Symfoware Active DB GuardV12.6.0 運用ガイド

5.10 複写先システムのRERUNログ反映の異常

バックアップセンタ運用で、複写先システムのrdbbcrefコマンドで異常を検出すると、rdbbcrefコマンドがメッセージを出力して、エラーになります。

異常時のRERUNログを利用した運用の手順および運用が不可能な場合のリカバリ方法について説明します。

表5.6 RERUNログ反映処理中に異常を検出した場合の対象資源または資源の状態とリカバリ方法

事象	資源/状態	リカバリ方法の参照先
メディア障害	データベース	“5.13 複写先システムのデータベースの異常”
	RDBシステムファイル	“5.12 複写先システムのRDBシステムファイルの異常”
	BC管理DB	“5.14 複写先システムのBC管理DBの異常”
	RERUNログ抽出ファイル	“5.10.1.4 RERUNログ抽出ファイルのメディア障害”
容量不足	データベース	“5.10.2.1 データベースの容量不足”
	RDBシステムファイル	“5.10.2.2 RDBシステムファイルの容量不足”
	BC管理DB	“5.10.2.3 BC管理DBの容量不足”
	メモリ	“5.10.2.4 メモリの容量不足”
システムダウン	－	－
論理障害	RERUNログレコード不整合	“5.10.4.1 RERUNログレコード不整合”
データベース定義異常	データベース定義不整合	“5.10.5.3 データベース定義不整合”
	データベース定義の関連付け未定義	“5.10.5.4 データベース定義の関連付け未定義”
DSI初期化異常		“5.10.6 DSIの初期化異常”

注意

RERUNログ反映が異常となった資源をリカバリしている間は、RERUNログの反映またはログ破棄を実行しないでください。