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ETERNUS SF XL-DATA/MV 13 使用手引書
FUJITSU Storage

2.2.1 UNIXサーバとUNIXサーバ間で利用する場合

UNIXサーバとUNIXサーバ間で、XLデータムーバを使用する場合は、以下の手順で環境設定を行ってください。

  1. 各UNIXサーバ(Solaris OSHP-UXAIXLinux)にディスクを接続します。

  2. XLデータムーバのデータ転送用ボリュームとして使用するディスクについて、以前の使用用途を明確にし、対象ディスクを初期化しても問題ないことを確認する。

    • 対象ディスクが、以前UFS等のファイルシステムで構築されていた場合、ディスクの中身を削除しても問題ないか。

    • 対象ディスクが、別のUNIX/IAサーバやグローバルサーバで使用しているディスクではないか。

    • 対象ディスクが、/etc/vfstabに登録されていて、システム起動時にマウントされることはないか。

  3. XLデータムーバの初期化コマンド(mftfdvini)を使用して、ディスク内を初期化します。

  4. XLデータムーバの起動およびデータ転送時に必要な情報を設定します。

  5. 各UNIXサーバで、XLデータムーバのデーモンを起動します。