドでメールサーバ情報を設定した後に、再度コマンドを実行するとメールサーバ情報の変更が実施されます。変更しない項目は、何も入力しないで[Enter]キーを押下してください。下記の例は、POP3サーバ名とユーザ名を変更します。
MpFwSetMail Enter SMTP server name [mail.aa.aaa.aa.jp] : Enter mail address [sw@aa.aaa.aa.jp] : Enter POP3 server name [mail.aa.aaa.aa.jp] : POP3.aa.aaa.aa.jp Enter POP3 user name : pop3usr Enter password: Re-enter password: Enter POP authentication (default: on) [on, off] :on MpFwSetMail successfully setuped.