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Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

11.2 Webサービスアプリケーションの作成(Java EE 6、 Java EE 7)

Webサービスアプリケーションを作成するためには、Webサービスとして呼び出すCOBOLサーバアプリケーションのCOBOL実行基盤インタフェースをあらかじめ作成しておく必要があります。Webサービスアプリケーションの作成手順を以下に示します。

参照

“COBOL実行基盤インタフェースの作成”以降のサーバアプリケーションの開発手順については、“第14章 サーバアプリケーションの開発(COBOL)”の“14.2 開発の流れ”を参照してください。

■COBOLプロジェクトの作成

COBOLのサーバアプリケーションの開発を行うために、Interstage StudioでCOBOLプロジェクトを作成します。
第14章 サーバアプリケーションの開発(COBOL)”の“14.4.1 プロジェクトの作成”で作成したCOBOLプロジェクトが存在する場合、再度作成する必要はありません。

ポイント

COBOLサーバアプリケーション、およびWebサービスアプリケーションの開発作業は、Interstage Studio上で行います。COBOLサーバアプリケーションをNetCOBOLのCOBOLプロジェクトマネージャを使用して作成している場合は、開発資産をInterstage Studio上に移行してください。開発資材の移行の方法については“14.11 COBOLプロジェクトマネージャからの移行”を参照してください。

■サーバアプリケーションのインタフェースの作成

Interstage Studio上で、サーバアプリケーションのインタフェースをCOBOL登録集に記述します。
第14章 サーバアプリケーションの開発(COBOL)”の“14.4.2 COBOL登録集の作成・修正”で作成、または“14.11 COBOLプロジェクトマネージャからの移行”でCOBOLプロジェクトにコピーしたCOBOL登録集が存在する場合、再度作成する必要はありません。

■COBOL実行基盤インタフェースの作成

ユーザがCOBOLで作成した業務ロジックを、アプリケーション連携実行基盤で動作させるために必要な、COBOL実行基盤インタフェースを作成します。
第14章 サーバアプリケーションの開発(COBOL)”の“14.4.5 COBOL実行基盤インタフェースの生成”で作成したCOBOL実行基盤インタフェースが存在する場合、再度作成する必要はありません。

動的Webプロジェクトの作成

COBOL開発支援ツールを使用してWebアプリケーションの資材を出力、およびビルドするための動的Webプロジェクトを作成します。

■Webサービスインタフェースの作成

アプリケーション連携実行基盤上のCOBOLサーバアプリケーションをWebサービスとして呼び出すために必要なWebサービスインタフェースを作成します。

■コンパイル

作成したWebサービスインタフェースをコンパイルして、WebサービスアプリケーションのEARファイルを作成します。

■環境作成

Webサービスアプリケーションを配備可能にするための実行環境を作成します。

■配備

Webサービスアプリケーションを実行環境に配備します。