Print Managerと連携して、帳票の登録時に帳票出力元で指定したFAX番号に帳票を出力することができます。この場合、あらかじめFAX用の印刷フォルダを用意する必要があります。
帳票の登録時自動FAX配信は、以下の帳票に対して利用することができます。
Windowsサーバ上の、NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票
富士通ホスト帳票
また、すでに保管フォルダに登録されている帳票をリストナビからFAX送信することもできます。
リストナビからFAX送信する方法については、“操作手引書 利用者編”を参照してください。 |
帳票の登録時に自動FAX配信を行うときは、以下の情報(FAX情報)を、運用に合わせて設定します。
帳票情報 | 意 味 |
---|---|
受信者数 | FAXの受信者数を指定します。 |
受信者情報 | FAXの受信者情報を指定します。受信者情報には以下の情報があります。 |
送信者情報 | FAXの送信者情報を指定します。送信者情報には以下の情報があります。 |
用件 | FAXの用件を指定します。 |
コメント | FAXのコメントを指定します。 |
カバーシート | FAXのカバーシート(送付状)を付加するかどうかを指定します。 |
帳票出力元で、帳票ごとにFAX情報を設定して連携することができます。扱う帳票によって設定方法が異なります。なお、複数の方法で同時に指定することはできません。
NetCOBOL/MeFt帳票の場合
NetCOBOL/MeFt帳票の場合は、電子帳票情報ファイルに必要な帳票情報を設定します。
帳票情報の設定については、“6.2.2 電子帳票情報ファイルの準備”を参照してください。 |
List Creator帳票の場合
List Creator帳票の場合は、以下のいずれかで必要な帳票情報を設定します。
List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプション
List Creatorのprprintコマンドのin2オプション(電子帳票情報ファイルを指定)
List Creatorデザイナの帳票業務情報
帳票情報の設定については、“6.2.2 電子帳票情報ファイルの準備”を参照してください。 List Creatorデザイナでの設定、およびprprintコマンドについては、“List Creatorのマニュアル”を参照してください。 |
富士通ホスト帳票の場合
APS/NP、PrintASSORT、またはOSIV LISTVIEWに必要な帳票情報を設定して帳票登録時に連携します。また、APSのコマンドによる設定もできます。
帳票情報の設定については、“6.3.2 帳票情報を連携する場合の準備”を参照してください。 APSのコマンドによる設定については、このあとの“APSのコマンドによる設定”を参照してください。 |
帳票の登録時に自動FAX配信を行うときは、帳票情報をそれぞれ以下のキーに設定します。
帳票情報 | 電子帳票情報ファイル | APS/NPまたはPrintASSORTと情報連携 | OSIV LISTVIEWと情報連携 |
---|---|---|---|
受信者数 | RECEIVERS | RECEIVERS | LVSVINF LV-DEF(FAX_RECEIVERS) |
受信者情報 | RECEIVERnnnn | RECEIVERnnnn | LVSVINF LV-DEF(FAX_RECEIVERnnnn) |
送信者情報 | SENDER | SENDER | LVSVINF LV-DEF(FAX_SENDER) |
用件 | SUBJECT | SUBJECT | LVSVINF LV-DEF(FAX_SUBJECT) |
コメント | COMMENT | COMMENT | LVSVINF LV-DEF(FAX_COMMENT) |
カバーシート | COVERSHEET | COVERSHEET | LVSVINF LV-DEF(FAX_COVERSHEET) |