本コマンドは、Systemwalkerコンソールを強制切断します。
機能説明
運用管理サーバまたは運用管理クライアントで、Systemwalkerコンソール使用時に、電源断やアプリケーションエラーなどで運用管理サーバに接続されたまま停止してしまう場合があります。
本コマンドは、運用管理サーバに接続されているSystemwalkerコンソールを強制的に切断します。
記述形式
MpBcmDcon | -ALL|セッション番号 |
オプション
接続中のすべてのSystemwalkerコンソールを強制切断します。
強制切断したいセッションのセッション番号を指定します。
セッション番号はMpBcmUsrlstで求めることができます。
復帰値
常に0を返却します。
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\Mpwalker.dm\bin |
実行に必要な権限/実行環境
Administrator権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
注意事項
本コマンドの実行前に、切断するSystemwalkerコンソールが実際に使用されていないことを確認してください。
使用例1
運用管理サーバに接続されている、すべてのSystemwalkerコンソールを強制切断します。
c:\Systemwalker\MPWALKER.DM\bin>MpBcmDcon.exe -ALL MpBcmDcon Completed.
使用例2
利用者が「doi」、ホスト名が「baron」のSystemwalkerコンソールを強制切断します。
c:\Systemwalker\MPWALKER.DM\bin>MpBcmUsrlst.exe sessioncode userid hostname sessiontime 881463 doi baron 0:52:35 881470 sakai tama 0:15:20 c:\Systemwalker\MPWALKER.DM\bin>MpBcmDcon.exe 881463 MpBcmDcon Completed.
実行結果/出力形式
常に、以下の文字列が表示されます。
MpBcmDcon Completed.