AWSのスナップショット機能を利用して、OSをリストアする場合、以下の手順を実施します。
クラスタノードのインスタンスのタグ“fujitsu.pclswr.is_recovery_target”の値をfalseに設定します。
インスタンスにアタッチされたボリューム(EBS)のスナップショットをリストアします。
スナップショットの復元方法および、EBSボリュームのアタッチ方法についてはAWSの公式ドキュメントを参照してください。
クラスタノードのインスタンスを停止します。そのとき、クラスタノードのインスタンスのタグ“fujitsu.pclswr.id”の値であるクラスタノードを識別する整数値とインスタンスIDを控えます。
クラスタノードのインスタンスのAMIを作成します。
手順3で停止したインスタンスを終了します。
手順4で作成したAMIから“A.2.3.1 クラスタノードのインスタンスの作成”に従って、インスタンスを作成します。そのとき、クラスタノードのインスタンスのタグ“fujitsu.pclswr.id”の値は、手順3のクラスタノードを識別する整数値に設定します。また、作成したインスタンスのインスタンスIDを控えます。
ELBのターゲットグループに作成したインスタンスを追加します。
CloudWatchアラームのインスタンスIDを、手順3のインスタンスIDから手順6のインスタンスIDに変更します。変更対象は、アラーム名の末尾にあるクラスタノードを識別する整数値で判断します。アラーム名の詳細は、“A.2.4.3 CloudWatchアラームの設定”を参照してください。
Amazon DynamoDBのテーブル“Fujitsu-Pclswr-DB-Switcher”に登録された対象インスタンスの項目を変更します。変更対象の項目は、項目“SystemID”および“InstanceID”から確認します。項目“InstanceID”の値を、手順3のインスタンスIDから手順6のインスタンスIDに変更します。項目の詳細は、“A.2.4.4 Amazon DynamoDBの設定”を参照してください。
手順6で作成したインスタンスのタグ“fujitsu.pclswr.is_recovery_target”の値がtrueであることを確認します。
参照
AWSマネジメントコンソールの操作手順については、AWSの公式ドキュメントを参照してください。
注意
スマートワークロードリカバリ機能を使用したシステムでは、業務を運用させたままの状態でスナップショット機能によるリストアはできません。
スナップショットでリストアする場合はEFSと同期してください。