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Symfoware Server V12.7.0 データベース二重化導入運用ガイド
FUJITSU Software

11.8.2 モニタデーモンのダウン

モニタデーモンのダウンが発生した場合の対処について説明します。

モニタデーモンがダウンした場合、RLPが閉塞状態になるため、利用者業務を停止した後にDCUの再構築が必要になります。リカバリ操作の手順を以下に示します。

正系ノードはログデータ転送休止状態になり、データベースの更新が待ち状態になっています。正系ノードでのdxaccumコマンドの実行により、RERUNログを正系ノードに蓄積し、利用者業務を再開してください。

モニタデーモンのダウンからのリカバリは、正系ノードでのモニタデーモンのダウン時のリカバリ手順と同じです。副系ノードにおいて、異常原因の調査と対処を実施後、DCUを再構築してください。

ノード間通信異常時の自動ノード切替えを行う場合

Mirroring Controllerを利用している場合で、ノード間通信異常時の自動ノード切替えを行うときは、正系ノードでの運用を継続します。

モニタデーモンのダウンからのリカバリは、正系ノードでのモニタデーモンのダウン時のリカバリ手順と同じです。副系ノードにおいて、異常原因の調査と対処を実施後、DCUを再構築してください。

ポイント

副系ノードをリカバリするまでの間、RERUNログは正系ノードに蓄積します。ノード間通信異常時の自動ノード切替えを行わない場合は、dxaccumコマンドを実行後に蓄積状態となります。

参照