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Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

19.4.3 コンパイル・リンク

汎用ログを出力するサーバアプリケーションを、コンパイル、およびリンクします。

19.4.3.1 C言語サーバアプリケーション

プロセス版とスレッド版では、コンパイルオプションが異なります。

注意

プロセス版を使用できるのは、SolarisおよびLinuxだけです。

汎用ログを出力するサーバアプリケーションをリンクする際には、以下のライブラリを使用します。

また、作成するサーバアプリケーションに応じて、使用するライブラリを追加してください。

コンパイル、およびリンクの例を、以下に示します。例では、以下のファイル、およびパスを使用しています。

《プロセス版》

% cc -c -I/opt/FJSVapclg/include -xcode=pic32 -m64 -o server_ulog.o server_ulog.c
% cc -G -xcode=pic32 -m64 -L/opt/FJSVapclg/lib -lapclgslog -o libserverulog_c.so server_ulog.o

《スレッド版》

% cc -c -xcode=pic32 -m64 -I/opt/FJSVapclg/include -D_REENTRANT -o server_ulog.o server_ulog.c
% cc -G -xcode=pic32 -m64 -lpthread -L/opt/FJSVapclg/lib -lapclgmlog -o libserverulog_c.so server_ulog.o


《プロセス版》

% gcc -c -I/opt/FJSVapclg/include -fPIC -o server_ulog.o server_ulog.c
% gcc -shared -lnsl -fPIC -L/opt/FJSVapclg/lib -lapclgslog -o libserverulog_c.so server_ulog.o

《スレッド版》

% gcc -c -I/opt/FJSVapclg/include -fPIC -D_REENTRANT -o server_ulog.o server_ulog.c
% gcc -shared -lpthread -lnsl -fPIC -L/opt/FJSVapclg/lib -lapclgmlog -o libserverulog_c.so server_ulog.o


コンパイル、およびリンクには、“Interstage Business Application Server システム設計ガイド”に記載のVisual Studioを使用してください。
使用方法については、製品のマニュアルを参照してください。

19.4.3.2 COBOLサーバアプリケーション

プロセス版とスレッド版では、コンパイルオプションが異なります。

ここでは、COBOL実行基盤インタフェースを含めないサーバアプリケーションのコンパイル、およびリンク方法について説明します。COBOL実行基盤インタフェースを含むサーバアプリケーションのコンパイル、およびリンクについては“14.4.6 COBOL実行基盤インタフェースを含むコンパイル・リンク”を参照してください。

注意

プロセス版を使用できるのは、SolarisおよびLinuxだけです。

汎用ログを出力するサーバアプリケーションをリンクする際には、以下のライブラリを使用します。

また、作成するサーバアプリケーションに応じて、使用するライブラリを追加してください。

コンパイル、およびリンクの例を、以下に示します。例では、以下のファイル、およびパスを使用しています。

《プロセス版》

% cobol -c -o server_ulog.o server_ulog.cob
% cobol -G -o libserverulog_cob.so -L/opt/FJSVapclg/lib -lapclgslog server_ulog.o

《スレッド版》

% cobol -Tm -c -o server_ulog.o server_ulog.cob
% cobol -Tm -G -o libserverulog_cob.so -L/opt/FJSVapclg/lib -lapclgmlog server_ulog.o

COBOLプロジェクトマネージャのビルドの機能を使用して、コンパイル、リンク、およびデバッグを行ってください。

19.4.3.3 Javaサーバアプリケーション

Interstage StudioでJavaのビルドパスを設定します。設定方法については、“15.4.1.1 実行基盤連携用ライブラリ”を参照してください。