アプリケーションからJavaロギングAPIを使用してログ出力を行うことができます。
アプリケーションからJavaロギングAPIを使用してログ出力する際のログ定義の確認・変更は、必ず以下のサブコマンドを使用してください。
注意
Interstage Java EE 7 DASサービス/IJServerクラスタに以下のシステムプロパティを設定しないでください。
java.util.logging.manager
java.util.logging.config.class
java.util.logging.config.file
アプリケーションでは以下のJavaロギングAPIを使用しないでください。
java.util.logging.LogManager#readConfiguration()
java.util.logging.LogManager#readConfiguration(InputStream ins)
java.util.logging.LogManager#reset()
アプリケーションが使用するロガーを定義した場合、デフォルトではアプリケーションからのログ出力時にサーバーログにも同時に出力が行われます。サーバーログへ出力しない場合は、set-log-attributesサブコマンドで以下の属性を設定してください。
<logger>.useParentHandlers=false
<logger>にはアプリケーションで定義したロガー名を入れてください。
アプリケーションで独自のログハンドラまたはログフォーマッタを使用する場合
以下の手順を行ってください。
以下のシステム拡張ディレクトリに、独自のログハンドラまたはログフォーマッタのクラスを含むJARファイルを追加します。システム拡張ディレクトリについては、「2.22.4 Interstage Java EE 7で使用するクラスの設定について」の「システム拡張ディレクトリ」を参照してください。
[Java EE 7共通ディレクトリ]\domains\domain1\lib\ext |
[Java EE 7共通ディレクトリ]/domains/domain1/lib/ext |
domain.xmlの更新日時を現在時刻に更新します。手順の詳細は、「2.1.4 リポジトリの同期化処理」の注意を参照してください。
IJServerクラスタを再起動します。
独自のログハンドラまたはログフォーマッタを削除する場合
以下の手順を行ってください。
独自のログハンドラまたはログフォーマッタを使用するアプリケーションがIJServerクラスタに配備されている場合、そのIJServerクラスタを停止します。
Interstage Java EE 7 DASサービスを停止します。
以下のシステム拡張ディレクトリから、独自のログハンドラまたはログフォーマッタのクラスを含むJARファイルを削除します。
[Java EE 7共通ディレクトリ]\domains\domain1\lib\ext |
[Java EE 7共通ディレクトリ]/domains/domain1/lib/ext |
domain.xmlの更新日時を現在時刻に更新します。手順の詳細は、「2.1.4 リポジトリの同期化処理」の注意を参照してください。
IJServerクラスタを再起動します。