マルチパス機能のインターフェースを複数定義し、それぞれのリソースを別の"userApplication"として設定することにより、相互待機の運用ができます。
通常運用時は、各"userApplication"の運用インスタンス上の通信パスを使用して相手システムとの通信を行います。
運用インスタンス上で異常が発生(パニック、ハング、および伝送路異常検出)した場合、待機インスタンスに切替え、通信の再接続を行うことによって運用インスタンスの通信を引き継ぎます。
"図7.3 相互待機構成図"に相互待機構成図を示します。
図7.3 相互待機構成図