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Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

14.2 開発の流れ

サーバアプリケーションの開発の流れを以下に示します。

準備

サーバアプリケーションを新規に作成するために必要な準備を行います。

プロジェクトの作成

COBOLのサーバアプリケーションの開発を行うために、Interstage StudioでCOBOLプロジェクトを作成します。

ポイント

NetCOBOLのCOBOLプロジェクトマネージャを使用して作成した開発資産をInterstage Studio上に移行する方法については“14.11 COBOLプロジェクトマネージャからの移行”を参照してください

COBOL登録集の作成・修正

Interstage Studio上で、サーバアプリケーションのインタフェースをCOBOL登録集に記述します。

COBOLサーバアプリケーションの作成・修正

Interstage Studio上で、COBOLサーバアプリケーションを作成または修正します。

コンパイル・リンク・デバッグ

サーバアプリケーションのコンパイル・リンク・デバッグの対応状況は以下のとおりです。

リモートビルド

開発環境でのビルド

cobolコマンドを使用したビルド

Linux64

×

Solaris64

×

Windows64

COBOL実行基盤インタフェースの生成

COBOL開発支援ツールのCOBOL実行基盤インタフェース生成機能を使用して、COBOL実行基盤インタフェースソースファイル、アプリケーションインタフェース定義ファイル、およびアプリケーション呼出し定義ファイルを生成します。

COBOL実行基盤インタフェースを含むコンパイル・リンク

生成したCOBOL実行基盤インタフェースソースファイルを含む、アプリケーション連携実行基盤から呼び出されるCOBOLサーバアプリケーションをビルドします。

環境作成/変更

サーバアプリケーションを配備可能にするための実行環境を作成します。
実行環境の作成は、環境構築コマンド、またはシステム構築シートを使用して行います。

配備/再配備

COBOL実行基盤インタフェースを含めてコンパイル・リンクしたサーバアプリケーション、およびCOBOL実行基盤インタフェース生成機能によって生成された定義ファイルを実行環境に配備します。サーバアプリケーションの配備は、COBOL開発支援ツールの配備機能を使用して、Interstage Studio上から行います。

注意

Windowsの場合、サーバ上でapfwdeployコマンドを使用して配備を行います。

テスト

配備したサーバアプリケーションをテストします。

ポイント

NetCOBOLのCOBOLプロジェクトマネージャ、およびCOBOL実行基盤インタフェース生成ツール(apfwcblコマンド)を使用したCOBOLサーバアプリケーションの開発方法については、“付録H コマンドを使用したCOBOLサーバアプリケーションの開発手順”を参照してください。