Webサービスアプリケーションは、Webサービスクライアントから受け取ったデータをアプリケーション連携実行基盤で使用できるデータに変換します。また、アプリケーション連携実行基盤から返されたデータをWebサービスクライアントで扱う形式に変換して返します。以下に同期アプリケーション連携実行基盤におけるWebサービスアプリケーションの位置づけを示します。
Webサービスアプリケーションは、Webサービスインタフェース生成ツールで生成されるWebサービスインタフェースを使用して作成します。
以下にWebサービスインタフェース生成ツールの機能概要を示します。
COBOL登録集
サーバアプリケーションで使用するパラメタ(COBOLプログラムのPROCEDURE DIVISIONのUSING句に指定したデータ項目)を記述したファイルです。
Webサービスアプリケーションソース
サーバアプリケーションをWebサービスとして呼び出す処理です。
bean
COBOL登録集に定義されているサーバアプリケーションのオペレーションに対応した、Javaのクラスです。
ユーザ定義型クラス
COBOL登録集に定義されている構造体に対応した、ユーザ定義型のJavaクラスです。
データ変換クラス
bean、配列、ユーザ定義型クラス、およびバイナリのデータを同期アプリケーション連携実行基盤のデータ型へ変換するための、Javaクラスです。