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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.6<Cloud Services 編>
FUJITSU Software

A.3.1 Amazon CloudWatchを用いた運用

スマートワークロードリカバリ機能を使用したシステムの運用で必要となるAmazon CloudWatchの運用手順を説明します。

A.3.1.1 監視対象の設定変更

メトリクスやログの収集頻度を変更する場合や、監視するログを追加または削除する場合は、“A.2.2.10.2 CloudWatchエージェントの設定”で作成したCloudWatchエージェント設定ファイルを参考に新規ファイルを作成し、変更可能なパラメタやエントリを修正します。次にその設定ファイルを指定してCloudWatchエージェントを起動します。CloudWatchエージェント設定ファイルの詳細は、“Amazon CloudWatch ユーザーガイド”の“CloudWatch エージェントのインストール”を参照してください。

A.3.1.2 RMS起動停止時/RMS監視無効化時の運用

RMSの修正を適用する場合など、監視対象であるRMSを操作(起動・停止)する場合は、以下の手順を実施してください。

準備

CloudWatchエージェントの設定ファイルとして2つのファイルを事前に作成してください。

  1. RMS・ログ監視用ファイル

    metricsセクションとlogsセクションの記載がある設定ファイル

    作成方法は、“A.2.2.10.2 CloudWatchエージェントの設定”を参考にしてください。

  2. ログ監視用ファイル

    logsセクションのみの設定ファイル

RMSの操作

注意

  • 設定ファイルのロードは、CloudWatchエージェントの起動と同じ操作です。

    CloudWatchエージェントの起動の詳細は、“Amazon CloudWatch ユーザーガイド”の“CloudWatch エージェントのインストール”を参照してください。

  • CloudWatchエージェント設定ファイルをロードする操作の順番を以下のように間違えた場合、インスタンスの切替えが実行されます。

    • RMS・ログ監視用ファイル(a)をロードした状態でRMSを停止した場合

    • ログ監視用ファイル(b)をロードした状態でRMSを停止し、その状態で(a)をロードした場合

A.3.1.3 CloudWatchエージェントのトラブルシューティング

CloudWatchエージェントの導入や運用で問題が発生した場合は、“Amazon CloudWatch ユーザーガイド”の“CloudWatch エージェントのトラブルシューティング”を参照してください。