アプリケーションサーバから帳票出力サーバに帳票やデータファイル、メディアデータファイルなどを転送して帳票を出力します。
PDFファイル、OWFファイル、Excelファイル、またはTIFFファイルを生成した場合には、アプリケーションサーバに配置することもできます。
以下に、コマンドの記述形式を示します。
[ ]は、省略できることを示します。
オプション1、オプション2、オプション3…には、prputexコマンドのオプションを記述します。
prputexコマンドのオプションで、「-h」は省略できません。
prputex [ オプション1 ] [ オプション2 ] [ オプション3 ] …
●コマンド指定時の留意事項
コマンドのオプションの指定値に、長さが0 の文字列を指定(コマンドラインで””を指定)しないでください。長さが0 の文字列を指定した場合は、コマンドが正しく動作しないことがあります。
コマンドのオプションに指定する文字列に空白が含まれている場合や、実行環境により特別な意味を持つ文字を含む場合は、「ダブルクォーテーション(")」で囲んで指定してください。
コマンドのオプションの指定値に、長さが0の文字列を指定(コマンドラインで””を指定)しないでください。長さが0の文字列を指定した場合は、コマンドが正しく動作しないことがあります。
コマンドのオプションに指定する文字列に空白が含まれている場合は、「ダブルクォーテーション(")」で囲んで指定してください。
List Creator が提供するCOBOLインタフェースや、シェルプログラム(Bourneシェル、 Cシェルなど)、C言語プログラムのsystem() 関数などシェルを使ってコマンドを起動する場合に、特別な意味を持つ文字があります。
以下に、特別な意味を持つ主な文字を示します。シェルごとの特別な意味を持つ文字については、使用するシェルのマニュアルを参照してください。
「"」、「'」、「|」、「\」、「\(半角バックスラッシュ)」、「;」、「$」、「*」、「?」他
特別な意味を持つ文字をコマンドのオプションに指定する場合は、以下のいずれかの方法で特別な意味を消す必要があります。
オプションを「ダブルクォーテーション(")」で囲む(ただし「"」、「\」、「\(半角バックスラッシュ)」、「$」には無効)
例) コメントに「バーティカルバー(|)」を指定する場合
prputex ・・・ -z -ttlcomment "|"
オプションを「シングルクォーテーション(')」で囲む(ただし「'」、「\」、「\(半角バックスラッシュ)」には無効)
例) コメントに「ドルマーク($)」を指定する場合
prputex ・・・ -z -ttlcomment '$'
特別な意味を持つ文字の前に「半角バックスラッシュ(\)」を指定する
例) コメントに「半角バックスラッシュ(\)」を指定する場合
prputex ・・・ -z -ttlcomment \\
ただし、C言語プログラムで、上記以外の方法でコマンドを起動する場合は、特別な意味を持つ文字はありません。通常どおり、オプションを指定して、コマンドを起動してください。
●ファイル、ファイルの格納先の指定に関する留意事項
ファイルの格納先として指定できるのは、ローカルディスク、UNC 指定(\\コンピュータ名\共有名\ディレクトリ名)、およびリモートマウントしたディレクトリのみです。
ファイル名、ファイルの格納先の指定に関する注意事項については、以下を参照してください。
以下に、prputexコマンドのオプションの一覧を示します。
オプションの分類 | オプション | 【アプリケーションサーバのオペレーティングシステム】 | |||
---|---|---|---|---|---|
W64 | S | L64 | |||
通信対象コンピュータ名(*1) | ○ | ○ | ○ | ||
○ | ○ | ○ | |||
○ | ○ | ○ | |||
"帳票名"(*2) | ○ | ○ | ○ | ||
転送帳票格納ディレクトリ(*2) | ○ | ○ | ○ | ||
○ | ○ | ○ | |||
転送データファイル名(*2) | ○ | ○ | ○ | ||
転送メディアデータファイル名(*2) | ○ | ○ | ○ | ||
転送ファイル名(*2) | ○ | ○ | ○ | ||
バイナリ転送時の転送ファイル名(*2) | ○ | ○ | ○ | ||
帳票出力時の帳票格納ディレクトリ(*2) | ○ | ○ | ○ | ||
○ | ○ | ○ | |||
○ | ○ | ○ | |||
○ | ○ | ○ | |||
○ | ○ | ○ | |||
転送電子保存時のFAX受信者情報ファイル名(*2)(*3) | ○ | ○ | ○ | ||
(*2)(*4) | ○ | ○ | ○ | ||
生成するPDFファイル名(*2) | ○ | ○ | ○ | ||
生成するOWFファイル名(*2) | ○ | ○ | ○ | ||
生成するExcelファイル名(*2) | ○ | ○ | ○ | ||
生成するTIFFファイル名(*2) | ○ | - | ○ | ||
帳票出力オプション(*2) | ○ | ○ | ○ |
*1:
省略できません。
*2:
ファイル名、ファイルの格納先の指定に関する注意事項については、以下を参照してください。
⇒“3.6 ユーザアプリケーションの開発・実行に関する留意事項”
*3:
帳票出力サーバが電子保存、およびFAX送信をサポートしている場合のみ指定できます。
*4:
帳票出力サーバがFAX送信をサポートしている場合のみ指定できます。
以下に、1つの帳票を出力する場合、マルチフォーム出力する場合、および組合せフォーム出力する場合の必須オプションの違いを示します。
1つの帳票を出力する場合
-sオプション
マルチフォーム出力する場合
-bオプション(帳票を転送しない場合)または-lcformオプション(帳票を転送する場合)
-nオプション
-grpdelimitオプション
組合せフォーム出力する場合
-bオプション(帳票を転送しない場合)または-lcformオプション(帳票を転送する場合)
-nオプション
-grpdelimitオプション
-gcbformオプション
prputexコマンドのオプションについて説明します。
オプションは、使用するオペレーティングシステムによって機能範囲や留意事項などが異なる場合があります。オペレーティングシステムによって記載内容が異なる場合は、それぞれの場合に分けて説明します。
通信対象の帳票出力サーバのコンピュータ名を、TCP/IPのホスト名またはIPアドレスで指定します。
このオプションは、必ず指定してください。
注意
帳票出力サーバがWindowsの場合、コンピュータ名とTCP/IPのホスト名は同一となるようネットワークの設定を行ってください。コンピュータ名とTCP/IPのホスト名が異なる場合は、IPアドレスで指定してください。
ポイント
【Linux for Intel64版】の場合
通信対象のコンピュータがLinux for Intel64版の場合、コンピュータ名をFQDNで指定することもできます。
アプリケーションサーバの帳票やデータファイル、メディアデータファイルなどの転送データを圧縮して転送する場合に指定します。
このオプションを省略すると、転送データを圧縮せずに転送します。
アプリケーションサーバの帳票を帳票出力サーバに転送せず、帳票出力サーバに配置済みの帳票を使用して帳票を出力する場合に指定します。
このオプションを省略すると、アプリケーションサーバの帳票を帳票出力サーバの作業用ディレクトリに転送します。
マルチフォーム出力、または組合せフォーム出力をする場合(-grpdelimitオプションを指定した場合)、このオプションまたは-lcformオプションを必ず指定してください。ただし、両方のオプションを同時に指定すると、エラーになります。
注意
帳票出力サーバがUNIX系OSで、プリンタにFM出力またはFNP出力する場合、必ず帳票出力サーバに帳票を配置し、-bオプションを指定してください。
このオプションの指定を省略した場合、オーバレイが正しく印刷されません。
このオプションは、1つの帳票を出力する場合(-grpdelimitオプションを指定しない場合)にのみ有効です。
帳票名を「ダブルクォーテーション(")」で囲んで指定します。
1つの帳票を出力する場合(-grpdelimitオプションを指定しない場合)は、このオプションを必ず指定してください。
ポイント
マルチフォーム出力、または組合せフォーム出力をする場合(-grpdelimitオプションを指定した場合)、帳票名を入力データで指定しますので、このオプションで指定する必要はありません。
このオプションは、アプリケーションサーバの帳票を帳票出力サーバに転送する場合(-bオプションを指定しない場合)にのみ有効です。
アプリケーションサーバの転送する帳票が格納されているディレクトリをフルパスで指定します。
帳票を転送する場合(-bオプションを指定しない場合)に省略すると、以下のディレクトリの指定が有効になります。
アプリケーションサーバの環境設定画面の[全般]タブで指定されている帳票格納ディレクトリが有効になります。
なお、List Creatorデザイナをインストールしている場合は、帳票格納ディレクトリを帳票定義一覧画面のオプション画面からも切り替えることができます。
アプリケーションサーバ上でprsetassetsdirコマンドで指定した帳票格納ディレクトリが有効になります。
注意
帳票格納ディレクトリ名を指定する場合、以下の注意事項があります。
入力データの文字コード系を指定します。アプリケーションサーバ側で指定した文字コード系は、帳票出力サーバ側に引き継がれます。
Shift-JIS
UNICODE(UTF16リトルエンディアン)(帳票出力サーバがWindowsの場合のみ有効)
UNICODE(UTF16ビッグエンディアン)(帳票出力サーバがWindowsの場合のみ有効)
UNICODE(UTF8)
UNICODE(UTF32リトルエンディアン)(帳票出力サーバがWindowsの場合のみ有効)
UNICODE(UTF32ビッグエンディアン)(帳票出力サーバがWindowsの場合のみ有効)
このオプションを省略すると、以下の指定が有効になります。
「SJIS」が指定されたものとして動作します。
環境変数LANGおよび環境変数OA_EUCTYPEでの指定が有効になります。
注意
このオプションは、入力データ形式が「可変長」、「固定長」、または「CSV 形式」の場合にのみ有効です。
入力データ形式が「XML形式」の場合は、以下のように指定してください。
【Windows版】の場合
XMLファイル中のXML宣言で文字コード系を指定します。XMLファイル中のXML宣言を省略した場合、またはXML宣言で文字コード系の指定を省略した場合は、UNICODE(UTF8)とみなします。
【UNIX系OS版】の場合
XMLファイル中のXML宣言で指定した文字コード系にかかわらず、Shift-JIS(SJIS)を指定してください。
【UNIX系OS版】の場合、EUCを指定するには、このオプションを指定せず(省略し)、環境変数LANGおよびOA_EUCTYPEでEUCコード系を指定してください。
Unicodeの文字が定義されている帳票定義情報を使用する場合、入力データの文字コード系はUNICODEのいずれかを指定してください。
英語環境(英語ロケール)で帳票出力する場合、入力データの文字コード系はUNICODEのいずれかを指定してください。
アプリケーションサーバのデータファイルを帳票出力サーバに転送する場合に、アプリケーションサーバのデータファイル名をフルパスで指定します。
【Windows版】の場合は、259バイト以内で指定してください。
帳票出力サーバに転送されたデータファイルは、帳票出力後に削除されます。
1つの帳票を出力する場合(-grpdelimitオプションを指定しない場合)に省略すると、データファイルを転送せず、帳票出力サーバ上の帳票格納ディレクトリ配下の帳票名と同名のデータファイル(「帳票名.dat」)が指定されたものとして動作します。
マルチフォーム出力、または組合せフォーム出力をする場合(-grpdelimitオプションを指定した場合)、このオプションを必ず指定してください。
注意
データファイル中のデータは、必ず以下の文字コード系で指定してください。
【Windows版】の場合
-indatacodeオプションで指定した入力データの文字コード系で記述してください。
【UNIX系OS版】の場合
環境変数LANGおよび環境変数OA_EUCTYPE、または-indatacodeオプションで指定した文字コード系で記述してください。
アプリケーションサーバがUNIX系OSで、入力データ形式が「XML形式」の場合は、XMLファイル中のXML宣言で指定した文字コード系で記述してください。
アプリケーションサーバがUNIX系OSで、帳票出力サーバがWindowsの場合、データファイルをEUC(U90)、EUC(S90)、またはSolaris標準EUCの文字で記述すると、アプリケーションサーバ側でShift-JISに変換されるため、Shift-JISの文字コードの範囲で指定してください。
なお、Shift-JISに存在しない文字を指定すると、縮退が発生します。その場合は、代替文字「_」または「_」で出力されます。
アプリケーションサーバのメディアデータファイルを帳票出力サーバに転送する場合に、アプリケーションサーバのメディアデータファイル名をフルパスで指定します。複数のファイルを指定する場合は、「セミコロン(;)」で区切って指定します。
このオプションを省略すると、メディアデータファイルを転送しません。
なお、帳票出力サーバでの帳票の出力時、メディアデータ格納ディレクトリは、以下の優先順序で有効になります。
無効(このオプションにより転送したメディアデータファイルのみ有効)
-zオプションの-visualdirオプションで指定したメディアデータ格納ディレクトリ
-aオプションで指定した帳票出力時の帳票格納ディレクトリ
注意
メディアデータファイルを転送する場合、組込みメディア項目に対する入力データ中のメディアデータファイル名は、ファイル名のみを指定してください。
【UNIX系OS版】の場合、List Creatorが提供するCOBOLインタフェースや、シェルプログラム、C言語のsystem()関数などシェルを使用してコマンドを起動する場合は、転送メディアデータファイル名全体を「ダブルクォーテーション(")」で囲んでください。
例:-lcvisualfile "ファイル名1;ファイル名2;ファイル名3"
グラフ出力機能を利用する場合、グラフ属性ファイルとグラフデータファイルの両方を「;」(セミコロン)で区切って、フルパスで指定してください。
複数のグラフ属性ファイルとグラフデータファイルを使用する場合も「;」(セミコロン)で区切ってください。
例:
"C:\ListCREATOR\Samples\LineChart.grh;C:\ListCREATOR\Samples\LineChart.grd;C:\ListCREATOR\Samples\RadarChart.grh;C:\ListCREATOR\Samples\RadarChart.grd"
アプリケーションサーバのファイルを帳票出力サーバに転送する場合に、アプリケーションサーバの転送するファイル名をフルパスで指定します。複数のファイルを指定する場合は、「セミコロン(;)」で区切って指定します。
帳票出力サーバに転送されたファイルは、帳票出力後に削除されます。
このオプションを省略すると、ファイルを転送しません。
以下に、各オプションの指定方法について説明します。
ファイル転送時に文字コード変換を行う以下の場合に指定します。
置換フォント情報ファイルを使用する場合
このオプションと-zオプションの-atmapfontfileオプションで指定します。-zオプションの-atmapfontfileオプションにはファイル名のみ指定してください。
バーコード補正情報ファイルを使用する場合
このオプションと-zオプションの-atbcodadjustオプションで指定します。-zオプションの-atbcodadjustオプションにはファイル名のみ指定してください。
帳票出力情報ファイルを使用する場合
このオプションと-zオプションの-pオプションで指定します。
-z オプションの-pオプションにはファイル名のみ指定してください。
電子帳票情報ファイルを使用する場合
このオプションと-zオプションの-in2オプションで指定します。-zオプションの-in2オプションにはファイル名のみ指定してください。
PDFメール配信でPDFメール配信情報ファイルを使用する場合
このオプションと-zオプションの-gpdfmailconffileオプションで指定します。
-zオプションの-gpdfmailconffileオプションにはファイル名のみ指定してください。
PDF文書情報ファイルを使用する場合
このオプションと-zオプションの-in5オプションで指定します。-zオプションの-in5オプションにはファイル名のみ指定してください。
Excel文書情報ファイルを使用する場合
このオプションと-zオプションの-inexcelinfofileオプションで指定します。-zオプションの-inexcelinfofileオプションにはファイル名のみ指定してください。
ECM情報ファイルを使用する場合
PDFファイルの場合は、このオプションと-zオプションの-gpdfoutinfofileオプションで指定します。-zオプションの-gpdfoutinfofileオプションには、ファイル名のみ指定してください。
Excelファイルの場合は、このオプションと-zオプションの- gxlsxoutinfofileオプションで指定します。-zオプションの- gxlsxoutinfofileオプションには、ファイル名のみ指定してください。
組合せフォーム定義ファイルを使用する場合
このオプションと-zオプションの-gcbfileオプションで指定します。-zオプションの-gcbfileオプションには、ファイル名のみ指定してください。
ファイルをバイナリモードで転送する以下の場合に指定します。
PDFファイルに添付する任意のファイルを転送する場合
このオプションと-zオプションの-gpdfembedfileオプションで指定します。-zオプションの-gpdfembedfileオプションにはファイル名のみ指定してください。
PDFファイルに添付するファイル名の指定は、以下の優先順序で有効になります。
1.このオプション(アプリケーションサーバ側のフルパス)と-zオプションの-gpdfembedfileオプションで指定したファイル
(ファイル名のみ)
2.-zオプションの-gpdfembedfileオプションで指定したPDFファイルに添付するファイル(帳票出力サーバ側のフルパス)
3.このオプション(アプリケーションサーバ側のフルパス)と帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報
設定画面の文書管理で指定したPDFファイルに添付するファイル(ファイル名のみ)
4.帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブの文書情報設定画面の文書管理で指定したPDFファイルに添付す
るファイル(帳票出力サーバ側のフルパス)
ECM連携ファイルを転送する場合
このオプションと、ECM情報ファイル内の「ATTRFILE_TMPL」キーワードで指定します。ECM情報ファイル内の「ATTRFILE_TMPL」キーワードには、ファル名のみ指定してください。
ECM情報ファイル名の指定は、以下の優先順序で有効になります。
1.このオプション(アプリケーションサーバ側のフルパス)とECM情報ファイル内の「ATTRFILE_TMPL」キーワードで指
定したECM連携ファイル(ファイル名のみ)
2.ECM情報ファイル内の「ATTRFILE_TMPL」キーワードで指定したECM連携ファイル(帳票出力サーバ側のフルパス)
項目属性切替え定義ファイルを転送する場合
このオプションと-zオプションの-atpropertyreplaceオプションで指定します。
-zオプションの-atpropertyreplaceオプションにはファイル名のみ指定してください。
項目属性切替え定義ファイル名の指定は、以下の優先順序で有効になります。
1.このオプション(アプリケーションサーバ側のフルパス)と-zオプションの-atpropertyreplaceオプションで指定した
ファイル(ファイル名のみ)
2.-zオプションの-atpropertyreplaceオプションで指定した項目属性切替え定義ファイル(帳票出力サーバ側のフルパス)
注意
情報ファイルの文字コード系については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”の情報ファイルの文字コード系についての記載を参照してください。
アプリケーションサーバがUNIX系OSで、帳票出力サーバがWindowsの場合、ファイルをEUC(U90)、EUC(S90)、またはSolaris標準EUCの文字で記述すると、帳票出力サーバ側でShift-JISに変換されるため、Shift-JISの文字コードの範囲で指定してください。Shift-JISに存在しない文字を指定すると、縮退が発生します。その場合、代替文字「_」または「_」で出力されます。
PDFファイルにテキストファイルを添付する場合は、アプリケーションサーバの文字コード系に合わせてファイルを作成してください。
このオプションは、アプリケーションサーバの帳票を帳票出力サーバに転送せず、帳票出力サーバ上に配置済みの帳票を使用して帳票を出力する場合(-bオプションを指定した場合)にのみ有効です。
帳票出力サーバの帳票格納ディレクトリをフルパスで指定します。
帳票を転送しない場合(-bオプションを指定した場合)に省略すると、帳票出力サーバの帳票格納ディレクトリが有効になります。
注意
帳票格納ディレクトリのパスの区切りは、帳票出力サーバ側の指定方法に合わせて以下のように指定してください。
帳票出力サーバがWindowsの場合:\
帳票出力サーバがUNIX系OSの場合:/
帳票格納ディレクトリ名を指定する場合、以下の注意事項があります。
アプリケーションサーバがUNIX系OSで、帳票出力サーバがWindowsの場合、List Creatorが提供するCOBOLインタフェースや、シェルプログラム、C言語のsystem()関数などシェルを使用してコマンドを起動するには、パスの区切り「円マーク(\)」を2つ指定してください。
例:-a C:\\ListCREATOR\\Assets
マルチフォーム出力する場合は、オンラインマニュアル“帳票設計編”のマルチフォーム出力時の留意事項に関する記載を参照してください。
組合せフォーム出力については、オンラインマニュアル“帳票設計編”の組合せフォームの設計に関する記載を参照してください。
このオプションは、マルチフォーム出力、または組合せフォーム出力をする場合(-grpdelimitオプションを指定した場合)で、アプリケーションサーバの帳票を帳票出力サーバに転送する場合(-bオプションを指定しない場合)にのみ有効です。
アプリケーションサーバの転送する帳票名を指定します。複数の帳票名を、「セミコロン(;)」で区切って指定します。
マルチフォーム出力、または組合せフォーム出力をする場合(-grpdelimitオプションを指定した場合)、このオプションまたは-bオプションを必ず指定してください。ただし、両方のオプションを同時に指定すると、エラーになります。
1つの帳票を出力する場合(-grpdelimitオプションを指定しない場合)にこのオプションを指定すると、エラーになります。
注意
アプリケーションサーバがUNIX系OSの場合、List Creatorが提供するCOBOLインタフェースや、シェルプログラム、C言語のsystem()関数などシェルを使用してコマンドを起動するには、帳票名全体を「ダブルクォーテーション(")」で囲んでください。
例:-lcform "帳票名1;帳票名2;帳票名3"
マルチフォーム出力、または組合せフォーム出力をする場合に指定します。区切り文字は、データ定義画面の[環境定義]タブで指定した入力データ形式と区切り文字にしたがって指定します。
以下の場合に、実際に使用する区切り文字を指定します。【Windows版】の場合は、「ダブルクォーテーション(")」で囲んで指定してください。
入力データ形式が「可変長」、区切り文字が「バーティカルバー(|)」「シャープ(#)」「アスタリスク(*)」「任意」のいずれかの場合
入力データ形式が「CSV形式」、区切り文字が「カンマ(,)」の場合
注意
組合せフォーム出力する場合、「コロン(:)」は指定しないでください。
【UNIX系OS版】の場合、List Creatorが提供するCOBOLインタフェースや、シェルプログラム、C言語のsystem()関数などシェルを使用してコマンドを起動するには、任意の1バイト文字を「ダブルクォーテーション(")」で囲んでください。
入力データ形式が「可変長」、区切り文字が「1個以上の空白」の場合に指定します。
以下の場合に指定します。
入力データ形式が「可変長」、区切り文字が「タブ」の場合
入力データ形式が「CSV形式」、区切り文字が「タブ」の場合
入力データ形式が「固定長」、区切り文字が「区切り文字なし」の場合に指定します。
入力データ形式が「固定長」、区切り文字が「区切り文字あり」の場合に指定します。
入力データ形式が「XML形式」の場合に指定します。
マルチフォーム出力、または組合せフォーム出力をする場合、このオプションを必ず指定してください。
入力データ形式が「固定長」の場合(このオプションで「FIXED」または「FIXED_DELIMIT」を指定した場合)は、帳票名データのフィールド長を-grpbytesオプションで必ず指定してください。
このオプションを指定した場合は、-lcformオプションまたは-bオプションを必ず指定してください。また、-nオプションを必ず指定してください。
注意
【Windows版】の場合、以下の注意事項があります。
入力データの文字コード系がUnicodeで、入力データ形式が「可変長」の場合、マルチフォーム/組合せフォーム用帳票名データ区切り文字に任意の1バイト文字を指定するときは、文字コードが0x007F/0x7F以下の文字を指定してください。
入力データの文字コード系がUnicodeで、入力データ形式が「固定長」の場合、区切り文字に「区切り文字あり」を指定したときは、入力データ中のマルチフォーム/組合せフォーム用帳票名データ区切り文字には、文字コードが0x007F/0x7F以下の文字を指定してください。
【UNIX系OS版】の場合、表にある条件でマルチフォーム/組合せフォーム用帳票名データ区切り文字に「任意の1バイト文字」または「区切り文字あり」を指定する場合の、区切り文字の文字コードについて以下に示します。
アプリケーションサーバ | 入力データの文字コード系 | 入力データ形式 | マルチフォーム/組合せフォーム用帳票名データ区切り文字の文字コード |
---|---|---|---|
Windows | Unicode | 可変長 | 0x007F/0x7F以下の文字 |
固定長 | |||
UNIX系OS | EUC(U90/S90)または | 可変長 | 0x7F以下の文字 |
固定長 |
以下に指定例を示します。この例では、入力データ形式が「CSV形式」、区切り文字が「カンマ(,)」でマルチフォーム出力する場合の区切り文字を指定しています。
-grpdelimit ","
マルチフォーム出力する場合に、データファイル中の帳票名データのフィールド長を指定します。
入力データ形式が「固定長」の場合(-grpdelimitオプションに「FIXED」または「FIXED_DELIMIT」を指定した場合)は、このオプションを必ず指定してください。区切り文字が「区切り文字あり」の場合は、区切り文字を含まない長さを指定してください。
以下に指定例を示します。この例では、入力データ形式が「固定長」、区切り文字が「区切り文字なし」、データファイル中の帳票名データフィールド長が20バイトの場合でマルチフォーム出力する場合の区切り文字と帳票名データフィールド長を指定しています。
-grpdelimit FIXED -grpbytes 20
組合せフォーム出力する場合に指定します。
組合せフォーム出力を行いません。
組合せフォーム出力を行います。
組合せフォーム出力する場合は、このオプションを必ず指定してください。
このオプションを指定した場合、-grpdelimitオプションで帳票名データの区切り文字を必ず指定してください。
このオプションを省略すると、「no」が指定されたものとして動作します。
電子保存した帳票をFAX送信する場合に使用するFAX受信者情報ファイルを、アプリケーションサーバから帳票出力サーバに転送する場合に、アプリケーションサーバのFAX受信者情報ファイル名をフルパスで指定します。
帳票出力サーバに転送されたFAX受信者情報ファイルは、帳票出力後に削除されます。
このオプションを省略すると、FAX受信者情報ファイルを転送しません。その場合、FAX受信者情報は、以下の優先順序で有効になります。
-zオプションの-lwfaxrcvfileオプションで指定したFAX受信者情報(ファイル)
-zオプションの-lwfaxrcvオプションで指定したFAX受信者情報
帳票業務情報のプロパティ画面の[電子保存]タブの電子保存のFAX属性設定画面で指定した受信者情報
設定されない
注意
このオプションは、帳票出力サーバが電子保存、およびFAX送信をサポートしている場合のみ有効です。電子保存、およびFAX送信をサポートしていない帳票出力サーバに対して、このオプションを指定すると、エラーになります。
このオプションを指定する場合は、FAX番号を必ず指定してください。
情報ファイルの文字コード系については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”の情報ファイルの文字コード系についての記載を参照してください。
【UNIX系OS版】の場合、FAX受信者情報ファイルをEUC(U90)、EUC(S90)、またはSolaris標準EUCの文字で記述すると、帳票出力サーバ側でShift-JISに変換されるため、Shift-JISの文字コードの範囲で指定してください。Shift-JISに存在しない文字を指定すると、縮退が発生します。その場合、代替文字「_」または「_」で出力されます。
ポイント
電子保存後にFAX送信する場合は、FAX送信時にFAX受信者情報を変更することもできます。
FAX送信する場合に使用するFAX受信者情報ファイルを、アプリケーションサーバから帳票出力サーバに転送する場合に、アプリケーションサーバのFAX受信者情報ファイル名をフルパスで指定します。
帳票出力サーバに転送されたFAX受信者情報ファイルは、帳票出力後に削除されます。
このオプションを省略すると、FAX受信者情報ファイルを転送しません。その場合、FAX受信者情報は、以下の優先順序で有効になります。
-zオプションの-infaxrcvfileオプションで指定したFAX受信者情報(ファイル)
-zオプションの-atfaxrcvオプションで指定したFAX受信者情報
帳票業務情報のプロパティ画面の[FAX]タブで指定した受信者情報
FAX送信する場合は、FAX受信者情報をいずれかで必ず指定してください。
注意
このオプションは、帳票出力サーバがFAX送信をサポートしている場合のみ有効です。FAX送信をサポートしていない帳票出力サーバに対して、このオプションを指定すると、エラーになります。
このオプションを指定する場合は、FAX番号を必ず指定してください。
情報ファイルの文字コード系については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”の情報ファイルの文字コード系についての記載を参照してください。
【UNIX系OS版】の場合、FAX受信者情報ファイルをEUC(U90)、EUC(S90)、またはSolaris標準EUCの文字で記述すると、帳票出力サーバ側でShift-JISに変換されるため、Shift-JISの文字コードの範囲で指定してください。Shift-JISに存在しない文字を指定すると、縮退が発生します。その場合、代替文字「_」または「_」で出力されます。
ポイント
コネクタ連携時、使用する帳票資源や出力ファイルの指定可能なファイルパス長については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”のコネクタ連携機能の記載を参照してください。
アプリケーションサーバに生成するPDFファイル名をフルパスで指定します。
【UNIX系OS版】の場合、フルパスに全角文字および半角カナ文字は指定しないでください。
注意
-lckeepowfオプション、-lckeepxlsxオプション、または-lckeeptiffオプションと同時に指定しないでください。
このオプションで指定したファイル名と同一のファイル名がすでに存在する場合はエラーとなります。
ポイント
アプリケーションサーバにPDFファイルを生成する場合には、このオプションでPDFファイルのパスを指定します。帳票出力サーバにPDFファイルを生成する場合には、-zオプション以降に-keeppdfオプションを指定し、生成するPDFファイルのパスを指定します。
アプリケーションサーバに生成するOWFファイル名をフルパスで指定します。
なお、OWFファイルのファイル名には、以下の文字は指定しないでください。
【Windows版】の場合
全角文字、半角空白文字、および以下の文字は指定しないでください。
「(」、「)」、「|」、「\」、「^」、「~」、「[」、「]」、「`」、「<」、「>」、「#」、「%」、「"」、「;」、「/」、「?」、「:」、「@」、「&」、「=」、「,」、「*」
【UNIX系OS版】の場合
全角文字、半角カナ文字、半角空白文字、および以下の半角文字は指定しないでください。
「(」、「)」、「|」、「\」、「^」、「~」、「[」、「]」、「`」、「<」、「>」、「#」、「%」、「"」、「;」、「/」、「?」、「:」、「@」、「&」、「=」、「,」、「*」
注意
このオプションで指定したファイル名と同一のファイル名がすでに存在する場合はエラーとなります。
-lckeeppdfオプション、-lckeepxlsxオプション、または-lckeeptiffオプションと同時に指定しないでください。
OWFファイル名の拡張子は必ず「.owf」(半角小文字)を指定してください。
「.owf」以外の拡張子を指定した場合、Webプラグインが起動されません。
ポイント
アプリケーションサーバにOWFファイルを生成する場合には、このオプションでOWFファイルのパスを指定します。帳票出力サーバにOWFファイルを生成する場合には、-zオプション以降に-gowffileオプションを指定し、生成するOWFファイルのパスを指定します。
アプリケーションサーバに生成するExcelファイル名をフルパスで指定します。
【UNIX系OS版】の場合、フルパスに全角文字および半角カナ文字は指定しないでください。
注意
-lckeeppdfオプション、-lckeepowfオプション、または-lckeeptiffオプションと同時に指定しないでください。
このオプションで指定したファイル名と同一のファイル名がすでに存在する場合はエラーとなります。
Excelファイル名の拡張子には、必ず「.xlsx」を指定してください。
ポイント
アプリケーションサーバにExcelファイルを生成する場合には、このオプションでExcelファイルのパスを指定します。帳票出力サーバにExcelファイルを生成する場合には、-zオプション以降に-keepxlsxオプションを指定し、生成するExcelファイルのパスを指定します。
アプリケーションサーバに生成するTIFFファイル名をフルパスで指定します。
【Linux for Intel64版】の場合、フルパスに全角文字および半角カナ文字は指定しないでください。
注意
-lckeeppdfオプション、-lckeepowfオプション、または-lckeepxlsxオプションと同時に指定しないでください。
このオプションで指定したファイル名と同一のファイル名がすでに存在する場合はエラーとなります。
TIFFファイル名の拡張子には、必ず「.tif」を指定してください。
ポイント
アプリケーションサーバにTIFFファイルを生成する場合には、このオプションでTIFFファイルのパスを指定します。帳票出力サーバにTIFFファイルを生成する場合には、-zオプション以降に-keeptiffオプションを指定し、生成するTIFFファイルのパスを指定します。
帳票の出力時のオプションを指定します。-zオプション以降はすべて帳票出力オプションとみなされます。
コネクタ連携による帳票出力は、帳票出力サーバでprprintコマンドを実行するため、帳票出力オプションには、prprintコマンドのオプションを指定します。ただし、prprintコマンドの以下のオプションは、指定しても無効になります。
帳票格納ディレクトリ名
入力データの文字コード系
データファイル名
メディアデータ格納ディレクトリ(prputexコマンドで-lcvisualfileオプションを指定してメディアデータファイルを転送した場合のみ無効)
マルチフォーム/組合せフォーム用帳票名データ区切り文字(指定しないでください)
マルチフォーム用帳票名データフィールド長(指定しないでください)
組合せフォーム出力指定(指定しないでください)
電子保存時のFAX受信者情報(prputexコマンドで-lclwfaxrcvfileオプションを指定して電子保存時のFAX受信者情報ファイルを転送した場合のみ無効)
電子保存時のFAX受信者情報ファイル名(prputexコマンドで-lclwfaxrcvfileオプションを指定して電子保存時のFAX受信者情報ファイルを転送した場合のみ無効)
FAX送信時のFAX受信者情報(prputexコマンドで-lcinfaxrcvfileオプションを指定してFAX送信時のFAX受信者情報ファイルを転送した場合のみ無効)
FAX送信時のFAX受信者情報ファイル名(prputexコマンドで-lcinfaxrcvfileオプションを指定してFAX送信時のFAX受信者情報ファイルを転送した場合のみ無効)
メディアデータファイル名(prputexコマンドで -lcvisualfileオプションを指定してメディアデータファイルを転送した場合のみ無効)
マルチフォーム出力/組合せフォーム出力時の帳票名(prputexコマンドで -lcformオプションを指定して帳票を転送した場合のみ無効)
-nオプションを指定する場合、Print Managerの高信頼リモートプリンタ、リモートプリンタは指定しないでください。
-afaxオプションを指定する場合、Print Managerのリモートプリンタは指定しないでください。
-lwfaxrcvfileオプションを指定する場合、電子保存時のFAX受信者情報ファイルは、帳票出力サーバ上に配置しておいてください。
-infaxrcvfileオプションを指定する場合、FAX送信時のFAX受信者情報ファイルは、帳票出力サーバ上に配置しておいてください。
注意
このオプション以降に-indatacodeオプションを指定した場合、帳票出力サーバ側では以下のように動作します。
帳票出力サーバがWindowsの場合:指定は無効になります。
帳票出力サーバがUNIX系OSの場合:帳票出力サーバ側でエラーが発生します。
【UNIX系OS版】の場合、以下の注意事項があります。
帳票出力サーバがWindowsで、List Creatorが提供するCOBOLインタフェースや、シェルプログラム、C言語のsystem()関数などシェルを使用して起動する場合、パスの区切り「円マーク(\)」を2つ指定してください。
例:-keeppdf C:\\Data\\PDF\\Form.pdf
このオプションでディレクトリやファイルを指定する場合、以下の注意事項があります。
ポイント
コネクタ連携時に、アプリケーションサーバに出力した帳票(PDFファイル/OWFファイル/Excelファイル/TIFFファイル)を配置する場合は、-lckeeppdf、-lckeepowf、-lckeepxlsx、-lckeeptiffオプションで配置するファイル名をフルパスで指定します。
また、帳票出力サーバで帳票(PDFファイル/OWFファイル/Excelファイル/TIFFファイル)を出力する場合は、-zオプション以降に-keeppdf、-gowffile、-keepxlsx、-keeptiffオプションで生成するファイル名をフルパスで指定します。
prputexコマンドの記述例については、以下を参照してください。
以下に、コネクタ連携機能の復帰値を示します。
コネクタ連携機能の環境構築、およびコネクタ連携機能のサービスの詳細については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。
【Windows版】を使用する場合
以下の表(表4.7)の「意味」の「ローカルコンピュータ」とは「アプリケーションサーバ」、「通信対象のコンピュータ」とは「帳票出力サーバ」のことです。
復帰値 | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了しました。 |
1 | 内部エラーが発生しました。 |
2 | Javaの実行環境がインストールされていない可能性があります。 |
3 | Javaの実行モジュールへのアクセスに失敗しました。Javaモジュールが壊れている可能性があります。 |
4 | Javaのクラスファイルへのアクセスに失敗しました。Javaクラスファイルが壊れている可能性があります。 |
5 | メモリ資源不足です。処理を打ち切ります。 |
6 | 起動時のパラメータに誤りがあります。 |
7 | 文字列のコード変換に失敗しました。 |
8 | レジストリのアクセスに失敗しました。 |
9 | 設定ファイルへのアクセスに失敗しました。または、設定ファイルの内容が正しくない可能性があります。 |
11 | コネクタ連携機能のサービスが停止されたため、処理を打ち切ります。コネクタ連携機能のサービスを起動して、再度実行してください。 |
12 | コネクタ連携機能のサービスとのプロセス間通信に異常が発生したため、処理できません。 |
23 | 通信対象のコンピュータへの接続が、すでに接続可能最大数を超えているため、接続に失敗しました。再度実行してください。 |
24 | 通信エラーが検出されたため、処理できません。 |
27 | 通信対象のコンピュータの電源が投入されていない、または通信対象のコンピュータが見つかりません。システム管理者に連絡して、ネットワーク環境を確認してください。 |
29 | 通信対象のコンピュータが存在しない、または、通信対象のコンピュータの名前解決に失敗した、または、通信中に異常が発生しました。システム管理者に連絡して、ネットワーク環境を確認してください。 |
33 | 帳票出力サーバで、帳票出力中にエラーが発生しました。 |
49 | ローカルコンピュータでディレクトリ、帳票、またはファイルのアクセスに失敗したため、処理できません。 |
51 | ローカルコンピュータでディレクトリ、帳票、またはファイルのアクセスが拒否されたため、処理できません。 |
52 | ローカルコンピュータにディレクトリ、帳票、またはファイルが存在しないため、処理できません。 |
60 | 通信対象のコンピュータがメモリ不足のため処理できません。 |
61 | 通信対象のコンピュータでディスクの空き容量が不足しているため、処理できません。 |
63 | 通信対象のコンピュータでシステム資源が不足しているため、処理できません。 |
69 | 通信対象のコンピュータで、ディレクトリ、帳票、またはファイルのアクセスに失敗したため、処理できません。 |
71 | 通信対象のコンピュータで、ディレクトリ、帳票、またはファイルのアクセスが拒否されたため、処理できません。 |
72 | 通信対象のコンピュータに、ディレクトリ、帳票、またはファイルが存在しないため、処理できません。 |
101 | 帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。スプールドキュメントが削除されました。 |
102 | 帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。スプールドキュメントが保留されました。 |
103 | 帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。出力装置がオフライン、またはストップ状態のため、帳票を出力することができませんでした。 |
104 | 帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。出力装置が用紙切れのため、帳票を出力することができませんでした。 |
105 | 帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。出力装置がエラー状態のため、帳票を出力することができませんでした。 |
106 | 帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。リモート出力装置へスプールドキュメントを転送中にエラーが発生しました。 |
107 | 帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。出力後保存中にエラーが発生しました。 |
108 | 帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。用紙交換メッセージ、または出力開始メッセージ応答待ち状態のため、出力完了待ち合わせが解除されました。 |
121 | 帳票出力処理中に通信モジュールでエラーが発生しました。 |
122 | 通信対象のコンピュータがシャットダウンされた、またはコネクタ連携機能のサービスが停止されたなどのため、接続が無効になりました。通信対象のコンピュータを起動し、コネクタ連携機能のサービスを起動して、再度実行してください。 |
124 | 通信対象のコンピュータでコネクタ連携機能のサービスが起動されていないため、処理できません。コネクタ連携機能のサービスを起動して、再度実行してください。 |
125 | 通信対象のコンピュータに接続できない、または、通信エラーが発生しました。 |
126 | ローカルコンピュータに既にファイルが存在するため、ファイルの作成に失敗しました。 |
150 | 通信モジュールでその他のシステムエラーが発生しました。 |
200 | Javaメソッドの実行中に例外が発生しました。 |
201 | 動作するのに十分な空きメモリが不足しています。 |
202 | 作業ファイル作成時にディスク資源不足が発生しました。 |
203 | メモリ・ディスク以外のシステム資源不足が発生しました。 |
204 | ファイルまたはディレクトリへのアクセスが拒否されました。 |
205 | ファイル共有違反が発生しました。 |
206 | ファイルが見つかりませんでした。 |
207 | Javaの内部エラーが発生しました。 |
208 | 処理中に作業用ファイルの異常が発生しました。 |
209 | アプリケーションサーバ側でエラーが発生しました。指定したパラメータ、または属性情報に誤りがあります。 |
212 | その他のシステムエラーが発生しました。 |
226 | 文字コード変換でエラーが発生しました。 |
255 | 帳票の出力中に帳票出力サーバでエラーが発生しました。エラーの詳細は、帳票出力サーバのイベントログ(またはシステムログ)を確認してください。 |
コネクタ連携機能使用時のエラー詳細
以下に、コネクタ連携機能を使用中に表示されるエラーの詳細コードについて説明します。
詳細コード | 原因と対処方法 |
---|---|
X-0-0 | コネクタ連携機能が使用できない可能性があります。
|
X-20-32 | 通信対象のコンピュータのディスク容量が不足している可能性があります。以下の対処を行ってください。
|
X-29-16842788 | 通信中に、以下の状態となった可能性があります。
|
X-24-16 | DefaultTransferPropertyファイルのプロパティに、値が指定されていないプロパティが存在する可能性があります。
|
X-24-32 | DefaultTransferPropertyファイルのプロパティの値に、範囲外の値が指定されている可能性があります。
|
X-24-48 | DefaultTransferPropertyファイルのプロパティの値に、誤った値が指定されている可能性があります。
|
X-24-64 | |
X-0-41000010301 | 通信中に、以下の状態となった可能性があります。
|
X-0-41000010005 | コネクタ連携機能が使用できない可能性があります。
|
上記の表の「X」には任意の数字が出力されます。
【UNIX系OS版】を使用する場合
以下の表(表4.8)の「意味」の「ローカルコンピュータ」とは「アプリケーションサーバ」、「通信対象のコンピュータ」とは「帳票出力サーバ」のことです。
復帰値 | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了しました。 |
1 | 内部エラーが発生しました。 |
2 | Javaの実行環境がインストールされていない可能性があります。 |
3 | Javaの実行モジュールへのアクセスに失敗しました。Javaモジュールが壊れている可能性があります。 |
4 | Javaのクラスファイルへのアクセスに失敗しました。Javaクラスファイルが壊れている可能性があります。 |
5 | メモリ資源不足です。処理を打ち切ります。 |
6 | 起動時のパラメータに誤りがあります。 |
7 | 文字列のコード変換に失敗しました。 |
8 | レジストリのアクセスに失敗しました。 |
9 | 設定ファイルへのアクセスに失敗しました。または、設定ファイルの内容が正しくない可能性があります。 |
11 | コネクタ連携機能のサービスが停止されたため、処理を打ち切ります。コネクタ連携機能のサービスを起動して、再度実行してください。 |
12 | コネクタ連携機能のサービスとのプロセス間通信に異常が発生したため、処理できません。 |
23 | 通信対象のコンピュータへの接続が、すでに接続可能最大数を超えているため、接続に失敗しました。再度実行してください。 |
24 | 通信エラーが検出されたため、処理できません。 |
27 | 通信対象のコンピュータの電源が投入されていない、または通信対象のコンピュータが見つかりません。システム管理者に連絡して、ネットワーク環境を確認してください。 |
29 | 通信対象のコンピュータが存在しない、または、通信対象のコンピュータの名前解決に失敗した、または、通信中に異常が発生しました。システム管理者に連絡して、ネットワーク環境を確認してください。 |
33 | 帳票出力サーバで、帳票出力中にエラーが発生しました。 |
49 | ローカルコンピュータでディレクトリ、帳票、またはファイルのアクセスに失敗したため、処理できません。 |
51 | ローカルコンピュータでディレクトリ、帳票、またはファイルのアクセスが拒否されたため、処理できません。 |
52 | ローカルコンピュータにディレクトリ、帳票、またはファイルが存在しないため、処理できません。 |
60 | 通信対象のコンピュータがメモリ不足のため処理できません。 |
61 | 通信対象のコンピュータでディスクの空き容量が不足しているため、処理できません。 |
63 | 通信対象のコンピュータでシステム資源が不足しているため、処理できません。 |
69 | 通信対象のコンピュータで、ディレクトリ、帳票、またはファイルのアクセスに失敗したため、処理できません。 |
71 | 通信対象のコンピュータで、ディレクトリ、帳票、またはファイルのアクセスが拒否されたため、処理できません。 |
72 | 通信対象のコンピュータに、ディレクトリ、帳票、またはファイルが存在しないため、処理できません。 |
101 | 帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。スプールドキュメントが削除されました。 |
102 | 帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。スプールドキュメントが保留されました。 |
103 | 帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。出力装置がオフライン、またはストップ状態のため、帳票を出力することができませんでした。 |
104 | 帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。出力装置が用紙切れのため、帳票を出力することができませんでした。 |
105 | 帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。出力装置がエラー状態のため、帳票を出力することができませんでした。 |
106 | 帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。リモート出力装置へスプールドキュメントを転送中にエラーが発生しました。 |
107 | 帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。出力後保存中にエラーが発生しました。 |
108 | 帳票出力サーバで、帳票出力の待ち合わせ時に異常が発生しました。用紙交換メッセージ、または出力開始メッセージ応答待ち状態のため、出力完了待ち合わせが解除されました。 |
121 | 帳票出力処理中に通信モジュールでエラーが発生しました。 |
122 | 通信対象のコンピュータがシャットダウンされた、またはコネクタ連携機能のサービスが停止されたなどのため、接続が無効になりました。通信対象のコンピュータを起動し、コネクタ連携機能のサービスを起動して、再度実行してください。 |
124 | 通信対象のコンピュータでコネクタ連携機能のサービスが起動されていないため、処理できません。コネクタ連携機能のサービスを起動して、再度実行してください。 |
125 | 通信対象のコンピュータに接続できない、または、通信エラーが発生しました。 |
126 | ローカルコンピュータに既にファイルが存在するため、ファイルの作成に失敗しました。 |
150 | 通信モジュールでその他のシステムエラーが発生しました。 |
200 | Javaメソッドの実行中に例外が発生しました。 |
201 | 動作するのに十分な空きメモリが不足しています。 |
202 | 作業ファイル作成時にディスク資源不足が発生しました。 |
203 | メモリ・ディスク以外のシステム資源不足が発生しました。 |
204 | ファイルまたはディレクトリへのアクセスが拒否されました。 |
205 | ファイル共有違反が発生しました。 |
206 | ファイルが見つかりませんでした。 |
207 | Javaの内部エラーが発生しました。 |
208 | 処理中に作業用ファイルの異常が発生しました。 |
209 | アプリケーションサーバ側でエラーが発生しました。指定したパラメータ、または属性情報に誤りがあります。 |
212 | その他のシステムエラーが発生しました。 |
226 | 文字コード変換でエラーが発生しました。 |
255 | 帳票の出力中に帳票出力サーバでエラーが発生しました。エラーの詳細は、帳票出力サーバのイベントログ(またはシステムログ)を確認してください。 |
コネクタ連携機能使用時のエラー詳細
以下に、コネクタ連携機能を使用中に表示されるエラーの詳細コードについて説明します。
詳細コード | 原因と対処方法 |
---|---|
X-0-0 | コネクタ連携機能が使用できない可能性があります。
|
X-20-32 | 通信対象のコンピュータのディスク容量が不足している可能性があります。
|
X-29-16842788 | 通信中に、以下の状態となった可能性があります。
|
X-24-16 | DefaultTransferPropertyファイルのプロパティに、値が指定されていないプロパティが存在する可能性があります。
|
X-24-32 | DefaultTransferPropertyファイルのプロパティの値に、範囲外の値が指定されている可能性があります。
|
X-24-48 | DefaultTransferPropertyファイルのプロパティの値に、誤った値が指定されている可能性があります。
|
X-24-64 | |
X-0-41000010301 | 通信中に、以下の状態となった可能性があります。
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X-0-41000010005 | コネクタ連携機能が使用できない可能性があります。
|
上記の表の「X」には任意の数字が出力されます。
コネクタ連携機能の環境構築や運用に関する注意事項については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”のコネクタ連携時の注意事項についての記載を参照してください。
以下に、prputexコマンドを指定する場合の留意事項について示します。
prputexコマンドにより帳票を出力する場合、1台の帳票出力サーバで同時に処理できるプロセス数は、環境設定ファイル(DaemonPropertyファイルの「最大同時接続許可数」)に依存します。環境設定時に設定した個数以降の帳票出力処理は、中断される場合があります。この場合、復帰値「23」でprputex コマンドが復帰します。
また、1台の帳票出力サーバに対して、アプリケーションサーバが複数台存在する場合は、それぞれのアプリケーションサーバから同時に通信するプロセス数の合計が、環境設定ファイル(DaemonProperty ファイル)の「最大同時接続許可数」まで通信可能となります。
ファイル名、ファイルの格納先の指定に関する注意事項については、以下を参照してください。