ファイル名
任意(*.*)
使用用途
本ファイルは、mpaosactrev(アクション実行履歴の表示コマンド)により出力されます。
格納場所
任意
ファイル形式
時刻 番号 EVENT アクションを実行する契機となったイベントの情報 時刻 番号 ACTION イベントが一致した定義行の情報 時刻 番号 PAGER ショートメールアクションの情報 時刻 番号 E-MAIL メールアクションの情報 時刻 番号 POPUP ポップアップアクションの情報 時刻 番号 AUDIO 音声通知アクションの情報 時刻 番号 EVENTLOG イベントログ出力アクションの情報 時刻 番号 PROGRAM アプリケーション起動アクションの情報 時刻 番号 REMOTE リモートコマンドアクションの情報 時刻 番号 SNMP SNMPトラップアクションの情報
パラメタ
出力したアクションの情報の処理を行った日時です。
イベント監視の条件定義と比較したイベントのサービスを起動してからの通番です。この番号が同じ行が、「アクションを実行する契機となったイベント」に対して行った処理です。なお、この番号はSystemwalkerコンソールの監視イベント一覧に表示される番号とは異なります。
アクションを実行する契機となったメッセージの情報を出力します。
EVENT TEXT="メッセージ" NODE=ホスト名 TIMESTAMP=イベント発生日時
項目名 | 値 |
---|---|
TEXT="メッセージ" | アクションを実行する契機となったイベントのメッセージテキストを表示します。(最大100バイト) |
NODE=ホスト名 | イベントが発生したホスト名を表示します。 |
TIMESTAMP=イベント発生日時 | イベントが発生した日時を表示します。 |
イベントが一致した定義行の情報、および、実行するアクションの情報を出力します。
ACTION LINE=行番号[実行方法] 実行するアクション
項目名 | 値 |
---|---|
LINE=行番号[実行方法] | 行番号: 実行方法: |
実行するアクション | イベントが一致した定義行に設定されているアクションの情報。複数ある場合は、「,」で区切って表示します。 PAGER ショートメール |
実行したショートメールアクションの情報を出力します。
PAGER アクション管理番号 処理 [HOST=実行先 ADDR=電話番号]
項目名 | 値 |
---|---|
アクション管理番号 | アクションを管理する番号を表示します。[アクション管理]画面の[管理番号]と一致します。 |
処理 | 以下のどれかになります。 REQUEST: START: NORMAL: DELETE: ERROR: |
HOST=実行先 | 処理が「START」の場合に、ショートメールを実行したアクション実行先ホスト名を表示します。 |
ADDR=電話番号 | 処理が「START」の場合に、ショートメールの送信先電話番号を表示します。 |
実行したメールアクションの情報を出力します。
E-MAIL アクション管理番号 処理 [ADDR=メールアドレス]
項目名 | 値 |
---|---|
アクション管理番号 | アクションを管理する番号を表示します。[アクション管理]画面の[管理番号]と一致します。 |
処理 | 以下のどれかになります。 REQUEST: START: NORMAL: DELETE: ERROR: |
ADDR=メールアドレス | 処理が「START」の場合に、メールを送信したアドレスを表示します。アドレスが複数ある場合は、「,」で区切って表示します(最大5個)。 |
実行したポップアップアクションの情報を出力します。
POPUP アクション管理番号 処理 [HOST=実行先 ADDR=コンピュータ名]
項目名 | 値 |
---|---|
アクション管理番号 | アクションを管理する番号を表示します。[アクション管理]画面の[管理番号]と一致します。 |
処理 | 以下のどれかになります。 REQUEST: START: NORMAL: DELETE: ERROR: |
HOST=実行先 | 処理が「START」の場合に、ポップアップを実行したアクション実行先ホスト名を表示します。 |
ADDR=コンピュータ名 | 処理が「START」の場合に、ポップアップメッセージを送信したコンピュータ名を表示します。コンピュータ名が複数ある場合は、「,」で区切って表示します(最大5個)。 |
実行した音声通知アクションの情報を出力します。
AUDIO アクション管理番号 処理 [HOST=通知先]
項目名 | 値 |
---|---|
アクション管理番号 | アクションを管理する番号を表示します。[アクション管理]画面の[管理番号]と一致します。 |
処理 | 以下のどれかになります。 REQUEST: START: NORMAL: DELETE: ERROR: |
HOST=通知先 | 処理が「START」の場合に、音声通知を実行したホスト名を表示します。 |
実行したイベントログ出力アクションの情報を出力します。
EVENTLOG 処理
項目名 | 値 |
---|---|
処理 | 以下のどれかになります。 START: NORMAL: ERROR: |
実行したアプリケーション起動アクションの情報を出力します。
PROGRAM 処理 [CMD="コマンド文字列"]
項目名 | 値 |
---|---|
処理 | 以下のどれかになります。 START: NORMAL: ERROR: |
CMD="コマンド文字列" | 処理が「START」の場合に、起動したコマンド文字列(コマンド名+パラメタ)を表示します。 |
実行したリモートコマンドアクションの情報を出力します。
REMOTE 処理 [CMD="コマンド文字列"]
項目名 | 値 |
---|---|
処理 | 以下のどれかになります。 START: NORMAL: ERROR: |
CMD="コマンド文字列" | 処理が「START」の場合に、起動したコマンド文字列(コマンド名+パラメタ)を表示します。 |
実行したSNMPトラップアクションの情報を出力します。
SNMP 処理 [HOST=ホスト名]
項目名 | 値 |
---|---|
処理 | 以下のどれかになります。 START: NORMAL: ERROR: |
HOST=ホスト名 | 処理が「START」の場合に、SNMPトラップを発行したホスト名を表示します。 |
参照
注意事項
出力する情報は、イベントを処理した時間、および、アクションを実行した時間の情報です。そのため、イベント監視の条件定義を変更している場合、mpaosactrevコマンドを実行した時点でのイベント監視の条件定義の内容と、出力された情報(行番号等)は一致しません。
アプリケーション起動およびリモートコマンドの処理で「NORMAL」と出力するのは、コマンドの起動が正常終了した時であり、コマンドが正常終了したという意味ではありません。
【Windows版】
処理結果が「ERROR」となった原因については、イベントログを参照してください。
【UNIX版】
処理結果が「ERROR」となった原因については、syslogを参照してください。
使用例
mpaosactrev(アクション実行履歴の表示コマンド)を実行すると、以下のように表示されます。