形式
freeze-transaction-service [--target target]
機能説明
現在実行中のトランザクションを凍結します。すでに凍結済みのトランザクションは、凍結しません。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | サーバーインスタンスのインスタンス名を指定します。省略値は「server」です。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin freeze-transaction-service --target IJServer001-1 |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin freeze-transaction-service --target IJServer001-1 |
形式
unfreeze-transaction-service [--target target]
機能説明
凍結したトランザクションを凍結解除します。凍結していないトランザクションは、凍結解除しません。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | サーバーインスタンスのインスタンス名を指定します。省略値は「server」です。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin unfreeze-transaction-service --target IJServer001-1 |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin unfreeze-transaction-service --target IJServer001-1 |
形式
recover-transactions [--transactionlogdir transaction_log_dir] [--target target_server_name] server_name
機能説明
インダウトトランザクションのトランザクションの回復処理を行います。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--transactionlogdir | なし | トランザクションの回復処理に使用するトランザクションログの格納ディレクトリを指定します。 |
--target | なし | オペランドserver_nameに指定するサーバーインスタンスがダウン中で、リカバリ用に代替のサーバーインスタンスからリカバリを実施したい場合に、代替サーバーインスタンス名を指定します。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
server_name | 不可 | 回復が必要なトランザクションが存在するサーバーインスタンスのインスタンス名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin recover-transactions IJServer001-1 |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin recover-transactions IJServer001-1 |
形式
rollback-transaction [--target target] --transaction_id transaction_id
機能説明
実行中のトランザクションに対してロールバックにマークします。ロールバックにマークされたトランザクションは、トランザクション終了時に必ずロールバックされます。
対象のトランザクションを凍結してから本コマンドを実施すると、コマンド実行中に不当にトランザクションが終了することを防ぐことができます。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | サーバーインスタンスのインスタンス名を指定します。省略値は「server」です。 |
--transaction_id | なし | ロールバックにマークするトランザクションIDを指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin rollback-transaction --target IJServer001-1 --transaction_id 0000000000000001 |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin rollback-transaction --target IJServer001-1 --transaction_id 0000000000000001 |