RERUNログ抽出中にRERUNログ抽出ファイルのメディア障害を検出した場合には、RERUNログ抽出ファイルの作成先を変更した後に、RERUNログ抽出を再実行します。
RERUNログ抽出ファイルの作成先を変更して、RERUNログ抽出を継続させるには、RLPを休止オフラインにしてから、RLP動作環境ファイルを編集する必要があります。
なお、既に作成済みのRERUNログ抽出ファイルが存在する場合、これらのRERUNログ抽出ファイルすべてに対してRERUNログ反映を完了させておく必要があります。
RLP動作環境ファイルのEXT_FILE_PATHパラメタに指定する絶対パス名を、新たに利用する正常なディレクトリ名に変更することで、RERUNログ抽出を可能にします。
リカバリ操作の手順を以下に示します。
RERUNログ抽出中にRERUNログ抽出ファイルのアクセスエラーが発生した場合、メッセージを出力して、rdbbcextコマンドがエラーになります。
rdbbcrefコマンドを実行し、作成済みのRERUNログ抽出ファイルのすべてのRERUNログを反映します。
$ rdbbcref -p RLP名 -a
rdbbcextコマンドおよびrdbbcrefコマンドの実行を停止します。
rdbbcofflineコマンドを実行し、RLPを休止オフラインにします。
$ rdbbcoffline -p RLP名 -m suspend
RLP動作環境ファイルを編集します。
rdbbconlineコマンドを実行し、RLPをオンライン状態にします。
$ rdbbconline -p RLP名 -m reflect
rdbbcextコマンドおよびrdbbcrefコマンドを実行し、RERUNログの抽出と反映を再開します。
$ rdbbcext -p RLP名
$ rdbbcref -a -p RLP名
RERUNログ抽出中にRERUNログ抽出ファイルの作成先で容量不足を検出した場合には、作成済みのRERUNログ抽出ファイルすべてに対してRERUNログの反映を完了させてから、RERUNログ抽出ファイルの作成先を変更した後に、RERUNログ抽出の再実行を行います。
なお、RERUNログ抽出ファイルの作成先の変更手順については、RERUNログ抽出ファイルにメディア障害が発生した場合に、RERUNログ抽出ファイルの作成先を変更するリカバリ方法と同じです。