形式
list-batch-jobs [--target target] [--long[={false|true}]] [--output output] [job_name]
機能説明
バッチジョブとその詳細を表示します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | 以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。
|
--long | -l | バッチジョブに関する詳細情報を表示する場合は、「true」を指定します。 |
--output | -o | バッチジョブに関する特定の情報を表示します。表示する詳細とその順序を指定するには、コンマ区切りのリストを使用します。指定できる値は以下のとおりで、大文字と小文字は区別されません。
省略値は「jobname,instancecount」です。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
job_name | 可 | 表示する対象のジョブ名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
以下の場合に、ジョブ数(instancecount)が実際の値と異なる場合があります。この現象を回避するためには各IJServerクラスタ(DAS)では異なる名前のバッチジョブを使用するか、それぞれ異なるデータベースを使用するようデータソースおよびスキーマ名を設定してください。
複数のIJServerクラスタ(DAS)で同じデータベース(接続先、スキーマ名が同じ)を使用している、かつ、
それぞれのIJServerクラスタ(DAS)で同じ名前のバッチジョブを実行している、かつ、
list-batch-jobs --long (または --output instancecount)コマンドを使用してジョブ数を表示する場合。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin list-batch-jobs |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin list-batch-jobs |
形式
list-batch-job-executions [--target target] [--executionid execution_id] [--long[={false|true}]] [--output output] [instance_id]
機能説明
バッチジョブ実行の情報を表示します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | 以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。
|
--executionid | -x | バッチジョブ実行IDを指定します。 |
--long | -l | バッチジョブ実行に関する詳細情報を表示する場合は、「true」を指定します。 |
--output | -o | バッチジョブ実行に関する特定の情報を表示します。表示する詳細とその順序を指定するには、コンマ区切りのリストを使用します。指定できる値は以下のとおりで、大文字と小文字は区別されません。
省略値は 「jobname,executionid,starttime,endtime,batchstatus,exitstatus」です。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
instance_id | 可 | ジョブインスタンスIDを指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin list-batch-job-executions |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin list-batch-job-executions JOBNAME EXECUTIONID STARTTIME ENDTIME BATCHSTATUS EXITSTATUS simpleChunk 276 Fri Sep 25 15:19:30 JST 2015 Fri Sep 25 15:19:31 JST 2015 FAILED FAILED nop 281 Fri Oct 02 16:01:05 JST 2015 Fri Oct 02 16:02:04 JST 2015 COMPLETED COMPLETED Command list-batch-job-executions executed successfully. |
形式
list-batch-job-steps [--target target] [--long[={false|true}]] [--output output] execution_id
機能説明
バッチジョブの実行ステップの情報を表示します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | 以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。
|
--long | -l | バッチジョブの実行ステップに関する詳細情報を表示する場合は、「true」を指定します。 省略値は「false」です。 |
--output | -o | バッチジョブの実行ステップに関する特定の情報を表示します。表示する詳細とその順序を指定するには、コンマ区切りのリストを使用します。指定できる値は以下のとおりで、大文字と小文字は区別されません。
「stepname,stepid,starttime,endtime,batchstatus,exitstatus」 です。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
execution_id | 不可 | バッチジョブの実行IDを指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin list-batch-job-steps 316 STEPNAME STEPID STARTTIME ENDTIME BATCHSTATUS EXITSTATUS |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin list-batch-job-steps 316 STEPNAME STEPID STARTTIME ENDTIME BATCHSTATUS EXITSTATUS NopStep 316 Fri Oct 02 16:01:05 JST 2015 Fri Oct 02 16:02:04 JST 2015 COMPLETED COMPLETED Command list-batch-job-steps executed successfully. |
形式
set-batch-runtime-configuration [--target target] [--datasourcelookupname datasource_lookup_name] [--executorservicelookupname executor_service_lookup_name] [--schemaname schema_name]
機能説明
バッチジョブが使用するデータソース、管理実行サービスの名前、およびデータベースのスキーマ名を設定します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | 以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。
|
--datasourcelookupname | -d | バッチジョブが使用するJNDI名前空間で一意となるJDBCリソースの名前を指定します。 |
--executorservicelookupname | -x | バッチジョブが使用するJNDI名前空間で一意となる管理実行サービスの名前を指定します。 |
--schemaname | -n | バッチジョブが使用するデータベースのスキーマ名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
バッチジョブが使用するデータベースのスキーマ名が未設定(空文字列)の場合、使用するデータベースの既定の動作に従ってスキーマ名が指定されたとみなします。
--datasourcelookupnameオプション、および --schemanameオプションに指定した値を変更する場合、該当するサーバーインスタンスまたはIJServerクラスタを再起動してください。
バッチジョブが動作した後でこれらのパラメータを変更すると、バッチジョブが新規実行・再実行できない場合があります。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin set-batch-runtime-configuration --datasourcelookupname jdbc/__default |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin set-batch-runtime-configuration --datasourcelookupname jdbc/__default |
形式
list-batch-runtime-configuration [--target target] [--output output]
機能説明
バッチジョブが使用するデータソース、データベースのスキーマ名、および管理実行サービス名を表示します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | 以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。
|
--output | -o | 出力フォーマットを指定します。表示する詳細とその順序を指定するには、コンマ区切りのリストを使用します。指定できる値は以下のとおりで、大文字と小文字は区別されません。
|
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin list-batch-runtime-configuration |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin list-batch-runtime-configuration |