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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.106 mpaosactrev(アクション実行履歴の表示コマンド)

機能説明

イベント監視の条件定義に設定されているアクションの実行履歴を表示します。

記述形式

mpaosactrev

[-vpluaegrs] [-O filename] [-S starttime] [-E endtime] [-W workdir]

オプション

-vpluaegrs:

出力する情報を指定します。省略した場合は、すべての情報を出力します。

v:

アクションを実行する契機となったイベントの情報

p:

ショートメールアクションの情報

l:

メールアクションの情報

u:

ポップアップアクションの情報

a:

音声通知アクションの情報

e:

イベントログ出力アクションの情報

g:

アプリケーション起動アクションの情報

r:

リモートコマンドアクションの情報

s:

SNMPトラップアクションの情報

-O filename:

アクションの実行履歴を出力するファイルを指定します。省略した場合は、標準出力に表示します。

-S starttime:

アクションの実行履歴を出力する先頭の時刻を指定します。省略した場合は、保存しているアクションの最も古い実行履歴から表示します。starttimeは、以下形式の12桁の数字で指定します。

YYMMDDhhmmss:

YY: 西暦の下2桁

MMDD: MM月DD日

hhmmss: hh時mm分ss秒

-E endtime:

アクションの実行履歴を出力する最後の時刻を指定します。省略した場合は、保存しているアクションの最も新しい実行履歴までを表示します。endtimeは、以下形式の12桁の数字で指定します。

YYMMDDhhmmss:

YY: 西暦の下2桁

MMDD: MM月DD日

hhmmss: hh時mm分ss秒

-W workdir:

アクションの実行履歴を表示するための作業用ディレクトリを指定します。省略した場合は、Systemwalkerがインストールされているディレクトリを作業用ディレクトリとして使用します。

復帰値

0:

正常終了

0以外:

異常終了

参照

アクション実行履歴ファイル

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\bin

UNIX

/opt/FJSVfwaos/usr/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

注意事項

使用例1

アクションの実行履歴を標準出力に表示します。

mpaosactrev

使用例2

1時から6時までに実行された音声通知アクションの履歴を表示します。

mpaosactrev -va -S 0309300100 -E 0309300600

実行結果/出力形式

mpaosactrev(アクション実行履歴の表示コマンド)を実行すると、以下のように表示されます。

【Windows版】

2010/03/10 04:48:10 11 EVENT      TEXT="AP:MpAosfB: ERROR: system error occured"
NODE=host1.domain.com TIMESTAMP=20100310044810.000+540
2010/03/10 04:48:10 11 ACTION     LINE=2[HALT] PAGER,PROGRAM
2010/03/10 04:48:10 11 PAGER   20 REQUEST
2010/03/10 04:49:10 11 PROGRAM    START CMD="cmd.exe /C c:\tool\bin\recover.bat -q"
2010/03/10 04:49:10 11 PROGRAM    NORMAL
2010/03/10 04:49:00 11 PAGER   20 START HOST=host1.domain.com ADDR=0903101655T09012345678
2010/03/10 04:52:01 11 PAGER   20 NORMAL

【UNIX版】

2010/03/10 04:48:10 11 EVENT      TEXT="AP:MpAosfB: ERROR: system error occured"
NODE=host1.domain.com TIMESTAMP=20100310044810.000+540
2010/03/10 04:48:10 11 ACTION     LINE=2[HALT] PAGER,PROGRAM
2010/03/10 04:48:10 11 PAGER   20 REQUEST
2010/03/10 04:49:10 11 PROGRAM    START CMD="/bin/sh/usr/local/bin/recover.sh"
2010/03/10 04:49:10 11 PROGRAM    NORMAL
2010/03/10 04:49:00 11 PAGER   20 START HOST=host1.domain.com ADDR=0903101655T09012345678
2010/03/10 04:52:01 11 PAGER   20 NORMAL