List Worksクライアントの追加、移行、および削除について説明します。
注意
List Worksクライアントで帳票項目を作成/更新した帳票は、旧バージョンレベルのList Worksクライアントでは表示できない場合があります。クライアントを混在して運用する場合、リスト管理サーバまたは保管フォルダごとに、利用するクライアントを分けてください。
追加するクライアントに対し、List Worksの導入、動作環境の構築をします。
List Worksクライアントの環境設定については、“環境構築手引書”を参照してください。 |
注意
追加するList Worksクライアント(Webクライアントを含む)の数は、同時接続クライアント数を超えないようにしてください。
リストナビを使用する場合、同時接続クライアント数は、リストナビとリストビューアでそれぞれ1クライアントとして数えられるため、注意が必要です。
Webクライアントの場合、リスト管理サーバに接続しているWebブラウザを1クライアントとして数えます。
同時接続クライアント数は、【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【接続】タブ(Windows版の場合)、またはサーバ動作環境ファイルのMAX-CLIENTキーワード(Solaris版)で確認できます。
【リスト管理サーバ環境設定】については、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。 サーバ動作環境ファイルについては、“環境構築手引書”を参照してください。 |
必要に応じて、追加するList Worksクライアントが使用する保管フォルダを作成し、アクセス権を設定します。また利用者の追加を行います。
保管フォルダの作成は、“2.2.2 保管フォルダの構成と設定の変更”を参照してください。 利用者の追加は、“2.3 利用者情報の変更”を参照してください。 |
削除するList Worksクライアントのマイ コンピュータ配下に、今後も必要な帳票がある場合は、以下の操作で移行します。
移動先のList Worksクライアントを追加します。
List Worksクライアントの追加については、“(1) List Worksクライアントの追加”を参照してください。 |
移動先のList Worksクライアントに、移動先となる保管フォルダを作成します。
移動元List Worksクライアントの保管フォルダの場所にあるファイルを、移動先List Worksクライアントの保管フォルダの場所にエクスプローラなどを使用して移動します。帳票、記入情報、抜き出し検索情報が移動されます。
移動元List Worksクライアントにおいて、リストナビの【オプション】ダイアログボックスからオーバレイなど、移行に必要なフォルダを調べます。
【ローカル】タブに設定されているオーバレイ格納フォルダ配下の必要なオーバレイ、帳票項目を、エクスプローラなどを利用し、移動先List Worksクライアントのオーバレイ格納フォルダに移動します。
【書込不可媒体】タブに書込み不可媒体使用時の記入情報、帳票項目の格納場所を設定していた場合は、そのフォルダも移行します。
移動元のList Worksクライアントを削除します。
List Worksクライアントの削除については、“(3) List Worksクライアントの削除”を参照してください。 |
注意
マイ コンピュータの保管フォルダの構成が変わると正しく移行できません。同じ構成で移行してください。
List Worksクライアントの削除時には、帳票の運用に変更がない場合は、List Worksクライアントで、以下の作業を行います。
リストナビで、マイ コンピュータの保管フォルダ配下の帳票を全て削除します。また、帳票の削除が完了したあと、リストナビで、マイ コンピュータの全ての保管フォルダを削除します。
リストナビの【オプション】ダイアログボックスでオーバレイの格納場所フォルダを調べ、その配下のファイル、およびフォルダを、エクスプローラなどを利用し削除します。
List Worksクライアントをアンインストールします。