形式
create-threadpool [--target target] [--maxthreadpoolsize max_thread_pool_size] [--minthreadpoolsize min_thread_pool_size] [--idletimeout idle_thread_timeout_in_seconds] threadpool_id
機能説明
スレッドプールを作成します。
スレッドプールは、IIOPリクエストとリソースアダプタの処理実行に使用できます。複数のEJBアプリケーションとリソースアダプタは、スレッドプールを共有できます。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | 以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。
|
--maxthreadpoolsize | なし | スレッドプールサイズの最大値を指定します。(注) |
--minthreadpoolsize | なし | スレッドプールサイズの最小値を指定します。 |
--idletimeout | なし | プール内のスレッドがアイドル状態のままでいられる最長時間(単位:秒)を指定します。 |
注) 想定されるスレッド多重度の合計数以上の値を指定してください。
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
threadpool_id | 不可 | スレッドプールのIDを指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
本サブコマンドで作成したスレッドプールは、サーバーインスタンスの起動時に有効になります。
IJServerクラスタで新規作成可能なスレッドプールは62個までです。
63番目以降に作成したスレッドプールは利用できないため、デフォルトスレッドプール"thread-pool-1"が利用されます。
本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。
「target」(または「オペランド」)に指定したサーバーインスタンスまたは指定したIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンス
このため、サーバーインスタンスまたはIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin create-threadpool --target IJServer001 --maxthreadpoolsize 100 --minthreadpoolsize 20 --idletimeout 600 priority-A |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin create-threadpool --target IJServer001 --maxthreadpoolsize 100 --minthreadpoolsize 20 --idletimeout 600 priority-A |
形式
delete-threadpool [--target target] threadpool_id
機能説明
スレッドプールを削除します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--target | なし | 以下のいずれかを指定します。省略値は「server」です。
|
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
threadpool_id | 不可 | スレッドプールのIDを指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
--targetオプションで指定したIJServerクラスタが現在使用しているスレッドプールは、削除できません。
本サブコマンドで削除したスレッドプールは、サーバーインスタンスの起動時に有効になります。
本サブコマンドを実行すると、以下の同期化対象に対して、定義項目の更新(同期化)処理が行われます。
「target」(または「オペランド」)に指定したサーバーインスタンスまたは指定したIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンス
このため、サーバーインスタンスまたはIJServerクラスタに属するすべてのサーバーインスタンスに対する実行結果が出力されます。実行結果の詳細は「asadminコマンドの注意事項」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin delete-threadpool --target IJServer001 priority-A |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin delete-threadpool --target IJServer001 priority-A |
形式
list-threadpools target
機能説明
スレッドプールの一覧を表示します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。
また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
target | 不可 | 以下のいずれかを指定します。
|
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin list-threadpools IJServer001 |
/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin list-threadpools IJServer001 |