名前
swsrpdbinfo_exchange - ストレージグループまたはデータベースの情報の登録と削除
形式
プログラムディレクトリ\bin\swsrpdbinfo_exchange [-dbname databaseName]
プログラムディレクトリ\bin\swsrpdbinfo_exchange -clean
プログラムディレクトリ\bin\swsrpdbinfo_exchange -delete [-dbname databaseName]
機能説明
ストレージグループまたはデータベースの情報を登録/削除します。
本コマンドは、Exchange Serverのバックアップ/リストアを行う前、または、ストレージグループ(データベース)のファイル構成が変更されたときに実行します。本コマンドを実行すると、ストレージグループ(データベース)を構成する各ファイル(メールボックスストアとパブリックフォルダストアのデータベースファイル、トランザクションログファイル、チェックポイントファイル)とAdvancedCopy Managerデバイス名の情報が登録/削除されます。
オプション
データベース名を指定します。
Exchange Serverデータベース情報を登録するときに本オプションを省略すると、すべてのデータベース情報が登録されます。
-deleteオプションを指定してExchange Serverデータベース情報を削除するときに本オプションを省略すると、すべてのデータベース情報が削除されます。
スペースを含むデータベース名は、ダブルクォーテーション(")で囲む必要があります。
マウントされていない、または、存在しないデータベースの情報を削除する場合に指定します。
Exchange Server 2013以降のデータベース情報を削除する場合は、Exchange Serverデータベース情報を削除してから実施してください。
マウント状態にかかわらず、登録されたストレージグループまたはデータベースの情報を削除する場合に指定します。
終了ステータス
=0 : 正常終了
>0 : 異常終了
使用例
不要なストレージグループ情報を削除します。
C:\>C:\Win32App\AdvancedCopyManager\bin\swsrpdbinfo_exchange -clean swsrpdbinfo_exchange successfully completed C:\>
データベースMailBox1を登録します。
C:\>C:\Win32App\AdvancedCopyManager\bin\swsrpdbinfo_exchange -dbname MailBox1 swsrpdbinfo_exchange successfully completed C:\>
不要なストレージグループ情報またはデータベース情報を削除します。
C:\>C:\Win32App\AdvancedCopyManager\bin\swsrpdbinfo_exchange -clean swsrpdbinfo_exchange successfully completed C:\>
データベースの状態にかかわらず、データベースMailBox2を削除します。
C:\>C:\Win32App\AdvancedCopyManager\bin\swsrpdbinfo_exchange -delete -dbname MailBox2 swsrpdbinfo_exchange successfully completed C:\>
注意事項
次の場合は、データベース情報を登録できません。
指定したストレージグループが存在しないとき
指定したデータベースが存在しないとき
データベースをマウントした状態で本コマンドを実行してください。
次のコマンドが動作中のときは、本コマンドを実行できません。