ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator V3.4.0 検疫ネットワークへの自動隔離機能 使用手引書
FUJITSU Software

3.2.7 L-ServerのIPアドレスの変更手順

手順

以下のコマンドを実行して、L-ServerのIPアドレスを変更します。

仮想L-Serverの場合

  1. 変更後のL-ServerのIPアドレスおよびネットワーク情報に合わせて、L-ServerにインストールされているOSのネットワーク設定を変更してください。
  2. 以下のコマンドを実行して、Refreshipの値を確認してください。

    trueが表示された場合は、仮想PCのIPアドレスに対して、仮想PCに関連付けられた仮想L-ServerのIPアドレスも追随させる設定になっているため、手順3.のL-ServerのIPアドレスを変更する必要はありません。

    > rcxadm lserver show -name 仮想L-Server名
  3. 以下のコマンドを実行して、L-ServerのIPアドレスを変更します。
    > rcxadm lserver modify -name 仮想L-Server名 -file ネットワーク変更用XMLファイル [-nowait] 

物理L-Serverの場合

  1. 変更後のL-ServerのIPアドレスおよびネットワーク情報に合わせて、L-ServerにインストールされているOSのネットワーク設定を変更してください。

  2. 以下のコマンドを実行して、L-ServerのIPアドレスを変更します。

    > rcxadm lserver modify -name 物理L-Server名 -type physical -file ネットワーク変更用XMLファイル [-nowait] 

結果の確認

以下のコマンドを実行して、L-ServerのIPアドレスの変更を確認します。

仮想L-Serverかつ手順2.で確認したRefreshipの値がtrueの場合、OSのネットワーク設定の変更がL-ServerのIPアドレスに反映されるまでにしばらく時間がかかることがあります。

> rcxadm lserver show -name L-Server -format xml 

参照

注意

【Trend Micro VB Corp.】

L-ServerのIPアドレスを変更した場合、ウイルスバスター Corp. 11.0またはウイルスバスター Corp. XGの設定変更が必要になる場合があります。

詳細はウイルスバスター Corp. 11.0またはウイルスバスター Corp. XGのマニュアルを参照してください。

【Trend Micro PM】

L-ServerのIPアドレスを変更した場合、Trend Micro Policy Managerの設定変更が必要になる場合があります。

詳細は、Trend Micro Policy Managerのマニュアルを参照してください。

【Symantec】

L-ServerのIPアドレスを変更した場合、Symantec Endpoint protectionの設定変更が必要になる場合があります。

詳細は、Symantec Endpoint protectionのマニュアルを参照してください。

【McAfee】

L-ServerのIPアドレスを変更した場合、McAfee ePolicy Orchestratorの設定変更が必要になる場合があります。

詳細は、McAfee ePolicy Orchestratorのマニュアルを参照してください。