機能説明
同一イベント抑止機能に拡張定義を追加します。
記述形式
mpaoscmsg | [-m OFF|ON] |
オプション
同一イベント抑止機能拡張定義の内容を表示します。
OFF:
抑止解除時に、抑止件数メッセージを出力しません。(初期値)
ON:
抑止解除時に、抑止件数メッセージを出力します。
復帰値
正常終了
コマンドの実行権がない、または、指定したオプションが正しくない
ファイル処理に失敗した(アクセス権なしなど)
システムエラー
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\bin |
Solaris | /opt/FJSVfwaos/usr/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバでは、Administrator権限/DmAdmin権限が必要です。
運用管理クライアント/クライアントでは、Administrator権限が必要です。
本コマンドは、[管理者として実行]を選択して起動したコマンドプロンプト上で実行してください。
運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバで実行可能です。
運用管理クライアント/クライアントでは、[イベント監視]を選択インストールしたとき実行可能です。
【Solaris/Linux】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバで実行可能です。
運用管理クライアント/クライアントでは、[イベント監視]を選択インストールしたとき実行可能です。
注意事項
以下の画面で定義する項目については、本コマンドで対応していません。定義画面で設定してください。
[通信環境定義詳細]-[動作設定]タブの[メッセージ抑止]
Systemwalker Centric Managerの動作中に本コマンドを実行した場合、すぐには設定が反映されません。設定を反映するにはSystemwalker Centric Managerを再起動してください。
Systemwalker Centric Managerの停止時に本コマンドを実行した場合、次にSystemwalker Centric Managerを起動したときに設定が反映されます。
本機能を使用する場合、メッセージ発生元のホストと、抑止を行うホストのシステム時刻を一致させてください。
使用例
抑止解除時に、抑止件数メッセージを出力します。
mpaoscmsg -m ON
実行結果/出力形式
本コマンドをオプションなしで実行した場合、同一イベント抑止定義の内容が表示されます。
【Windows版】
C:\Systemwalker\mpwalker\mpaosfsv\bin> mpaoscmsg message: OFF
【Solaris版/Linux版】
# /opt/FJSVfwaos/usr/bin/mpaoscmsg message: OFF
抑止件数メッセージの出力指定を表示します。
出力します。
出力しません。
オプションに-m ONを指定した場合、同一イベント抑止が解除されたときに、以下のメッセージが出力されます。
【Windows版】
イベントログに出力されます。
C:\Systemwalker\mpwalker\mpaosfsv\bin> mpaoscmsg -m ON MpAosfB: 情報: 1910:同一イベント抑止機能により%1件のメッセージが抑止されました。抑止対象:“%2”
【Solaris版/Linux版】
シスログに出力されます。
# /opt/FJSVfwaos/usr/bin/mpaoscmsg -m ON MpAosfB: INFO: 1910:同一イベント抑止機能により%1件のメッセージが抑止されました。抑止対象:“%2”
抑止した件数
抑止対象メッセージ(抑止したイベント本文)の先頭200文字(半角)