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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

10.1.22 セッションリカバリ

注意

セッションリカバリ機能を使用するためのサブコマンドです。セッションリカバリ機能以外では利用できません。

10.1.22.1 create-http-listenerサブコマンド

形式

create-http-listener --listeneraddress address --listenerport listener_port --defaultvs virtual_server --target target listener_id

機能説明

制御用HTTPリスナーを作成します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--listeneraddress

なし

サーバーで有効なIPアドレスまたは「0.0.0.0」を指定します。
サーバーで有効なすべてのIPアドレスを使用する場合は、「0.0.0.0」を指定してください。

--listenerport

なし

「${SESSIONRECOVERY_PORT}」を指定します。

--defaultvs

なし

「__sessionrecovery」を指定します。

--target

なし

制御用HTTPリスナーを作成するIJServerクラスタ名を指定します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

listener_id

不可

「__sr-listener」を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

> asadmin create-http-listener --listeneraddress 0.0.0.0 --listenerport ${SESSIONRECOVERY_PORT} --defaultvs __sessionrecovery --target IJServer001 __sr-listener
Command create-http-listener executed successfully.

> asadmin create-http-listener --listeneraddress 0.0.0.0 --listenerport \$\{SESSIONRECOVERY_PORT\} --defaultvs __sessionrecovery --target IJServer001 __sr-listener
Command create-http-listener executed successfully.

10.1.22.2 create-virtual-serverサブコマンド

形式

create-virtual-server --target target --hosts host virtual_server_id

機能説明

制御用仮想サーバーを作成します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--target

なし

制御用仮想サーバーを作成するIJServerクラスタ名を指定します。

--hosts

なし

Session Registry ClientのIPアドレスを指定します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

virtual_server_id

不可

「__sessionrecovery」を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

> asadmin create-virtual-server --target IJServer001 --hosts 192.0.2.2 __sessionrecovery
Command create-virtual-server executed successfully.