1.2.1 Jakarta EE/Java EE環境の性能情報の管理

■環境

本製品のAgentをInterstage Application Server V10.0以降のアプリケーションサーバ機能がインストールされている、Jakarta EE/Java EE運用環境へ導入することで連携が可能です。

Jakarta EE/Java EEのバージョンと対応するInterstage Application Serverのバージョンについては、上記の注意事項を参照してください。

対応インストール種別の関係については、解説書「管理対象と対応インストール種別」を参照してください。

注意

Interstage Application Serverのマルチサーバ運用を行う場合、管理サーバのみが監視対象となります。

■Interstage Application Server側での作業

ポイント

asadminの格納場所は、以下のとおりです。

【Windows版】

C:\Interstage\glassfish5\glassfish\bin

【UNIX版】

/opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/bin

Jakarta EE機能のコマンドを実行するときは、コマンドの絶対パスを指定する必要があります。

コマンドの詳細については、Interstage Application Server 「Jakarta EE 設計・構築・運用ガイド」を参照してください。

【Windows版】

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin

【UNIX版】

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin

Java EE 7機能のコマンドを実行するときは、コマンドの絶対パスを指定する必要があります。

コマンドの詳細については、Interstage Application Server 「Java EE 7 設計・構築・運用ガイド」を参照してください。

【Windows版】

C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin

【UNIX版】

/opt/FJSVisje6/glassfish/bin

Java EE 6機能のコマンドを実行するときは、コマンドの絶対パスを指定する必要があります。

コマンドの詳細については、Interstage Application Server 「Java EE運用ガイド(Java EE 6編)」またはInterstage Application Server/Interstage Web Server Express「Java EE運用ガイド(Java EE 6編)」を参照してください。

【Windows版】

C:\Interstage\F3FMisjee\bin

【UNIX版】

/opt/FJSVisjee/bin

Java EE 5機能のコマンドを実行するときは、コマンドの絶対パスを指定する必要があります。

コマンドの詳細については、Interstage Application Server 「リファレンスマニュアル(コマンド編)」またはInterstage Application Server/Interstage Web Server Express「リファレンスマニュアル(コマンド編)」を参照してください。

収集ポリシーの作成と適用を行う前に、Interstage Application Server側で以下の準備/確認が必要になります。

Interstageの各サービス/デーモンが起動していること。
IJServerクラスタおよびサーバーインスタンスが作成されていること。
<Jakarta EE、Java EE 7、Java EE 6の場合>
- DASが起動していること。
- IJServerクラスタ、サーバーインスタンスが起動していること。
- asadminコマンド実行時に管理者ユーザーとパスワードの入力が省略できること。
  管理者ユーザーとパスワードを省略するためにはasadminコマンドのloginサブコマンドを実行してください。なお、サービス運用ユーザーを変更した場合、変更後にloginサブコマンドを再実行する必要があります。
  asadmin login
<Java EE 5の場合>
- JMXのサービス/デーモンが起動していること。
- IJServerクラスタの「トランザクション内訳分析」を行う場合は、「1.2.3 トランザクション内訳分析」に記載する設定を行っていること。

監視対象のIJServerクラスタごとに監視レベルが設定されていること。

asadminコマンドを利用して、監視する性能情報の監視レベルを設定します。

IJServerクラスタ名が「IJServer001」のときの、監視レベルの設定方法を例示します。

デフォルトの性能情報を収集する場合（「■定義手順」参照）

asadmin enable-monitoring --modules jvm:thread-pool:transaction-service:jdbc-connection-pool --target IJServer001

asadmin set IJServer001.monitoring-service.module-monitoring-levels.jvm=LOW

asadmin set IJServer001.monitoring-service.module-monitoring-levels.jdbc-connection-pool=HIGH

asadmin set IJServer001.monitoring-service.module-monitoring-levels.thread-pool=LOW

asadmin set IJServer001.monitoring-service.module-monitoring-levels.transaction-service=LOW

デフォルト以外の性能情報を収集する場合（「■監視項目の拡張手順」参照）

1.に加えて以下を設定します。

asadmin enable-monitoring --modules http-service:orb:connector-connection-pool:ejb-container --target IJServer001

asadmin set IJServer001.monitoring-service.module-monitoring-levels.ejb-container=LOW

asadmin set IJServer001.monitoring-service.module-monitoring-levels.orb=LOW

asadmin set IJServer001.monitoring-service.module-monitoring-levels.http-service=LOW

asadmin set IJServer001.monitoring-service.module-monitoring-levels.connector-connection-pool=HIGH

上記の設定は、監視するIJServerクラスタごとに行います。

注意

Jakarta EE環境およびJava EE 7環境では、DASのインスタンス（"server"）の性能情報は監視されません。
Java EE 5の場合、JMXサービスへの接続プロトコルは、RMIプロトコル（JNDI形式）のみです。

1.2.1.2 定義方法

■定義手順

本連携機能を使用した場合、デフォルトで収集される項目は以下です。

IS_JMX_JAVAEE_JVM
IS_JMX_JAVAEE_JDBC_POOL
IS_JMX_JAVAEE_THREAD_POOL
IS_JMX_JAVAEE_TRANSACTION

それぞれの項目は、IJServerクラスタ配下のサーバーインスタンスごとに収集されます。

JDK5を使用する場合は、デフォルトの性能情報のみを収集することができます。

収集テンプレート（template.dat）を修正します。

■格納場所

【Windows版】

<可変ファイル格納ディレクトリ>\control\template.dat

【UNIX版】

/etc/opt/FJSVssqc/template.dat

[ISRESTSNSRJE]セクションを修正します。

■修正内容

必要に応じて★印の行を修正します。

#########################################

# Interstage Application Server REST Sensor Information (Java EE 7/Jakarta EE)

[ISRESTSNSRJE]

DCAID="ISRESTSNSRJE"

PORT="12021" ★DASの運用管理用HTTPリスナーのポート番号を設定します。

USER="***" ★DASの管理ユーザーIDを設定します。

PASSWORD="***" ★DASの管理パスワードを暗号化して設定します。

#########################################

■設定値

キー	必須/任意	形式	説明	デフォルト値
[ISRESTSNSRJE]	必須	[ISRESTSNSRJE]	セクション名です。「ISRESTSNSRJE」固定です。	[ISRESTSNSRJE]
DCAID	必須	ISRESTSNSRJE	「ISRESTSNSRJE」固定です。	ISRESTSNSRJE
PORT	必須	ポート番号 (1～65535)	DASの運用管理用HTTPリスナーのポート番号を指定します。 <Jakarta EE> デフォルト値は12041 <Java EE 7> デフォルト値は12021	12021 (Java EE 7のDASのデフォルトのポート番号)
USER	必須	(注1)	DASの管理ユーザーIDを指定します。	なし
PASSWORD	必須	genpwdで作成した文字列 (注1) (注2)	DASの管理パスワードを暗号化して指定します。	なし

注1) Jakarta EE/Java EE運用環境で利用するユーザー名およびパスワードの詳細はInterstage Application Serverのマニュアルを参照してください。

注2) genpwd(パスワード暗号化コマンド)の使用方法は、リファレンスマニュアル「genpwd(パスワード暗号化コマンド)」を参照してください。

■定義例

：

#########################################

# Interstage Application Server REST Sensor Information (Java EE 7/Jakarta EE)

[ISRESTSNSRJE]

DCAID="ISRESTSNSRJE"

PORT="12021"

USER="admin"

PASSWORD="xPtrcsgttd1325523sf"

#########################################

：

[ATTR::AP]セクションを修正します。
■修正内容
GROUPキーに、"ISRESTSNSRJE"を追加します。
【修正前】
[ATTR::AP]
GROUP="XXXX,YYYY"
【修正後】
[ATTR::AP]
GROUP="XXXX,YYYY,ISRESTSNSRJE"

[ISJMXSNSRJE6]セクションを修正します。

■修正内容

必要に応じて★印の行を修正します。

#########################################

# Interstage Application Server JMX Sensor Information (Java EE 6)

[ISJMXSNSRJE6]

DCAID="ISJMXSNSRJE6"

PORT="12011" ★DASの運用管理用HTTPリスナーのポート番号を設定します。

USER="" ★DASの管理ユーザーIDを設定します。

PASSWORD="" ★DASの管理パスワードを暗号化して設定します。

JAVA_HOME="" ★Javaのbinディレクトリの絶対パスを設定します。

#########################################

■設定値

キー	必須/任意	形式	説明	デフォルト値
[ISJMXSNSRJE6]	必須	[ISJMXSNSRJE6]	セクション名です。「ISJMXSNSRJE6」固定です。	[ISJMXSNSRJE6]
DCAID	必須	ISJMXSNSRJE6	「ISJMXSNSRJE6」固定です。	ISJMXSNSRJE6
PORT	必須	ポート番号 (1～65535)	DASの運用管理用HTTPリスナーのポート番号を指定します。	12011 (Java EE 6のDASのデフォルトのポート番号)
USER	必須	(注1)	DASの管理ユーザーIDを指定します。	なし
PASSWORD	必須	genpwdで作成した文字列 (注1) (注2)	DASの管理パスワードを暗号化して指定します。	なし
JAVA_HOME	【Windows版】任意(注3) 【UNIX版】必須(注4)	Javaのbinディレクトリのフルパス	Javaのbinディレクトリの絶対パスを指定します。	なし

注1) Java EE運用環境で利用するユーザー名およびパスワードの詳細はInterstage Application Serverのマニュアルを参照してください。

注2) genpwd(パスワード暗号化コマンド)の使用方法は、「A.6 genpwd(パスワード暗号化コマンド)」を参照してください。

注3) システムのPATH環境変数の先頭に、以下のいずれかのパスが設定されている場合は不要です。

設定されていない場合は、環境に合わせて以下のいずれかを指定します。

・ <Interstage Application Serverのインストールパス>\JDK7\bin

・ <Interstage Application Serverのインストールパス>\JDK6\bin

注4) 環境に合わせて以下のいずれかを指定します。

・ /opt/FJSVawjbk/jdk7/bin

・ /opt/FJSVawjbk/jdk6/bin

■定義例

：

#########################################

# Interstage Application Server JMX Sensor Information (Java EE 6)

[ISJMXSNSRJE6]

DCAID="ISJMXSNSRJE6"

PORT="12011"

USER="admin"

PASSWORD="oShc+uU9Gl8="

JAVA_HOME="/opt/FJSVawjbk/jdk7/bin"

#########################################

：

[ATTR::AP]セクションを修正します。
■修正内容
GROUPキーに、"ISJMXSNSRJE6"を追加します。
【修正前】
[ATTR::AP]
GROUP="XXXX,YYYY"
【修正後】
[ATTR::AP]
GROUP="XXXX,YYYY,ISJMXSNSRJE6"

[ISJMXSNSR]セクションを修正します。

■修正内容

必要に応じて★印の行を修正します。

#########################################

# Interstage Application Server JMX Sensor Information (Java EE 5)

[ISJMXSNSR]

DCAID="ISJMXSNSR"

PORT="8686" ★接続するJMXサービスにRMIプロトコルで接続するためのポート番号を設定します。

USER="" ★JMXサービスに接続するユーザー名を設定します。

PASSWORD="" ★JMXサービスに接続するユーザーのパスワードを設定します。

JAVA_HOME="" ★JMXサービスへの接続に使用するJavaのbinディレクトリを設定します。

#########################################

■設定値

キー	必須/任意	形式	説明	デフォルト値
DCAID	必須	ISJMXSNSR	「ISJMXSNSR」固定です。	ISJMXSNSR
PORT	必須	ポート番号 (1～65535)	JMXサービスにRMIプロトコル(JNDI形式のみ対応)で接続するためのポート番号を指定します。	8686 （Java EE 5のDASのデフォルトのポート番号）
USER	必須	(注1)	JMXサービスに接続するためのユーザー名を指定します。	なし
PASSWORD	必須	genpwdで作成した文字列 (注1) (注2)	JMXサービスに接続するためのパスワードを暗号化して指定します。	なし
JAVA_HOME	【Windows版】任意 (注3) 【UNIX版】必須 (注4)	Javaのbinディレクトリのフルパス	JMXサービスへの接続を行うために使用するJavaのパスを指定します。	なし

注1) Java EE運用環境で利用するユーザー名およびパスワードの詳細はInterstage Application Serverのマニュアルを参照してください。

注2) genpwd(パスワード暗号化コマンド)の使用方法は、「A.6 genpwd(パスワード暗号化コマンド)」を参照してください。

注3) システムのPATH環境変数の先頭に、以下のいずれかのパスが設定されている場合は不要です。設定されていない場合は、環境に合わせて以下のいずれかを指定します。

・ <Interstage Application Serverのインストールパス>\JDK6\bin

・ <Interstage Application Serverのインストールパス>\JDK5\bin

注4) 環境に合わせて以下のいずれかを指定します。

・ /opt/FJSVawjbk/jdk6/bin

・ /opt/FJSVawjbk/jdk5/bin

■定義例

：

#########################################

# Interstage Application Server JMX Sensor Information (Java EE 5)

[ISJMXSNSR]

DCAID="ISJMXSNSR"

PORT="8686"

USER="isadmin"

PASSWORD="oShc+uU9Gl8="

JAVA_HOME="/opt/FJSVawjbk/jdk6/bin"

#########################################

：

[ATTR::AP]セクションを修正します。
■修正内容
GROUPキーに、"ISJMXSNSR"を追加します。
【修正前】
[ATTR::AP]
GROUP="XXXX,YYYY"
【修正後】
[ATTR::AP]
GROUP="XXXX,YYYY,ISJMXSNSR"

■監視項目の拡張手順

監視項目の拡張手順を実施することにより、以下のレコードの収集が可能になります。

IS_JMX_JAVAEE_MSGDRIVEN_BEAN
IS_JMX_JAVAEE_ORB_CONNECTION
IS_JMX_JAVAEE_CONNECTION_QUEUE
IS_JMX_JAVAEE_CONNECTOR_POOL
IS_JMX_JAVAEE_HTTP_LISTENER
IS_JMX_JAVAEE_ENTITY_BEAN <Java EE 6、Java EE 5の場合のみ>
IS_JMX_JAVAEE_STATEFUL_SESSION
IS_JMX_JAVAEE_STATELESS_SESSION

それぞれの項目は、IJServerクラスタ配下のサーバーインスタンスごとに収集されます。

注意

IJServerクラスタ上で動作するアプリケーションによっては、収集ができないレコードがあります。

ポイント

デフォルトで収集される項目で要件を満たす場合は、以降の手順を実施する必要はありません。

上記「■定義手順」で説明したtemplate.datを修正します。

[ISRESTSNSRJE]セクションを修正します。

■修正内容

★印の行を修正します。

#########################################

# Interstage Application Server REST Sensor Information (Java EE 7/Jakarta EE)

[ISRESTSNSRJE]

DCAID="ISRESTSNSRJE"

PORT="12021"

USER="***"

PASSWORD="***"

LEVEL=2 ★

#########################################

■設定値

キー	必須/任意	形式	説明	デフォルト値
LEVEL	任意	2	デフォルト以外の性能情報を収集する場合に指定します。	なし

■定義例

：

#########################################

# Interstage Application Server REST Sensor Information (Java EE 7/Jakarta EE)

[ISRESTSNSRJE]

DCAID="ISRESTSNSRJE"

PORT="12021"

USER="admin"

PASSWORD="xPtrcsgttd1325523sf"

LEVEL=2

#########################################

：

[ISJMXSNSRJE6]セクションを修正します。

■修正内容

★印の行を修正します。

#########################################

# Interstage Application Server JMX Sensor Information (Java EE 6)

[ISJMXSNSRJE6]

DCAID="ISJMXSNSRJE6"

PORT="12011"

USER=""

PASSWORD=""

JAVA_HOME=""

LEVEL=2 ★

#########################################

■設定値

キー	必須/任意	形式	説明	デフォルト値
LEVEL	任意	2	デフォルト以外の性能情報を収集する場合に指定します。	なし

■定義例

：

#########################################

# Interstage Application Server JMX Sensor Information (Java EE 6)

[ISJMXSNSRJE6]

DCAID="ISJMXSNSRJE6"

PORT="12011"

USER="admin"

PASSWORD="oShc+uU9Gl8="

JAVA_HOME="/opt/FJSVawjbk/jdk7/bin"

LEVEL=2

#########################################

：

[ISJMXSNSR]セクションを修正します。

■修正内容

★印の行を修正します。

#########################################

# Interstage Application Server JMX Sensor Information (Java EE 5)

[ISJMXSNSR]

DCAID="ISJMXSNSR"

PORT="8686"

USER=""

PASSWORD=""

JAVA_HOME=""

LEVEL=2 ★

#########################################

■設定値

キー	必須/任意	形式	説明	デフォルト値
LEVEL	任意	2	デフォルト以外の性能情報を収集する場合に指定します。	なし

■定義例

：

#########################################

# Interstage Application Server JMX Sensor Information (Java EE 5)

[ISJMXSNSR]

DCAID="ISJMXSNSR"

PORT="8686"

USER="isadmin"

PASSWORD="oShc+uU9Gl8="

JAVA_HOME="/opt/FJSVawjbk/jdk6/bin"

LEVEL=2

#########################################

：

1.2.1.3 セットアップ

「A.1 サーバ内リソース情報収集ポリシー作成コマンド」を参照して、sqcRPolicy、およびsqcSetPolicyを実行してください。

この後にIJServerクラスタおよびサーバーインスタンスの追加/削除など構成を変更した場合は、再度収集ポリシーの作成と適用を実施する必要があります。

Jakarta EE環境およびJava EE 7環境の場合は、上記の他にアプリケーションの配備/配備解除を行った場合も、再度収集ポリシーの作成と適用を実施する必要があります。

また、収集ポリシーのセットアップを実施した場合は、コンソールに反映が必要です。使用手引書（コンソール編）「Agents」を参照して、Agent設定画面で構成情報の取得を行ってください。

1.2.1.4 表示

Interstage Application ServerのJakarta EE/Java EE環境の性能情報は、以下の方法で表示することができます。

サマリ: サマリツリーの「Interstage(IJServerクラスタ)」ノード（Interstage(IJServerCluster)Monitor）を選択することで表示できます。

詳細

詳細ツリーの[Interstage(IJServerCluster)]ノード - [<IJServerクラスタ名>]ノード配下の、各詳細表示項目を選択することで表示できます。

詳細表示項目は、以下の表に示すとおりです。各詳細表示項目は、リソースごとに絞り込んで情報を表示することができます。

詳細表示項目	拡張	リソースID
JVM		インスタンス名
JDBCResource		インスタンス名:JDBC接続プール名
ThreadPool		インスタンス名:スレッドプール名
Transaction		インスタンス名
MsgDrivenBean	○	インスタンス名:EJBモジュール名:MessageDrivenBean名:アプリケーション名インスタンス名:MessageDrivenBean名:アプリケーション名
ORBConnection	○	<Jakarta EE、Java EE 7の場合> インスタンス名 <Java EE 6、Java EE 5の場合> インスタンス名:コネクションマネージャ名
ConnectionQueue	○	<Jakarta EE、Java EE 7、Java EE 6の場合> インスタンス名:接続キュー名 <Java EE 5の場合> インスタンス名
ConnectorPool	○	インスタンス名:コネクタ接続プール名
HttpListener	○	<Jakarta EE、Java EE 7の場合> インスタンス名:バーチャルサーバー名 <Java EE 6、Java EE 5の場合> インスタンス名: バーチャルサーバー名:HTTPリスナー名
EntityBean <Java EE 6、Java EE 5の場合のみ>	○	インスタンス名:EJBモジュール名:EntityBean名:アプリケーション名インスタンス名:EntityBean名:アプリケーション名
StflSessionBeans	○	インスタンス名:EJBモジュール名:StatefulSessionBean名:アプリケーション名インスタンス名:StatefulSessionBean名:アプリケーション名
StlsSessionBeans	○	インスタンス名:EJBモジュール名:StatelessSessionBean名:アプリケーション名インスタンス名:StatelessSessionBean名:アプリケーション名

備考1：インスタンス名は、「IJServerクラスタ名：サーバーインスタンス名」の形式で表示されます。

備考2：「拡張」欄に○がある項目は、「■監視項目の拡張手順」を実施した場合に表示されます。

リソースの指定方法については、使用手引書(コンソール編)「Resources」を参照してください。

レポート

Interstage Application Server(IJServerクラスタ)カテゴリーのレポート
注意
Jakarta EE、Java EE 7、Java EE 6の場合、Interstage Application Server(IJServerクラスタ)カテゴリーのレポートは以下のようになります。
<Interstage IJServerクラスタ>
以下の項目の性能情報は表示されません。
- ヒープの最小使用量(byte)
- ヒープ使用量上限(byte)
- Perm領域の最小使用量(byte)
- Perm領域の使用量上限(byte)
Jakarta EE、Java EE 7の場合、Perm領域をメタスペースに置き換えて参照してください。
<Interstage IJServerクラスタ JVM>
Jakarta EE、Java EE 7の場合、Perm領域をメタスペースに置き換えて参照してください。

汎用レポートカテゴリーのレポート

参考

Jakarta EE環境およびJava EE 7環境では、DASのインスタンス（"server"）は監視対象となりません。
Java EE 6、Java EE 5環境では、DASのインスタンス（"server"）も監視対象となります。
DASについては、Interstage Application Server/Interstage Web Server Expressの「Jakarta EE運用ガイド」または「Java EE運用ガイド」を参照してください。