汎用ログを出力するサーバアプリケーションを、コンパイル、およびリンクします。
プロセス版とスレッド版では、コンパイルオプションが異なります。
注意
プロセス版を使用できるのは、SolarisおよびLinuxだけです。
汎用ログを出力するサーバアプリケーションをリンクする際には、以下のライブラリを使用します。
プロセス版:libapclgslog.so
スレッド版:libapclgmlog.so
スレッド版:libapclgmlog.lib
また、作成するサーバアプリケーションに応じて、使用するライブラリを追加してください。
コンパイル、およびリンクの例を、以下に示します。例では、以下のファイル、およびパスを使用しています。
サーバアプリケーション:server_ulog.c
作成するオブジェクト名:libserverulog_c.so
インクルードファイルパス:/opt/FJSVapclg/include
ライブラリパス:/opt/FJSVapclg/lib
サーバアプリケーション:server_ulog.c
作成するオブジェクト名:libserverulog_c.dll
インクルードファイルパス:[Interstageのインストールディレクトリ]\BAS\include
ライブラリパス:[Interstageのインストールディレクトリ]\BAS\lib
《プロセス版》
% cc -c -I/opt/FJSVapclg/include -xcode=pic32 -m64 -o server_ulog.o server_ulog.c % cc -G -xcode=pic32 -m64 -L/opt/FJSVapclg/lib -lapclgslog -o libserverulog_c.so server_ulog.o |
《スレッド版》
% cc -c -xcode=pic32 -m64 -I/opt/FJSVapclg/include -D_REENTRANT -o server_ulog.o server_ulog.c % cc -G -xcode=pic32 -m64 -lpthread -L/opt/FJSVapclg/lib -lapclgmlog -o libserverulog_c.so server_ulog.o |
《プロセス版》
% gcc -c -I/opt/FJSVapclg/include -fPIC -o server_ulog.o server_ulog.c % gcc -shared -lnsl -fPIC -L/opt/FJSVapclg/lib -lapclgslog -o libserverulog_c.so server_ulog.o |
《スレッド版》
% gcc -c -I/opt/FJSVapclg/include -fPIC -D_REENTRANT -o server_ulog.o server_ulog.c % gcc -shared -lpthread -lnsl -fPIC -L/opt/FJSVapclg/lib -lapclgmlog -o libserverulog_c.so server_ulog.o |
コンパイル、およびリンクには、“Interstage Business Application Server システム設計ガイド”に記載のVisual Studioを使用してください。
使用方法については、製品のマニュアルを参照してください。
プロセス版とスレッド版では、コンパイルオプションが異なります。
ここでは、COBOL実行基盤インタフェースを含めないサーバアプリケーションのコンパイル、およびリンク方法について説明します。COBOL実行基盤インタフェースを含むサーバアプリケーションのコンパイル、およびリンクについては“14.4.6 COBOL実行基盤インタフェースを含むコンパイル・リンク”を参照してください。
注意
プロセス版を使用できるのは、SolarisおよびLinuxだけです。
汎用ログを出力するサーバアプリケーションをリンクする際には、以下のライブラリを使用します。
プロセス版:libapclgslog.so
スレッド版:libapclgmlog.so
スレッド版:libapclgmlog.lib
また、作成するサーバアプリケーションに応じて、使用するライブラリを追加してください。
コンパイル、およびリンクの例を、以下に示します。例では、以下のファイル、およびパスを使用しています。
サーバアプリケーション:server_ulog.cob
作成するオブジェクト名:libserverulog_cob.so
ライブラリパス:/opt/FJSVapclg/lib
サーバアプリケーション:server_ulog.cob
作成するオブジェクト名:serverulog_cob.dll
ライブラリパス:[Interstageのインストールディレクトリ]\BAS\lib
《プロセス版》
% cobol -c -o server_ulog.o server_ulog.cob % cobol -G -o libserverulog_cob.so -L/opt/FJSVapclg/lib -lapclgslog server_ulog.o |
《スレッド版》
% cobol -Tm -c -o server_ulog.o server_ulog.cob % cobol -Tm -G -o libserverulog_cob.so -L/opt/FJSVapclg/lib -lapclgmlog server_ulog.o |
COBOLプロジェクトマネージャのビルドの機能を使用して、コンパイル、リンク、およびデバッグを行ってください。
Interstage StudioでJavaのビルドパスを設定します。設定方法については、“15.4.1.1 実行基盤連携用ライブラリ”を参照してください。