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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

11.59.2 OM2100番台のメッセージ

ERROR: OM2102: An invalid send/receive timeout was specified. Specify a value from 1 to 2147483647. Specified value={0}

[可変情報]

{0}:指定した値

[意味]

送受信タイムアウトに指定した値が無効です。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

送受信タイムアウトには1~2147483647の値を指定してください。


ERROR: OM2109: The specified cluster is not configured to use HTTP listener. CLUSTER={0}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverクラスター名

[意味]

指定したGlassFish ServerクラスターはHTTPリスナーが無効なため、Webサーバーと連携できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish ServerクラスターのHTTPリスナーを有効にして、再度実行してください。


ERROR: OM2110: The specified cluster has no Server Instances. CLUSTER={0}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverクラスター名

[意味]

指定したGlassFish ServerクラスターはGlassFish Serverインスタンスが追加されていないためWebサーバーと連携できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish ServerクラスターにGlassFish Serverインスタンスを追加して再度実行してください。


ERROR: OM2111: Web server connector does not exist.

[意味]

Webサーバーコネクタが見つかりません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

Webサーバーコネクタをインストールしたあと、再度実行してください。


ERROR: OM2112: Could not execute command. Command={0} Detail={1}

[可変情報]

{0}:コマンド
{1}:詳細情報

[意味]

コマンドが実行できませんでした。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

以下の対処を行ってください。

  • 詳細情報{1}にメッセージ番号のあるメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処を行ってください。

  • コマンドが存在していることを確認してください。

    コマンドが存在しない場合、コマンドが削除されたか、製品が正しくインストールされていない可能性があります。製品を再インストールしてください。

    コマンドが存在する場合、コマンドの実行権限を確認し、権限のあるユーザーで設定を行ってください。

上記の対処を行っても問題が解決できない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


ERROR: OM2113: Specified port number of instance has already been used. Instance={0} Port={1}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverインスタンス
{1}:ポート番号

[意味]

GlassFish Serverインスタンスのポート番号が、すでに使われています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish Serverインスタンスのポート番号には、重複しない未使用のポート番号を設定してください。


ERROR: OM2114: Invalid value was specified for a port number of instance. Instance={0} Port={1}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverインスタンス
{1}:ポート番号(システムプロパティ)

[意味]

GlassFish Serverインスタンスのポート番号が有効な値ではありません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish Serverインスタンスで有効となるように、ポート番号(システムプロパティ)の値を設定してください。


ERROR: OM2115: Duplicate context root of an application has been specified. Application={0} Context root={1}

[可変情報]

{0}:アプリケーション
{1}:コンテキストルート

[意味]

アプリケーションのコンテキストルートが重複しています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

アプリケーション内または他のアプリケーションでコンテキストルートが重複しないように設定してください。


ERROR: OM2116: Context root of a web application is invalid value. Web application={0}

[可変情報]

{0}:Webアプリケーション

[意味]

Webアプリケーションのコンテキストルートが有効な値ではありません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

Webアプリケーションの定義項目の「コンテキストルート」を参照し、Webアプリケーションのコンテキストルートに有効な値を設定してください。


ERROR: OM2117: An invalid protocol was specified. Please specify http or http2. Protocol={0}

[可変情報]

{0}:指定した値

[意味]

プロトコルに指定した値が無効です。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

プロトコルにはhttpまたはhttp2を指定してください。


ERROR: OM2120: An error occurred while setting web server connector. Detail={0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[意味]

Webサーバー連携の設定中にエラーが生じました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

詳細情報{0}のメッセージを参照し、対処を行ってください。

詳細情報{0}に、すでに設定されている旨を示すメッセージが出力され、メッセージから対処できない場合、Webサーバー連携の設定に不整合が生じている可能性があります。「第12章 トラブルシューティング」の「asadminコマンド実行時、メッセージOM2120が出力される場合」を確認してください。

また、GlassFish Serverインスタンス作成時に本メッセージが出力された場合は、GlassFish Serverインスタンスをいったん削除してから、再度作成してください。


ERROR: OM2121: Rollback of web server connector failed.

[意味]

Webサーバー連携設定のロールバックに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

前後に出力されているメッセージやサーバーログに出力されたメッセージをもとにエラーの原因を取り除いた後、以下の対処を行ってください。

Webサーバー連携の再設定

  1. asadmin delete-web-server-refサブコマンドを使用し、Webサーバーとの連携をいったん解除します。

  2. asadmin create-web-server-refサブコマンドを使用し、Webサーバーと再度連携させます。

  3. 必要に応じて、asadmin update-web-server-connector-configサブコマンドを使用し、Webサーバーコネクタの環境設定を更新してください。


WARNING: OM2130: Failed to change request-check value into {0}.

[可変情報]

{0}:変更しようとした値

[意味]

Webサーバー連携の設定を行った際、定義項目の「Webコンテナへアクセスする運用形態(request-check)」の変更に失敗しました。

[システムの処理]

処理を継続します。Webコンテナへアクセスする運用形態は変更されません。

[ユーザーの対処]

asadminコマンドのsetサブコマンドで、Webコンテナへアクセスする運用形態を変更してください。詳細は、ネットワーク設定の定義項目の「Webコンテナへアクセスする運用形態」を参照してください。