本章では、アプリケーション連携実行基盤の開発から実行までの理解を高めるためのサンプル業務アプリケーションについて説明します。
なお、サンプル業務アプリケーションは、業務内容は同一ですが、サーバアプリケーションの開発言語に応じて以下の3種類を提供しています。COBOLおよびJavaには、同期アプリケーション連携実行基盤および非同期アプリケーション連携実行基盤のサンプルプログラムが含まれています。C言語には、同期アプリケーション連携実行基盤のサンプルプログラムが含まれています。
注意
サンプルプログラムはアプリケーション連携実行基盤の開発から実行までの理解を高めるために参考とするプログラムです。このため、サンプルアプリケーションを利用して、業務アプリケーションを開発する場合は、実際の業務を勘案し、サンプルアプリケーションのプログラムロジックや、サンプルアプリケーションが出力するメッセージを適切に修正する必要があります。
Interstage Business Application Server Standard Edition を利用している場合は、同期アプリケーション連携実行基盤で動作するサンプルプログラムのみを利用することが可能です。非同期アプリケーション連携実行基盤で動作するサンプルプログラムはご利用になれません。
■Interstageのインストールディレクトリ
以降のマニュアル記述では、Interstageのインストールディレクトリをデフォルトのディレクトリ“C:\Interstage”で説明しています。