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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

11.59.1 OM1000番台のメッセージ

INFO: OM1015: Cluster was started up: CLUSTER={0}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverクラスター名

[意味]

GlassFish Serverクラスターが起動しました。

INFO: OM1016: Cluster was stopped: CLUSTER={0}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverクラスター名

[意味]

GlassFish Serverクラスターが停止しました。

ERROR: OM1022: Cluster unable to start

[意味]

以下のいずれかが発生しました。

  • GlassFish Serverクラスター配下のGlassFish Serverインスタンスの一部が起動に失敗しました。

  • GlassFish Serverクラスター配下のすべてのGlassFish Serverインスタンスが起動に失敗しました。

[システムの処理]

処理を続行します。

[ユーザーの対処]

本メッセージの前後に出力されているイベントログ(Windowsの場合)/システムログ(Solaris/Linuxの場合)のメッセージの対処に従って、GlassFish Serverクラスターの起動に失敗した原因を調査してください。

注意

GlassFish Serverクラスター配下のGlassFish Serverインスタンスの一部が起動に失敗した場合、start-clusterコマンドは0で復帰します。

ERROR: OM1023: Cluster unable to terminate

[意味]

GlassFish Serverクラスターの停止に失敗しました。

[システムの処理]

処理を続行します。

[ユーザーの対処]

同時に出力されている他のメッセージがあればその対処を行ってください。
本メッセージより前に出力されているイベントログ(Windowsの場合)/システムログ(Solaris/Linuxの場合)のメッセージの対処に従って、GlassFish Serverクラスターの停止に失敗した原因を調査してください。
他に出力されているメッセージがない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

SEVERE: OM1036: Internal error occurred. DETAIL={0}

[可変情報]

{0}:エラー情報

[意味]

以下のいずれかが発生しました。

  1. 起動処理中にリクエストを受け付けたため、処理できませんでした。

  2. 内部処理で異常が発生しました。

[ユーザーの対処]

  1. DASまたはGlassFish Serverクラスターの起動時に本メッセージが出力された場合、本メッセージは無視してください。
    起動処理中に受け付けられたリクエストは処理されません。

  2. 同時に出力されている他のメッセージがあればその対処を行ってください。
    他に出力されているメッセージがない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

INFO: OM1045: Server Instance was stopped: NAME={0}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverインスタンス名

[意味]

GlassFish Serverインスタンスが停止しました。

INFO: OM1046: Server Instance was stopped forcibly: NAME={0}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverインスタンス名
[意味]

GlassFish Serverインスタンスが強制停止しました。

WARNING: OM1068: Failed to synchronize with DAS. NAME={0}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverインスタンス名

[意味]

リポジトリーの同期化に失敗しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザーの対処]

リポジトリーの同期化に失敗したため、最新の情報に更新できませんでした。最新の情報に更新する場合は、以下の対処を行ってください。

リポジトリーの同期化処理の詳細は、「2.1.4 リポジトリーの同期化処理」を参照してください。

  • DASが停止している可能性があります。

    ただし、本メッセージが出力される前にasadminコマンドやGlassFish Server管理コンソールで設定変更していない場合、本メッセージを無視してください。中央リポジトリーに変更がなければ、リポジトリーキャッシュは同期化される必要はありません。

    設定変更を実施している場合は、DASを起動してから、GlassFish Serverクラスターを再起動してください。

  • PCMIサービスの出口機能で実行する起動時スクリプトにおいて、「start-local-instance」サブコマンド実行時にログイン認証に失敗している可能性があります。「start-local-instance」サブコマンド実行時にログイン認証が行われるように設定してください。詳細は「5.2.7.1 asadminコマンドのログイン認証」を参照してください。


  • デスクトップヒープが枯渇している可能性があります。デスクトップヒープの枯渇については、「トラブルシューティング集」の「Interstage運用時の異常」-「デスクトップヒープが枯渇した場合」を参照してください。


  • GlassFish Serverクラスターの運用資産のリストアまたはリストア後にセキュリティ権限の設定が行われていない可能性があります。

    9.1.3.3 リストア後の作業」を参照して、セキュリティ権限の設定を行ってください。

問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。