RERUNログ反映中のメディア障害には以下のものがあります。
データベース
RDBシステムファイル
BC管理DB
RERUNログ抽出ファイル
RERUNログ反映中に、メディア障害が発生した場合の対処方法について説明します。
RERUNログ反映中にデータベースのメディア障害(アクセス禁止)を検出した場合には、メッセージを出力して、rdbbcrefコマンドが異常終了します。
データベースに関するリカバリ方法は、既存のデータベースのリカバリ方法と同じです。全件複写によるリカバリ方法も選択できます。
参照
リカバリ方法については“5.13 複写先システムのデータベースの異常”を参照してください。
RERUNログ反映中にRDBシステムファイルのメディア障害(アクセス禁止)を検出した場合には、メッセージを出力して、rdbbcrefコマンドが異常終了します。
RDBシステムファイルに関するリカバリ方法は、既存のRDBシステムファイルのリカバリ方法と同じです。
参照
リカバリ方法については“5.12 複写先システムのRDBシステムファイルの異常”を参照してください。
RERUNログ反映中にBC管理DBのメディア障害(アクセス禁止)を検出した場合には、メッセージを出力して、rdbbcrefコマンドが異常終了します。
BC管理DBに関するリカバリ方法は、既存のデータベースのリカバリと同じです。
参照
リカバリ方法については“5.14 複写先システムのBC管理DBの異常”を参照してください。
RERUNログ反映中にRERUNログ抽出ファイルのメディア障害を検出した場合には、メッセージを出力して、rdbbcrefコマンドが異常終了します。
RERUNログ抽出ファイルのメディア障害を解決して、RLPの復旧(RLP環境の初期化、またはRLPの再作成)と全件複写によるセンタ間の同期合せを実施してください。
ポイント
RLP環境の初期化を実施することで、RLPの再作成を行わなくても、少ない手順でRLPを復旧できる場合があります。
参照
RLP環境の初期化については“5.19 RLP環境の初期化によるRLPの復旧”を参照してください。
RLPの再作成については“5.20 RLPの再作成”を参照してください。