サンプル業務アプリケーションを実行する際の注意事項を以下に示します。
■利用できるWebブラウザ
サンプル業務アプリケーションで使用できるWebブラウザは以下のとおりです。
Webブラウザの種類 | バージョン・レベル |
---|---|
Internet Explorer | 9.0/10.0/11.0 |
■環境構築における前提条件
Interstage Business Application Serverのインストールおよび環境作成が完了していることを前提とします。インストールおよび環境作成については、“Interstage Business Application Server インストールガイド”、“Interstage Business Application Server 開発環境パッケージインストールガイド”および“Interstage Business Application Server セットアップガイド”を参照してください。
データベース製品のインストールおよび起動が完了していることを前提とします。同梱のSymfoware/RDBでは、サンプルプログラムを実行できません。また、本書では、SQL定義ファイルを使用したデータベースの作成方法については説明していません。各データベース製品のマニュアルを参照してください。
サーバやWindows開発環境に対し、サーバアプリケーションを開発するための準備ができていることを前提とします。
非同期アプリケーション連携実行基盤のサンプル業務アプリケーションを実行する場合、フロー定義DBおよびメッセージトラッキングDBを事前に作成する必要があります。
サンプル業務アプリケーションの環境構築を説明するにあたり、データベースの設定は、apfwcrtdbenvコマンドにおいて省略値を使用した場合の設定になります。
Javaのアプリケーションの配備では、javacを実行するため、JREの環境では配備に失敗します。JDKをインストールしてください。使用するJDKのバージョンは8.0とします。
サンプルプログラムの環境作成は、SolarisまたはLinuxの場合、管理者権限を所有するユーザまたはInterstage運用者で、Windowsの場合、管理者権限を所有するユーザで行ってください。ただし、業務用データベースの作成は管理者権限を所有するユーザで行ってください。
WindowsのサーバアプリケーションをCOBOLで作成し、業務用データベースにSymfowareを利用する場合、開発環境にSymfowareクライアント機能がインストールされている必要があります。WindowsのサーバアプリケーションをCOBOLで作成し、業務用データベースにOracleを利用する場合、開発環境にOracleクライアントがインストールされている必要があります。
SolarisでデータベースにOracleを使用する場合、サーバに64bit用Oracleクライアントをインストールする必要があります。
サーバアプリケーション作成時に指定するOracleホームは、64ビット用Oracleクライアントのホームを指定してください。
■サンプルプログラム実行時の制限
COBOLのアプリケーションを使用する場合、発送確認/キャンセルを行う画面では、発送待ち注文一覧に100件まで注文IDを表示します。たとえば、101件の注文を行っていても101件目の注文IDは、表示されません。