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PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.7

11.2.6 マウント

  GFS 共用ファイルシステムを使用するには、使用するすべてのノードでマウントを行います。

  全ノードマウントは、sfcmntgl(8) で行います。これらのコマンドは対象の GFS 共用ファイルシステムを利用可能ないずれかのノードで実行してください。

  1 ノードだけでマウントを行う場合は、sfcmount(8) でマウントできます。

  sfcmntgl(8) を実行すると最初に MDS 配置ノードで sfcfsd と MDS が起動します。その後に共用するすべてのノードでマウントが行われます。

注意

  /etc/fstab にエントリが記述されていない場合にはマウントが失敗します。また、sfcmntgl(8) および sfcmount(8) には、マウントオプションを指定できません。sfcmntgl(8) および sfcmount(8) 実行時に /etc/fstab の mount options に書かれたものがマウントオプションとして使用されます。

11.2.6.1 全ノードマウント

  全ノードマウントするには、sfcmntgl(8) を使用します。対象ファイルシステムの共用ノード範囲のいずれかのノードで行います。

参照

  sfcmntgl(8) の詳細については、本書の sfcmntgl(8) を参照してください。

  以下に、全ノードマウントをする方法を示します。

  一部のノードでマウントに失敗した場合は、失敗したノード名が報告されます。

11.2.6.2 マウント

  対象とするファイルシステムを特定のノードだけマウントするには、sfcmount(8) を使用します。対象ファイルシステムの共用ノード範囲でマウントを行いたいノードで行います。

参照

  sfcmount(8) の詳細については、本書の sfcmount(8) を参照してください。

  以下に、対象ノードで対象ファイルシステムをマウントする方法を示します。