RERUNログ反映処理の異常原因が以下の場合は、DCUの再構築以外の方法でリカバリすることが可能です。なお、最新状態へのリカバリが不可能な場合はDCUの再構築によるリカバリを行う必要があります。
異常原因  | 対象資源名  | リカバリ方法  | 出力メッセージ  | 
|---|---|---|---|
メディア障害  | BC管理DB  | qdg20030u,  | |
データベースのノード間不一致  | データベース定義不整合  | qdg20180u,  | |
データベース定義の関連付け未定義  | qdg20183u,  | ||
DSI非活性/未フォーマット  | 異常原因に応じたメッセージが出力されます  | ||
DSI初期化異常  | qdg20749u  | ||
RERUNログ反映処理の異常原因は、副系ノードのDBミラーリングサービスが出力するメッセージをもとに、異常原因の切り分けを行います。以下のメッセージが出力されます。
32008: DBミラーリングサービススクリプト(反映処理)で異常が発生しました 詳細情報='詳細情報'
メッセージの “詳細情報”に設定されるメッセージを、“表K.3 RERUNログ反映処理異常の原因とリカバリ方法”の“出力メッセージ” により、異常原因を調査します。
ポイント
異常原因または異常資源の詳細は、イベントログ、Symfoware/RDBのRDBREPORTまたはSymfoware/RDBのrdbinfコマンドまたはrdbprtコマンドで確認します。
参照
DCUの再構築については“11.9 DCUの再構築”を参照してください。
Symfoware/RDBのrdbinfコマンドまたはrdbprtコマンドについては“コマンドリファレンス”を参照してください。