11.2.7 ファイルシステム状態確認

GFS 共用ファイルシステムをマウントすることにより、使用可能な状態となったことを sfcrscinfo(8) により確認します。対象ファイルシステムの共用ノード範囲のいずれかのノードで行います。

参照

sfcrscinfo(8) コマンドの詳細については、本書の sfcrscinfo(8) を参照してください。

以下に、/dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 を代表パーティションとする GFS 共用ファイルシステム状態 (マウント状況) を、sfcrscinfo(8) で確認する方法を示します。

# sfcrscinfo -m /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter>
/dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01:
FSID  MDS/AC  STATE  S-STATE   RID-1   RID-2   RID-N  hostname
   2  MDS(P)  run    -            0        0       0  mikan
   2  AC      run    -            0        0       0  mikan
   2  MDS(S)  wait   -            0        0       0  karin
   2  AC      run    -            0        0       0  karin

以下の状態が確認できれば、対象ファイルシステムは正常に動作しています。

MDS(P)、または MDS(S) のどちらかの状態が、run - である。
対象ファイルシステムの共用ノード範囲のアクセスクライアント(AC) の状態が、すべて run - である。