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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.9A 運用ガイド
FUJITSU Storage

14.4 Exchange Server連携コマンド

本節では、Exchange Serverデータベースのバックアップ運用で使用するコマンドについて説明します。

本節に記載されているコマンドは、AdministratorsグループおよびDomain Adminsグループに属しているユーザーで実行する必要があります。

注意

  • コマンド実行に必要な動作環境は下表のとおりです。

    表14.13 Exchange Server連携コマンド実行時の動作環境

    コマンド名

    AdvancedCopy Managerの動作環境

    swsrpdbinfo_exchange

    swsrpdevdisp_exchange

    swsrpvssbackup_exchange

    バックアップサーバのサービスが動作している必要がある。

    swsrpvssrestore_exchange

    バックアップサーバのサービスが動作している必要がある。

    swsrpshadowadm_exchange

    バックアップサーバのサービスが動作している必要がある(-copyオプションを指定する場合は除く)。

    swsrpstat_exchange

    swsrpshadowadm

  • クラスタ運用の場合、以下の注意事項があります。

    コマンドは、次の手順で実行します。

    1. 必要に応じて、環境変数SWSTGNODEに該当業務の論理ノード名を設定します。環境変数の設定方法は以下のとおりです。

      set SWSTGNODE=論理ノード名
    2. コマンドを実行します。

    コマンドと、環境変数設定の要否およびコマンドを実行するノードは下表のとおりです。コマンドを実行する際の注意事項は備考欄に記述しています。

    表14.14 クラスタ運用時のコマンド

    コマンド

    環境変数の要否

    コマンド実行ノード

    備考

    swsrpdbinfo_exchange

    必要

    業務稼働ノード

    業務サーバで実行

    swsrpdevdisp_exchange

    必要

    業務稼働ノード

    業務サーバで実行

    swsrpvssbackup_exchange

    必要

    業務稼働ノード

    業務サーバで実行

    swsrpvssrestore_exchange

    必要

    業務稼働ノード

    業務サーバで実行

    swsrpshadowadm_exchange

    必要

    業務稼働ノード

    業務サーバで実行

    swsrpstat_exchange

    必要

    業務稼働ノード

    業務サーバで実行

    swsrpshadowadm

    バックアップサーバで実行

参考

Exchange Server連携コマンドでは、OPC、QuickOPCによるバックアップ運用が可能です。