インスタンスの運用中に稼働AZを変更する場合、AWSマネジメントコンソールを使用し、以下の手順を実施します。
クラスタノードのインスタンスのタグ“fujitsu.pclswr.is_recovery_target”の値をfalseに設定します。
クラスタノードのインスタンスを停止します。そのとき、クラスタノードのインスタンスのタグ“fujitsu.pclswr.id”の値であるクラスタノードを識別する整数値とインスタンスIDを控えます。
手順2で停止したインスタンスを終了します。
クラスタノードのインスタンスに紐づくAMIから“A.2.3.1 クラスタノードのインスタンスの作成”に従って、変更先のAZにインスタンスを作成します。そのとき、クラスタノードのインスタンスのタグ“fujitsu.pclswr.id”の値は、手順2のクラスタノードを識別する整数値に設定します。また、作成したインスタンスのインスタンスIDを控えます。
ELBのターゲットグループに作成したインスタンスを追加します。
CloudWatchアラームのインスタンスIDを、手順2のインスタンスIDから手順4のインスタンスIDに変更します。変更対象は、アラーム名の末尾にあるクラスタノードを識別する整数値で判断します。アラーム名の詳細は、“A.2.4.3 CloudWatchアラームの設定”を参照してください。
Amazon DynamoDBのテーブル“Fujitsu-Pclswr-DB-Switcher”に登録された対象インスタンスの項目を変更します。変更対象の項目は、項目“SystemID”および“InstanceID”から確認します。項目“InstanceID”の値を、手順2のインスタンスIDから手順4のインスタンスIDに変更します。項目の詳細は、“A.2.4.4 Amazon DynamoDBの設定”を参照してください。
手順4で作成したインスタンスのタグ“fujitsu.pclswr.is_recovery_target”の値がtrueであることを確認します。
参照
AWSマネジメントコンソールの操作手順については、AWSの公式ドキュメントを参照してください。