MDS と AC は、GFS 共用ファイルシステムを共用するノードのホスト名に対応した IP アドレスを使って通信します。このため、共用ノードのホスト名と IP アドレスを、ホストデータベース (例:/etc/hosts) に登録します。
注意
共用ノードの IP アドレスの種別は、“11.2.5 通信プロトコルの選択”で選択する通信プロトコルに適合させてください。適合しない場合、GFS 共用ファイルシステムをマウントできません。
共用ノードのホスト名は、正式なホスト名 (/etc/hosts の場合、1番左に記載するホスト名) として登録してください。
GFS 共用ファイルシステムで使用できる IPv6 アドレスの種別は、以下の 2つです。
ユニークローカルユニキャストアドレス
グローバルユニキャストアドレス
すべての共用ノードにおいて、ホストデータベースの設定は統一してください。共用ノード間で設定が異なる場合、MDS ダウンリカバリに失敗して、ファイルシステムの閉塞、システムパニックが発生することがあります。
参照
/etc/hosts の詳細については、マニュアルページの hosts(5) を参照してください。