インストールレス型Agentの接続アカウント定義ファイル(remoteAccount.txt)において、本コマンドを実行して暗号化されたパスワードを生成し、接続するためのパスワードのパラメーターに定義する必要があります。
以下、暗号化されたパスワードを生成するコマンドについて説明します。
詳細については、リファレンスマニュアル「genpwd(パスワード暗号化コマンド)」を参照してください。
■実行に必要な権限
【Windows版】
Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。
【UNIX版】
システム管理者(スーパーユーザー)権限が必要です。
■記述形式
【Windows版】
<インストールディレクトリ>\bin\genpwd.exe |
【UNIX版】
/opt/FJSVssqc/bin/genpwd.sh |
■機能説明
暗号化されたパスワードを生成します。
■オプション
なし
■終了ステータス
正常終了 1
異常終了 1以外
■使用例
暗号化されたパスワードを生成する場合は、以下のように実行します。
コマンドを実行するとパスワードとパスワードの確認の入力の問い合わせがありますので、暗号化したいパスワードを入力してください。128バイトまで指定可能です。
生成された文字列をコピーして、定義ファイルのパスワードのパラメーターに貼り付けてください。
【Windows版】
C:\ cd C:\Program Files\Fujitsu\SystemwalkerSQC\bin C:\Program Files\Fujitsu\SystemwalkerSQC\bin>genpwd.exe Password: Confirm password: oShc+uU9Gl8= C:\Program Files\Fujitsu\SystemwalkerSQC\bin> |
【UNIX版】
# cd /opt/FJSVssqc/bin # ./genpwd.sh Password: Confirm password: oShc+uU9Gl8= # |