RERUNログ引継ぎファイルにメディア障害が発生した場合には、RLPの復旧(RLP環境の初期化、またはRLPの再作成)を実施する必要があります。
RLPの再作成手順では、以下のいずれかの処置をした上で、RLPの再作成を行います。
ディスク障害などを通知するメッセージから、メディア障害の原因を調査します。メディア障害原因が判明したら、ディスク交換などハードウェア製品のリカバリを行います。
RLP動作環境ファイルのRERUNログ引継ぎファイルの配置先パスを正常なディレクトリまたはローデバイスに変更します。
RLP環境の初期化手順では、ディスク障害などを通知するメッセージから、メディア障害の原因を調査します。メディア障害原因が判明したら、ディスク交換などハードウェア製品のリカバリを行います。その後、RLP環境の初期化を行います。
ポイント
RLP環境の初期化を実施することで、RLPの再作成を行わなくても、少ない手順でRLPを復旧できる場合があります。
参照
RLP環境の初期化については“5.19 RLP環境の初期化によるRLPの復旧”を参照してください。
RLPの再作成については“5.20 RLPの再作成”を参照してください。
RERUNログ引継ぎファイルの容量見積りについては“Active DB Guard 設計・セットアップガイド”の“RERUNログ引継ぎファイルの容量見積り”を参照してください。
メディア障害時からのリカバリと同じ方法でリカバリします。
注意
容量不足となった場合には、RLPの再作成が必要になります。RERUNログ引継ぎファイルの容量は余裕を持った容量で作成してください。