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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

2.2.7 アクション実行履歴ファイル

ファイル名

任意(*.*)

使用用途

本ファイルは、mpaosactrev(アクション実行履歴の表示コマンド)により出力されます。

格納場所

任意

ファイル形式

時刻 番号 EVENT アクションを実行する契機となったイベントの情報
時刻 番号 ACTION イベントが一致した定義行の情報
時刻 番号 PAGER ショートメールアクションの情報
時刻 番号 E-MAIL メールアクションの情報
時刻 番号 POPUP ポップアップアクションの情報
時刻 番号 AUDIO 音声通知アクションの情報
時刻 番号 EVENTLOG イベントログ出力アクションの情報
時刻 番号 PROGRAM アプリケーション起動アクションの情報
時刻 番号 REMOTE リモートコマンドアクションの情報
時刻 番号 SNMP SNMPトラップアクションの情報 

パラメタ

時刻:

出力したアクションの情報の処理を行った日時です。

番号:

イベント監視の条件定義と比較したイベントのサービスを起動してからの通番です。この番号が同じ行が、「アクションを実行する契機となったイベント」に対して行った処理です。なお、この番号はSystemwalkerコンソールの監視イベント一覧に表示される番号とは異なります。

アクションを実行する契機となったイベント:

アクションを実行する契機となったメッセージの情報を出力します。

EVENT TEXT="メッセージ" NODE=ホスト名 TIMESTAMP=イベント発生日時

項目名

TEXT="メッセージ"

アクションを実行する契機となったイベントのメッセージテキストを表示します。(最大100バイト)

NODE=ホスト名

イベントが発生したホスト名を表示します。

TIMESTAMP=イベント発生日時

イベントが発生した日時を表示します。

イベントが一致した定義行の情報:

イベントが一致した定義行の情報、および、実行するアクションの情報を出力します。

ACTION LINE=行番号[実行方法] 実行するアクション

項目名

LINE=行番号[実行方法]

行番号:
  イベントが一致したイベント監視の条件定義の行番号

実行方法:
  HALT: 上位優先で一致した
  CONTINUE: 常時実行で一致した

実行するアクション

イベントが一致した定義行に設定されているアクションの情報。複数ある場合は、「,」で区切って表示します。

  PAGER ショートメール
  MAIL メール
  POPUP ポップアップ
  AUDIO 音声通知
  EVENTLOG イベントログ出力
  PROGRAM アプリケーション起動
  REMOTE リモートコマンド
  SNMP SNMPトラップ

ショートメールアクションの情報:

実行したショートメールアクションの情報を出力します。

PAGER アクション管理番号 処理 [HOST=実行先 ADDR=電話番号]

項目名

アクション管理番号

アクションを管理する番号を表示します。[アクション管理]画面の[管理番号]と一致します。

処理

以下のどれかになります。

REQUEST:
  実行待ち状態になりました。

START:
  アクションが開始しました。

NORMAL:
  アクションが正常終了しました。

DELETE:
  [アクション管理]画面より削除されました。

ERROR:
  なんらかのエラーが発生しました。

HOST=実行先

処理が「START」の場合に、ショートメールを実行したアクション実行先ホスト名を表示します。

ADDR=電話番号

処理が「START」の場合に、ショートメールの送信先電話番号を表示します。

メールアクションの情報:

実行したメールアクションの情報を出力します。

E-MAIL アクション管理番号 処理 [ADDR=メールアドレス]

項目名

アクション管理番号

アクションを管理する番号を表示します。[アクション管理]画面の[管理番号]と一致します。

処理

以下のどれかになります。

REQUEST:
  実行待ち状態になりました。

START:
  アクションが開始しました。

NORMAL:
  アクションが正常終了しました。

DELETE:
  [アクション管理]画面より削除されました。

ERROR:
  なんらかのエラーが発生しました。

ADDR=メールアドレス

処理が「START」の場合に、メールを送信したアドレスを表示します。アドレスが複数ある場合は、「,」で区切って表示します(最大5個)。

ポップアップアクションの情報:

実行したポップアップアクションの情報を出力します。

POPUP アクション管理番号 処理 [HOST=実行先 ADDR=コンピュータ名]

項目名

アクション管理番号

アクションを管理する番号を表示します。[アクション管理]画面の[管理番号]と一致します。

処理

以下のどれかになります。

REQUEST:
  実行待ち状態になりました。

START:
  アクションが開始しました。

NORMAL:
  アクションが正常終了しました。

DELETE:
  [アクション管理]画面より削除されました。

ERROR:
  なんらかのエラーが発生しました。

HOST=実行先

処理が「START」の場合に、ポップアップを実行したアクション実行先ホスト名を表示します。

ADDR=コンピュータ名

処理が「START」の場合に、ポップアップメッセージを送信したコンピュータ名を表示します。コンピュータ名が複数ある場合は、「,」で区切って表示します(最大5個)。

音声通知アクションの情報:

実行した音声通知アクションの情報を出力します。

AUDIO アクション管理番号 処理 [HOST=通知先]

項目名

アクション管理番号

アクションを管理する番号を表示します。[アクション管理]画面の[管理番号]と一致します。

処理

以下のどれかになります。

REQUEST:
  実行待ち状態になりました。

START:
  アクションが開始しました。

NORMAL:
  アクションが正常終了しました。

DELETE:
  [アクション管理]画面より削除されました。

ERROR:
  なんらかのエラーが発生しました。

HOST=通知先

処理が「START」の場合に、音声通知を実行したホスト名を表示します。

イベントログ出力アクションの情報:

実行したイベントログ出力アクションの情報を出力します。

EVENTLOG 処理

項目名

処理

以下のどれかになります。

START:
  アクションを開始しました。

NORMAL:
  アクションが正常終了しました。

ERROR:
  なんらかのエラーが発生しました。

アプリケーション起動アクションの情報:

実行したアプリケーション起動アクションの情報を出力します。

PROGRAM 処理 [CMD="コマンド文字列"]

項目名

処理

以下のどれかになります。

START:
  アクションを開始しました。

NORMAL:
  コマンドの起動が正常終了しました。

ERROR:
  なんらかの理由により、コマンドの起動に失敗しました。

CMD="コマンド文字列"

処理が「START」の場合に、起動したコマンド文字列(コマンド名+パラメタ)を表示します。

リモートコマンドアクションの情報:

実行したリモートコマンドアクションの情報を出力します。

REMOTE 処理 [CMD="コマンド文字列"]

項目名

処理

以下のどれかになります。

START:
  アクションを開始しました。

NORMAL:
  コマンドの実行依頼が正常終了しました。

ERROR:
  なんらかの理由により、コマンドの実行依頼に失敗しました。

CMD="コマンド文字列"

処理が「START」の場合に、起動したコマンド文字列(コマンド名+パラメタ)を表示します。

SNMPトラップアクションの情報:

実行したSNMPトラップアクションの情報を出力します。

SNMP 処理 [HOST=ホスト名]

項目名

処理

以下のどれかになります。

START:
  アクションを開始しました。

NORMAL:
  SNMPトラップの実行依頼が正常終了しました。

ERROR:
  なんらかの理由により、SNMPトラップの依頼に失敗しました。

HOST=ホスト名

処理が「START」の場合に、SNMPトラップを発行したホスト名を表示します。

参照

mpaosactrev(アク実行履歴の表示コマンド)

注意事項

【Windows版】

【UNIX版】

使用例

mpaosactrev(アクション実行履歴の表示コマンド)を実行すると、以下のように表示されます。