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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

付録K データベース二重化処理での異常の詳細なリカバリ手順

DBミラーリングシステムは、両ノードでのデータベース二重化処理として、以下の処理で実現しています。

これらの処理異常に対しては、DCUの再構築によりリカバリを実施しますが、一部の異常事象によっては、DCUの再構築以外の方法でリカバリすることも可能です。
本付録では、これらの異常に対するリカバリ方法を個々に説明します。

図K.1 データベース二重化処理での異常の概要

データベース二重化処理での異常原因の調査方法

DBミラーリングサービス中に、RLC再使用処理、RERUNログ抽出処理およびRERUNログ反映処理で異常を検知すると、以下のメッセージを出力します。メッセージとメッセージの本文に設定された詳細情報を元に異常原因を特定します。

RLC再使用処理の異常の場合

RLC再使用処理が異常になると以下のメッセージが出力されます。

32006: DBミラーリングサービススクリプトで異常が発生しました  詳細情報 = '詳細情報'

RERUNログ抽出処理の異常の場合

RERUNログ抽出処理が異常になると以下のメッセージが出力されます。

32007: DBミラーリングサービススクリプト(抽出処理)で異常が発生しました  詳細情報 = '詳細情報'

RERUNログ反映処理の異常の場合

RERUNログ反映処理が異常になると以下のメッセージが出力されます。

32008: DBミラーリングサービススクリプト(反映処理)で異常が発生しました  詳細情報 = '詳細情報'

ポイント

異常原因に応じた対処を行う場合、上記メッセージの “詳細情報”に設定されるqdgで始まるメッセージおよびSymfoware/RDBのRDBREPORTで指定したメッセージログファイルも合わせて調査してください。

参照