MDS と AC との間の通信プロトコルとして IPv6 を使用するか IPv4 を使用するかを、ファイルシステムごとに設定します。
デフォルト (ファイルシステムを作成したときに登録される通信プロトコル) は、IPv4 です。
注意
通信プロトコルはファイルシステムごとに設定できますが、管理を容易にするため、すべてのファイルシステムで同じにすることを推奨します。
通信プロトコルは、“11.2.2 ホストデータベースへの登録”でホストデータベースに登録した共用ノードの IP アドレスの種別に適合するものを選択してください。適合しない通信プロトコルを選択した場合、GFS 共用ファイルシステムをマウントできません。
IPv6 を使用する場合の設定手順を以下に示します。IPv4 を使用する場合、設定作業は不要です。
チューニングパラメタ SFCFS_IPV6 に 1 を設定します。
# sfcadm -o SFCFS_IPV6=1 /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter> |
チューニングパラメタ SFCFS_IPV6 に 1 が設定されたことを確認します。
# sfcinfo -e /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 | grep SFCFS_IPV6 <Enter> SFCFS_IPV6=1 |