帳票(部署別売上げ一覧)を作成するまでの作業の流れについて説明します。
帳票設計前の準備
1)帳票形式を決める
帳票の特長を考慮し、「集計表形式」の帳票様式情報を作成します。
2)Unicodeの文字を使用するかどうかを決める
帳票定義情報に定義する文字列にUnicodeの文字は使用しません。
3)作成方法を決める
既存の帳票やプレプリント用紙のレイアウト情報を利用します。
⇒“6.3 作成方法を決める”
4)利用するファイル(下敷きイメージ)を準備する
既存の帳票をスキャナなどで読み込み、下敷きイメージ(ビットマップデータ)を作成します。
また、定義するパーティションや項目の情報をまとめた「帳票設計書」および入力データを
準備します。
⇒“5.1.2 準備”
帳票定義情報の作成
1)帳票定義一覧の起動
2)帳票様式情報の作成
a.帳票様式定義ウィザードの起動
⇒“5.2.1 ウィザードでプロトタイプの帳票様式情報を作成します”
b.動作環境の設定
帳票様式定義を行う場合の操作の基本となる以下の環境を設定します。
-操作時の基本単位の設定
-グリッド種別の選択と設定
c.帳票レイアウト情報の定義・編集
パーティションを定義し、パーティション罫線および項目を定義します。
⇒“5.2.6 CF(CF1/CF2)パーティションを定義します”
⇒“5.2.7 DEパーティション/PHパーティションを定義します”
d.関連付け情報の定義
c.で定義した項目の出力順と入力データの並び順を合わせたり、帳票に出力する値を自動 計算するためのBREAKや
演算を定義したりします。
帳票の出力イメージの確認
作成した帳票様式情報と入力データを使用して、プレビュー起動画面から帳票の出力イメージを確認します。
帳票業務情報の設定
帳票の出力方法、出力時の動作、および出力後の動作を定義します。
帳票定義情報の保存
定義した内容を保存し、帳票定義情報を作成します。