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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.6<Cloud Services 編>
FUJITSU Software

A.4 構成変更

スマートワークロードリカバリ機能を使用したシステムの構成変更には以下があります。

クラスタアプリケーションを構成変更する場合の手順については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”の“第10章 クラスタアプリケーションの構成変更”を参照してください。ただし、RMSの停止前および起動後に、以下の手順を必ず実施してください。

RMSの停止前
  1. インスタンスのタグを無効化します。

    AWSマネジメントコンソールを使用し、インスタンスのタグ“fujitsu.pclswr.is_recovery_target”の値をfalseに設定します。

  2. CloudWatchエージェントを無効化します。

    CloudWatch エージェントによるRMSの監視を無効化し、ログ監視のみの設定に変更します。詳細は、“A.3.1.2 RMS起動停止時/RMS監視無効化時の運用”を参照してください。

RMSの起動後
  1. CloudWatchエージェントを有効化します。

    CloudWatch エージェントによるRMSの監視を有効化します。詳細は、“A.3.1.2 RMS起動停止時/RMS監視無効化時の運用”を参照してください。

  2. インスタンスのタグを有効化します。

    AWSマネジメントコンソールを使用し、インスタンスのタグ“fujitsu.pclswr.is_recovery_target”の値をtrueに設定します。

クラスタノードを追加/削除する場合の手順については、“A.5.4 クラスタノードの追加手順”および“A.5.5 クラスタノードの削除手順”を参照してください。

クラスタノードのインスタンスの設定を変更する場合の手順については、AWSの公式ドキュメントを参照してください。

切替機構とリソース監視機構の設定を変更する場合の手順については、AWSの公式ドキュメントを参照してください。なお、“A.2.4 切替機構とリソース監視機構の構築”に記載された設定値以外に変更した場合、動作は保証されません。

注意

  • インスタンスの構成変更(インスタンスタイプの変更など)を実施した場合、AMIを再作成してください。運用中のインスタンスにおけるAMIの作成手順については、“A.5.8 運用中のAMIの取得手順”を参照してください。

  • 設定内容の誤りを検出するために、構成変更の後は必ず切替えテストを行ってください。