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Interstage List Works V10.3.3 運用手引書
FUJITSU Software

2.3.3 帳票の登録時自動FAX配信 <Windows版のみ>

Print Managerと連携して、帳票の登録時に帳票出力元で指定したFAX番号に帳票を出力することができます。この場合、あらかじめFAX用の印刷フォルダを用意する必要があります。


帳票の登録時自動FAX配信は、以下の帳票に対して利用することができます。

また、すでに保管フォルダに登録されている帳票をリストナビからFAX送信することもできます。

リストナビからFAX送信する方法については、“操作手引書 利用者編”を参照してください。

設定する情報

帳票の登録時に自動FAX配信を行うときは、以下の情報(FAX情報)を、運用に合わせて設定します。

帳票情報

意  味

受信者数

FAXの受信者数を指定します。

受信者情報

FAXの受信者情報を指定します。受信者情報には以下の情報があります。
  FAX番号、名前、所属、住所、電話番号

送信者情報

FAXの送信者情報を指定します。送信者情報には以下の情報があります。
  FAX番号、名前、所属、住所、電話番号

用件

FAXの用件を指定します。

コメント

FAXのコメントを指定します。

カバーシート

FAXのカバーシート(送付状)を付加するかどうかを指定します。


設定方法

帳票出力元で、帳票ごとにFAX情報を設定して連携することができます。扱う帳票によって設定方法が異なります。なお、複数の方法で同時に指定することはできません。

設定時のキー

帳票の登録時に自動FAX配信を行うときは、帳票情報をそれぞれ以下のキーに設定します。

帳票情報

電子帳票情報ファイル

APS/NPまたはPrintASSORTと情報連携

OSIV LISTVIEWと情報連携

受信者数

RECEIVERS

RECEIVERS

LVSVINF LV-DEF(FAX_RECEIVERS)

受信者情報

RECEIVERnnnn

RECEIVERnnnn

LVSVINF LV-DEF(FAX_RECEIVERnnnn)

送信者情報

SENDER

SENDER

LVSVINF LV-DEF(FAX_SENDER)

用件

SUBJECT

SUBJECT

LVSVINF LV-DEF(FAX_SUBJECT)

コメント

COMMENT

COMMENT

LVSVINF LV-DEF(FAX_COMMENT)

カバーシート

COVERSHEET

COVERSHEET

LVSVINF LV-DEF(FAX_COVERSHEET)


APSのコマンドによる設定

APSのPRTFILEコマンド、またはPRTJOBコマンドで、FAX配信の情報を指定することができます。


PRTFILEコマンドの場合
コマンドの形式
PRTFILE  FILE(ファイル名)    ADDRESS(電話番号  ListWORKS 用ライタ名)

電話番号:0から9までの数字、およびハイフンを使用して、19文字以内の半角文字で指定します。

指定例
PRTFILE      FILE(AAA.TXT) ADDRESS(0-0123-4567 FAXSERV) NOTE('FAX')

PRTJOBコマンドの場合
コマンドの形式
PRTJOB  ジョブ名    ADDRESS(電話番号  ListWORKS 用ライタ名)

電話番号:0から9までの数字、およびハイフンを使用して、19文字以内の半角文字で指定します。

指定例
PRTJOB      W2384xxx ADDRESS(0-0123-4567 FAXSERV) NOTE('FAX')