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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.9A 運用ガイド
FUJITSU Storage

14.4.3 swsrpvssbackup_exchange(Exchange VSSバックアップ実行コマンド)

名前

swsrpvssbackup_exchange - ストレージグループまたはデータベースのバックアップ

形式

プログラムディレクトリ\bin\swsrpvssbackup_exchange [-skipchk] -dbname databaseName

機能説明

VSSと連携してストレージグループまたはデータベースのオンラインバックアップを行います。
本コマンドでは、以下の処理を行っています。

  1. VSSと連携してアドバンスト・コピーを使用することで、ストレージグループまたはデータベースのバックアップデータをバックアップサーバ上に作成します。

    • OPCまたはQuickOPCを起動してシャドウコピーを作成します

  2. ドライブ文字マップファイルに従ってドライブ文字をバックアップボリュームに割り当てます。バックアップボリュームは、読取り専用ボリュームとしてアクセスできます。

  3. バックアップデータに対してESEUTILを実行し、データ整合性を検証します。データ整合性に問題がない場合は、Exchangeによって不要なログが削除されます。

  4. リストア時に必要となるメタデータドキュメントをバックアップサーバの以下の場所に保存します。

    ファイル

    出力先

    ライタメタデータドキュメント

    <環境設定ディレクトリ>\etc\repl\data\exchange\<業務サーバのストレージサーバ名>\metadoc\<コピーグループ名またはデータベース名>.wmd.xml

    バックアップコンポーネントドキュメント

    <環境設定ディレクトリ>\etc\repl\data\exchange\<業務サーバのストレージサーバ名>\metadoc\<コピーグループ名またはデータベース名>.bcd.xml

オプション

-dbname databaseName

データベース名を指定します。
スペースを含むデータベース名は、ダブルクォーテーション(")で囲む必要があります。

-skipchk

ESEUTILによるデータ整合性検証を行わない場合に指定します。

終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了

使用例

注意事項